安田雪のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ゾロやウソップたちがルフィのために体を投げ出すのはなぜか…。心に傷を負っていたナミやロビンが、ルフィに心をひらいたのはなぜか…。原典をほとんど読んでいないので詳細がわかりません。でも書いております。
本書は大人気を博した漫画『ワンピース』の 世界観を基にして『仲間力』というキーワードを軸にして、筆者いわく『私たちが日常の世界を生きる知恵として、ワンピースに描かれた知恵を形にすることが本書の目的です。』だそうです。ここでお断りしたいことは、僕はこの漫画を(映画版で断片的に見たものを除いて)漫画を通して読んだこともなければ、主要なキャラクターはおろか、ストーリーすらもほとんど知らない状態で書いて -
Posted by ブクログ
もう立派とは言えないけど、大人なんでね。
ルフィサイドよりシャンクスやレイリーやベルメールさん。
彼らのような応援目線でワンピースを読んでたんだな ってのをこの本を読んで発見した次第。
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私は彼らのように「格好いい大人」であるか?と考えるとせっせと穴掘って潜り込みたくなる…。
でも その侭じゃ益々格好よくなくなっちゃうんで掘るならとことん掘って、ブラジル辺りからひょっこりを狙うべきやろか?
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この本はワンピース読んでたほうが勿論解りやすいけど未読でもなんとか読めちゃうんじゃないかな。
こういうキャラがこういうシーンでこうなってこう言った みたいのがく -
Posted by ブクログ
ネットワーク分析について、語った本。
ネットワーク分析とは、ものとものとのつながりを明らかにすることで、ものの特性を明らかにする、といったものだと解釈した。
人の「つながり」は間接的にその人を表す。
こういう研究があることは興味深いし、僕は倫理的課題を除けば、電子メールからの組織分析に未来はあると思う。
ただし、筆者も自戒として述べている。
「拙速でも発言せねばならない時がある」
この本は一定の形にまとまろうとしている研究を扱っているわけではなく、まだまだ未完成なものを扱っているのだ。
だから洗練された考え方が詰まっている本ではなく、新しいアイディアを一発紹介しますよ、という本だと思う。 -
Posted by ブクログ
米国陸軍のサイトに対テロ戦略マニュアルがあるという。テロ対策も危険人物と
誰がどのようにつながっているかを探すことで、捜査が始まるという。
人とのつながりが希薄になったと言われてから、久しくなったが、つながりを分析する
ということは、社会全体を分析するようなもので、壮大な実験である。
そのつながりが、電子媒体を通じて、作られる世の中になってから、
メールというのは、ひととひとをつなぐ媒体として、大きな役割を続けている。
業績の良い会社をひもとくと、メールには、よい言葉が使われているという。
なんと、高業績は、ポジテイブな言葉から生まれているのです。
人への依頼に -
Posted by ブクログ
ネットワーク分析。面白そうだけど、その肝がいまいち本書では伝わらない。作者の個人的な事情についての記述もちょっとうんざり。しかし、巻末の参考文献は助かる。あと、かのグラノベッターがバッサリやられている箇所も面白い。
気になった記述。
・「構造的空隙理論」ない部分に注目せよ。
・「他人と自分との関係を間違って定義しないこと」「他人に自分との関係に過大な期待を抱かせないこと」
・スケールフリー:極端な勝ち組が少数、中堅どころがそこそこ、圧倒的多数は負け組。
・弱い紐帯はループを作る。ブリッジの役割が重要。
・時間の先に夢を見る。空間の先に夢を見る。