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国土の七割以上を山に囲まれた日本では、古くから山を神聖視して信仰の対象とする山岳信仰が盛んだった。そして、六世紀に仏教が伝来すると、山岳信仰は仏教の思想と修行法を取り入れて発展。平安時代初期には密教とも融合し、やがて修験道と呼ばれる日本独自の宗教が生み出される――人々の生活に大きな影響を与え続けてきた「山」への信仰を辿り、日本の歴史文化の基層を知る入門書。
第一章 日本人にとっての山
第二章 山岳信仰の整備と神仏習合
第三章 山の神とその信仰
第四章 修験道の成立
第五章 代表的な霊場
Posted by ブクログ 2024年01月22日
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山岳信仰の本面白かった。山と日本文化って切っても切り離せない関係だし、日本神話の話とかも沢山あった。
瓜生中
1954年東京生まれ。早稲田大学大学院修了。東洋哲学専攻。仏教・インド関係の研究、執筆を行い現在に至る。著書は、『知っておきたい日本の神話』『知っておきたい仏像の見方』『知ってお...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年10月14日
「他界」
座とは神を数える助数詞
神は山頂に降臨する 神の座する巨石
「魔界」
仏教は三の倍数が無限を表す
「神仙術」
仙人になる術
「木食行」丸薬づくりと五穀断ち
祭=政 神仏習合「本地垂迹説」 仏主神従 ↔ 神主仏従:伊勢神宮 外宮
本仏のもとに無数の化身が菩薩
名神大社 →...続きを読む
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