あらすじ
美しい仏像は美術品ではなく、信仰の対象として造られた。人々の思いが込められた仏像がどのように造られたか、どういう救いをもたらすのか。仏像に現れた仏教の世界観が一問一答でわかる、コンパクトな一冊。
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Posted by ブクログ
すっごくわかりやすく、なのですっごく面白かった。大切な部分は何度も繰り返されて書かれるし、概念に関しての喩えの解説もとても親切です。瓜生さんの書籍をすべて読みたいと思いました。そのくらい収穫があった。さくっと読め、且つ網羅されていて、大満足。これをもう一回読んだら、仏像に関してはほとんど自信持てるのでは。一気に知識が増え、仏像の奥深さを知り、ますます寺巡りがしたくなりました。
Posted by ブクログ
知っておくと深く仏像を楽しめそう。
千葉って、もしかして毘盧遮那仏の蓮華座からきてる?
十八番は仏教由来。
あと…大体時が下ると信仰が不確かなものになって、具体的な物を求めるようになる、のは分かる、が、若干お手軽すぎやしません?と思う部分も…。
でもその最もお手軽なものを「こういうものだ」として仏教を捉えてる自分もいるわけで。
仏の顔も三度まで。それ以上は明王さまに頼みましょう。力ずくであなたを救いますから。
そんな他力本願で許されるなんて、お釈迦さま泣いちゃうんじゃないか?それは本来彼の求めるところのもよだったのか?
分からない。
Posted by ブクログ
修学旅行や京都、奈良に観光しに行ったけど、仏像の良さがわからない…、見方がわからない…、何の御利益があるのかわからない…などの悩みが解消!! 知識があればこれからの旅行、展覧会などなど楽しめること間違いなし!!
生協学生委員会お勧めの書籍です。
Posted by ブクログ
仏像には何故多くの種類があるのか?その違いは?見分け方は?など、仏像に興味を持ちだしたら気になる素朴な疑問から、台座や持ち物、衣や印の種類、それらから見る仏の教えなど、もっと細かな事にも丁寧に図解してある非常に分かりやすい本。もう一度、仏像をじっくり見たくなる。