前田安正のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
文章の書き方に関する本は数多くありますが、昨今話題の生成AIと絡めたものは少ないので、読んでみました。
出てくるのは経験や共感というワードで、言っていることはこれまでの文章術本と大して変わらないので、文章ハウツー本としての価値はあまりないかなあと思います。
ただ、生成AIに対抗できるのはやはり、人間の感情とか共感である。
そのことを改めて感じさせる内容ではありました。
新しい技術が出てきても、文章の書き方は変わらない。
それは、感情の籠もった文章にそれだけ価値があるということだと思います。
この本では、文章は情報であって、読み手の意識や行動を変化させるツールという考え方が根底にあります。
だから、ワードの寄せ集めなAI文書は人による文章とは違う。
ですが、今はAIが小説を書くような時代です。
だからたとえそれが感情を結集したような文章に見せかけているだけの文書なのだとしても、AIによって作られたものが、人の感情を動かすことは大いにあるのではないかと思いました。 -
Posted by ブクログ
売れ続けてる「マジ文章書けないんだけど」とほぼ同時期に出た本だけどこっちは重版かかってないのかな?「マジ…」よりも(まだ読み終わってないんだけど)レイアウト行間もスッキリしていて、こっちの方が読みやすい気がする。内容は基本は似てるが、こちらの方がとりあえず3行は文章が書けるってことが出発点なので、少し上級者向けかな?見せ方は直す前→直した後の対比がはっきりとわかるので非常に効果的。あ、後こちらはエッセイとかコラムを書こうと思ってる人向けかも。日記っぽいサンプルが多くて、これを参考にエントリーシートとか会社の文書を書くにはそのままでは参考にならないかもと感じた。こういう読書感想を書くときでもついついダラダラと雑な文章になってしまうから、ふーーんで読み捨てずに、例に倣ってきちんと書いてみるのもいいかもしれません、次回からそうしよう。
-
Posted by ブクログ
いくつか読んだ校閲関連の本のうちの一冊、のつもりでしたが、校閲本というよりは日本語の本でした。校閲の仕事をするうえで間違えやすい言葉、気をつけなければならない言葉というのは山ほどありますが、10年以上仕事をしてきて自分では結構知っているつもりでした。さすがに序盤はうんうんそうだよねと頷きながら読めたのですが、後半に進むにつれ知らない言葉や意味を間違えて覚えていた言葉などがどんどん出てきて、自分もまだまだだなと猛省。
しかし、こうしてみると四字熟語って中国の歴史から生まれたものがとても多いですね。こちらの本とは関係ありませんが、四字熟語と中国史に関する書籍も出ているみたいなので、読んでみたくなりました。
章の終わりにエッセイの添削も載っていて楽しかったです。いつもは校閲する側ですが、素敵な文章に刺激されて自分でも書いてみたくなりました。