瓜生中のレビュー一覧

  • 知っておきたい日本の神話

    匿名

    購入済み

    簡潔で要を得てわかりやすい。イザナキ、イザナミ、アマテラス、スサノオ、オオクニヌシ……と神様の名前は知っていたし、天の岩戸などの有名な話も知ってはいたけど、その神様の関係とかなぜそういうことが起こったのかとかは知らなかったので勉強になりました。日本神話というと右翼っぽいの本やスピリチュアルな本が多いですがこの本はその辺りといい感じに距離感もあって、淡々と語っている印象で求めていた本でした。

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    2024年08月17日
  • NHK出版 なるほど!の本 必ず役立つ仏教ドリル 葬式、仏事、年中行事、参拝のことがよくわかる

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    仏教徒なのに(名ばかりだが)、知らないことだらけ。葬儀の時のしきたりなども書かれていて、もう少し早く読んでいれば良かった。(もう手遅れなこともあったが)

    以前、確か京都の因幡堂平等寺(真言宗)にお参りに行き、お線香を立てていたところ、お遍路さんの格好をした、一見その道を極めたような方に、線香は寝かせるのじゃと渇を入れられたことがあったが、この本によると真言宗は立てるのでよいと。

    今度はよくお話を聞くことにしよう。

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    2024年06月12日
  • 日本神話がわかる 神々のくらし

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    ネタバレ

    神話や伝説を解いてわかりやすく伝えてくれる本。

    刺身のツマは神が降りてくる時の目印となるよう高く積む、や『君の名は』で記憶に新しい口噛み酒は本当に行われていたもので酒造りは女性の仕事とされていた、煮えたぎったお湯の中に手を入れて真実を語るものは熱くないという古来からの占い、など今の私たちの生活に繋がる話もあり面白かった。

    学び1.
    古事記は人物や国の逸話を中心とした紀伝体、日本書紀は出来事を年代順に書いた編年体

    学び2.
    インドから渡った仏教が日本に馴染んだのは、仏である菩薩が表した仮の姿が日本の神々であると日本に古来から根付いていた神と融合した神仏習合、仏主神従説が広まったから。した

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    2024年05月12日
  • よくわかる山岳信仰

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    950

    山岳信仰の本面白かった。山と日本文化って切っても切り離せない関係だし、日本神話の話とかも沢山あった。

    瓜生中
    1954年東京生まれ。早稲田大学大学院修了。東洋哲学専攻。仏教・インド関係の研究、執筆を行い現在に至る。著書は、『知っておきたい日本の神話』『知っておきたい仏像の見方』『知っておきたい般若心経』『よくわかるお経読本』『よくわかる浄土真宗 重要経典付き』『よくわかる祝詞読本』ほか多数。


    また日本は周囲を海に囲まれた海国、島国でもある。海辺に暮らす民も海浜の山と深いかかわりを持って来た。日本民族は太古の昔から、山とともに生き、そこにある種の信仰や生活の指針を 見出してきたの

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    2024年01月22日
  • よくわかる真言宗 重要経典付き

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    「真言宗?それは何?」という問いへの回答例というような一冊で、少し興味深く読んだ。
    唐に渡って学んだ空海がもたらしたという真言宗である。
    真言宗のような「密教」というモノは空海が唐に渡る以前から少しずつ日本国内に入っていた様子が伺える。それ故に空海は一定以上それを学んだ上で、密教に関する学びを深めようと強い目的意識の下に唐へ渡ったことになる。
    結果、空海が真言宗を開くことになったということに留まらず、空海がもたらした密教の考え方や様々な要素が、或る程度広く日本の仏教に広く影響を与えるようなことになって現在に至っているという一面も在る。
    そうしたことに空海の伝記的な事柄も交え、真言宗で取上げられ

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    2021年02月18日
  • 知っておきたい仏像の見方

    購入済み

    入門書として最適

    仏像を鑑賞するときの視点が具体的に整理されており入門書として最適である。

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    2019年02月17日
  • ブッダの言葉 生き方が変わる101のヒント

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    怨みは怨みをもってやむことなし
    愛する人と会うな 
    愛してない人とも会うな
    「愛する人と会わないのは苦しい
    又愛してない人と会うのも苦しい」
    正月早々 良書に会えた気がする
    キリスト教の愛と仏教の愛とは意味がちがので
    混同しそうに成る

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    2012年01月01日
  • 知っておきたい般若心経

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    馴染みのない単語が多々出て来るので、メモを横に置いて読んだ方が良いかもしれない。
    262文字は覚えておけないけれども、最後の呪文だけは覚えておこうかなと思いました。

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    2025年05月27日
  • よくわかる浄土真宗 重要経典付き

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    概説書の立ち位置。簡単な歴史に加えて、主要な寺や経典とその解説が付いているのはうれしかった。ただ単語の説明が少ないので、適宜調べながらになる人もいると思われる(私はそうなった)。

    説明してくれる!というより、ポケット辞書くらいの気持ちで読んだ方が適切かもしれない。

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    2023年04月08日
  • よくわかる曹洞宗 重要経典付き

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    父方の宗派。
    祖母の葬儀に参加しながら、なぜここでこれをするのか、このお経は何なのか何を言っているのか、そもそも曹洞宗とはどのような宗派で、仏教とは何なのか、などなど。もちろん、全てが分かった訳ではないが、理解しようとしておくことが大事なのかな、とは思っている。
    南無釈迦牟尼仏。

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    2022年01月03日
  • 知っておきたい日本の神話

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    GHQの陰謀によって戦後日本の教育課程からすっぽりと抜け落ちた神話。それを網羅的に平易な文章で記述しつつ、若干の解説や考察も加えている。国のルーツを教えない国は70年で滅びるという云われがあるけれど、まさにそのターニングポイントになり得る現在、日本人が日本人であり続けるために、是非とも読んでおきたい一冊。

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    2017年05月01日
  • ブッダの言葉 生き方が変わる101のヒント

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    仏教に関連する101の言葉が紹介されている。類似本もいろいろあると思うが、とにかく丁寧に言葉の由来、意味が説明されており分り易い。ちなみにブッダの言葉だけでなく、ブッダの弟子や日本の有名な僧達の言葉も紹介されている。

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    2011年06月26日
  • 知っておきたい日本の神話

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    「紀記」を主な題材にし、古代史について考察・解説を試みる書籍が多く出版されているが、この類の本は人物関係の複雑さなどから概して読みにくい。

    しかし本書はきわめて簡潔に、一般読者にとってストレスなく古代日本に思いを馳せることが出来るよう、記述が工夫されている。本書を通読することで神話と実際の史実にあったと予想されることのリンクについての考察や、古代のこぼれ話まで概観でき、非常に楽しめる本に仕上がっている。

    専門家には当然物足りない内容であろうし、記述が足りない本なのだろうが、教養として古代の日本の姿に触れてみたいと考える一般読者に対しては、自信をもってお薦めできる良書である。

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    2011年04月30日
  • 知っておきたい日本の神話

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    @yonda4
    日本人って何だろう?という疑問が湧いたとき、まずはルーツを知るべく日本神話と向き合わないといけない、と本書を読むことにした。
    事前に「まんがで読む古事記(久松文雄著)」1巻、2巻で予習をしていたので、文章を読んでいて結構すんなりわかった。
    ただし神々は多すぎるので流れをつかんだ程度。

    日本神話とは、中学、高校の日本史の授業で習った「古事記」「日本書紀」。この二つに記されたのが主なる日本神話。
    なぜ、こういった書物が記されたかというと、客観的には神話によって当時の政権の正当性を証明させたかったから。
    日本の各地にいる「豪族」と呼ばれる一族に対して、大和朝廷が中央政権と

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    2012年01月22日
  • 知っておきたい日本の神話

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    日本人必読の書。神話って全然堅苦しくないんだよな。結構いい加減だし何でもありな話ばかりでほんと面白い。これジャンプ漫画に通ずるものがあるんじゃね?w

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    2011年02月04日
  • 知っておきたい日本の神話

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    手っ取り早く古事記なんかに書かれてる神話の内容が知りたくて買いました。古代の政治事情を交えた解説はとても分かりやすい。ヤマタノオロチやヤマトタケルの伝説のくだりは特におもしろかった。今も残る地名のいわれ(「吾妻はや(=東国)」は特に驚きました)や、神社の「妻入」や「平入」は常識なのかなあ?私は初めて知ったことばかりで(恥ずかしいことですが)、始終「へえーそうなんだ、知らなかった」と思わず声に出して感心してばかりでした。薄い文庫本なのに、中身はたっぷりで入門本としてはかなり良い買い物だったなー。

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    2009年10月31日
  • 日本神話がわかる 神々のくらし

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    豆知識がえられる。説もある。
    神饌を高く盛り付けるのは、神は尖ったてころに降臨するから
    一つ釜の飯を食うという考えは神人供食 神と同じものを食べる 直会
    田植えは早乙女という女性が行うのは、田植えは日の神と水の神の結婚式。米女→嫁
    などなど

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    2024年11月10日
  • 教養としての「日本人論」

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    広い視点で書かれているところは良かった。
    近代に近づくにつれて箇条書きみたいなセンテンスが増えた印象はあるが、古代から中世にかけての文化史とか建築の移り変わりは興味深く読んだ

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    2024年09月03日
  • よくわかる祝詞読本

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    タイトル通り、祝詞のことがよくわかる本。
    日本人だと、意外と人生の節々で祝詞を聞く機会が多かったり、ゲームやアニメなどでそれっぽいものを聞いたりすることもあるかと思いますが、「あれ何を言ってるんだろ?」という言葉にもきちんと説明が入っていてわかりやすい。入門として、丁寧で痒い所に手が届く印象です。

    神社や神様の由来なんかのコラムや、付録の参拝マナーも興味深いです。

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    2022年06月16日
  • よくわかる山岳信仰

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    ネタバレ

    「他界」
     座とは神を数える助数詞
     神は山頂に降臨する 神の座する巨石 
    「魔界」
     仏教は三の倍数が無限を表す
    「神仙術」
     仙人になる術
     「木食行」丸薬づくりと五穀断ち

    祭=政  神仏習合「本地垂迹説」 仏主神従 ↔ 神主仏従:伊勢神宮 外宮
     本仏のもとに無数の化身が菩薩
     名神大社 →明神=明王の力を持った神
    法華経
     経典で女性も成仏
    平城京 
     20万人の過密都市 奈良仏教の崩壊 で山岳修行も増加
    修験道
     神仏習合 民族宗教 修験者=山伏 1872年修験道禁止令
      

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    2021年10月14日