【感想・ネタバレ】ルフィの仲間力  『ONE PIECE』流、周りの人を味方に変える法のレビュー

あらすじ

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■マンガ『ワンピース』の主人公、

■ルフィに学ぶ味方づくりの教科書!

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(以下「はじめに」より抜粋)



仲間の存在は、生きるうえで欠かせないものです。

仲間がいるからこそ、どんな逆境であっても頑張ったり、

一緒に喜びを分かちあったりできます。



誰もが持っている



「かけがえのない仲間が欲しい」



という欲求が、ワンピースをモンスターマンガに

押し上げたのだと私は信じています。



本書は、ルフィのように仲間を集め、絆を深め、

その仲間たちと大きな夢をかなえる方法を

突き詰めたものです。



ゾロやウソップたちが

ルフィのために体を投げ出すのはなぜか......。



心に傷を負っていたナミやロビンが、

ルフィに心をひらいたのはなぜか......。



麦わらの一味は、何と闘っているのか......。



私たちが日常の世界を生きる知恵として、



ワンピースに描かれた知恵を形にすることが

本書の目的です。



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■「ルフィの仲間力」を身につければ......

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本書のタイトルにある「ルフィ仲間力」とは、



1、仲間を集める

2、仲間と助け合う

3、仲間との信頼を強化する

4、仲間と一緒に成長していく



のことです。



現実の世界でも、

この4つの力は私たちの支えになります。

仲間力を身につければ以下が実現します。



・苦手な上司や同僚と絆が深まる

・部下や後輩から信頼される

・チームのメンバーの心が「一つ」になる

・偶然出会った人が生涯の友になる

・年齢や立場に関係なく、本当の仲間が現れる

・あなたを支えてくれる応援団ができる

・心から笑い合える親友ができる



本書では、周りの人たちがあなたの「味方」に変わる、

ワンピース流・真の仲間の作り方を

お話していきます。

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Posted by ブクログ

ちょうど組織運営に困っていたところに出会えた一冊。
麦わら海賊団のように、フラットな関係が組織に根付いているのは、とても理想的。
上の指令を待って、言われた事をやっておけば見返りが得られるようるような縦の支配的組織は、成熟社会の時代、有志の団体には向かない。
大事なのはマインンドセット。
チームの個々人が夢を掲げており、その個々人の夢を実現に近づけることがチームの夢(代表の夢)を実現に近づけるような状態がベスト。
絶対に支配や束縛はせず、信頼関係を築くことで自発的に個々人が自分の強みをどうチームに活かそうか考えられるようになること。
チームメンバー同士は常に目の前の相手の可能性を最大限に探り、レッテルを貼付けないこと。
自分の短所を認めてさらけ出し、長所をのばす。

強いチームを作るための三つのこと。
①共通目的
②コミュニケーション
③貢献意欲

メンバー全員が活躍できる場をもっているということ。
→常に自分の存在を確認できる
→何かひとつのプロフェッショナルになる

人にものを頼むときは必ず自ら無償の愛を与えたあと。
命令ではなく、思いを託して任せる。

人は自分のためではなく、他人のための方が結果として、努力できる。

仲間一人一人が別の集団とつながっている状態。
仲間がひとつなぎになっていくのがチームの完成に近い状態。

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2013年04月14日

Posted by ブクログ

201211/
その場に順応する能力は、素晴らしい能力ですが、問題もあります。それだけでは本当の仲間は作れません。一つ目の問題点は、範囲が限定されている点。半径3メートル以内の人には優しくするけれど、その範囲外の人に対して、関心や興味があまりないように見えます。その場限りであって、継続的でない。そのため、深くて強いつながりができません。もう一つは、思考の基準を相手側に置くという点。「その場」に置くと言ってもいいかもしれません。自分の意見よりも、そのとき一緒にいる人たちが作り出す意見を大事にする傾向が強いのです。たとえ自分の意見があっても、発言を控える。その場の空気を乱すような発言をするくらいなら、発言しないほうがいいと考える。これは弱い優しさです。そのため、周囲から見ると、本心で何を考えているのかがわからない人に見えてしまう。自分の気持ちや考えを表現しない「わかりにくい人」に、本当の仲間は現れないものです。嫌われもしませんが、愛されもしません。/
なぜルフィが多くの大人たちから助けを引き出せるのか。大人たちにとってルフィは「死なせたくない存在」だからです。ルフィ自身が懸命に生きようとしているからです。/
ルフィから学べることは、三つあります。一つ目は、自ら旗を揚げること。そもそも旗を揚げないことには、仲間がみつかりません。誰かの旗に乗っかる事もできますが、ルフィのようにいきたいのであれば、自ら旗を揚げることが重要です。自分の夢や目標が明確になったら、とにかく旗を揚げる。そうすると、同じ夢や目標を持った人に出会えます。自分の心の内で夢を描いたら、まずは口に出して他者に伝えてみましょう。思わぬ人が仲間になってくれるかもしれません。/
二つ目は、わかりやすい旗を揚げること。もしくは、大きな旗を揚げることです。人は、わかりやすい夢に集まってきます。他者と共有して、一緒にかなえていく夢ですから、できるだけ大きくわかりやすいほうがいい。ルフィの夢は、とてもわかりやすい。海賊王とは大きな夢かもしれませんが、だからこそ「バカなやつ」と思われるか、「(途方もないけど)おもしろいやつ」と思われるかのどちらかです。大きな夢ほど、仲間の力が必要です。「バカなやつ」と思うような人は、仲間に入れなければいい。「おもしろいやつ」と思ってくれる人と、大きな夢を一緒に見ればいいのです。/
三つ目は、一度揚げた旗は決して下ろさないこと。ワンピースの海賊たちにとって、海賊旗は誇りそのものです。海賊旗を下ろすことほど屈辱的なことはありません。これは、夢を諦める事に他なりません。たとえ一度は負けたとしても、旗が揚げられている限り、もう一度仲間と体制を立て直して、前に進むことができます。旗は夢の継続のシンボルだからです。どんな逆境であっても、どんな困難にあったとしても、夢に向かって努力し続ける限り、そこに人は集まってきます。全力を尽くしている人には、思わず力を貸してあげたくなるものです。マストに輝く旗は、仲間を呼び続けるのです。/

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2012年11月21日

Posted by ブクログ

タイトルからして、最近のワンピースブームに乗っかってて嫌だったのですが、あるきっかけで読むことに。すらすら読める内容だったし、ワンピースを全部読んでいなくても、ファンではなくても、意外と面白い。これをきっかけにワンピースのアニメを一から見直すことにしました。20歳を超えて観返してみると(小学生の時に観ていたものなのですが)、涙が出ますね。昔は戦闘シーンが多くて飽きてしまっていたけれど、深いシーンが多いなぁと感じました。やはりベストセラーは違う。

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2012年11月06日

Posted by ブクログ

ワンピースを題材に仲間力について論じている本である。これからの時代に求められる、ワンピース流・真の仲間の作り方を紹介している。以下、本書の要点を記載しておく。

・自分の夢を持つ
・仲間の助けには全力で応える
・自分たちに欠けているものを仲間にする
・夢を共有できる人を仲間にする
・偶然会った人を大事にする
・自分の弱さを仲間に見せる
・役割によって、リーダーを変える
・自分から手を挙げる

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2012年06月14日

Posted by ブクログ

仲間とはなんなのか・どうやったら仲間が集まるのかというのがまとまっている
ルフィや船員たちの行動から分かることなどがきちんと言語化されており分かりやすい

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2020年01月23日

Posted by ブクログ

漫画で読んでた何気ないシーンにも、仲間を思う気遣いなどが隠れていたということを改めて気付かせてくれた書籍であった。信念を持つことで、それを信じてついて来てくれる仲間を、見つけていきたい。

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2018年09月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ONE PIECEを読んでないのに
共感してしまった(笑)

人間関係に悩んだり、
仕事がうまく行かなかったり

そんな時にじゃまになるプライド

「助けて!」と言えるか 言えないか
それは託せる仲間がいるかいないか
託してもらえるだけ、ある一点に秀でているかどうか

人って何のために成長するのだろうか
と考えた時に 勉強する=自分を成長させる=自分のため
だとばっかり考えていたが
勉強する=自分を成長させる=他人に託してもらえる
こういう考え方、そしてその考え方のもと
仲間との関係性をマンガと言う媒体で表現している
ONE PIECE

特に印象的だったのが
近頃の上の世代は、下の世代に成長する機械をあまり与えてないのではないか との投げかけ
そして ONE PIECEには 上の世代が下の世代に「託す」場面がたくさん出てくるらしい。

読んでない分、この本の理解度が低いのかもしれない
ONE PIECE読んでみるかなあ

私ももう 上の世代だし、
反省しないといけないことがたくさんありそうだ

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2017年02月22日

Posted by ブクログ

ワンピースを解説したビジネス書は面白そうなので読みました。ワンピース好きなんで一気に読んでしまいました。仲間という視点でワンピースが語られていて面白かった。「ワンピースは時代に即した組織論がある」という考えも面白かったです。ワンピースが好きな人は読むべきだと思います。

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2014年09月14日

Posted by ブクログ

絆。仲間の在り方。自分が何者なのか考えさせられる。夢があるならそれに対しての信念は常に持ち続けなあかんと改めて思い知らされた。

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2013年11月08日

Posted by ブクログ

漫画を読みながら「素敵!」と漠然と思う場面が多々あるが、その素敵の理由を具体的に説いてくれている。
セリフの引用もそのシーンが浮かび上がって楽しい(^^)

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2013年09月25日

Posted by ブクログ

ルフィとしてももちろん、ワンピースそのものをマンガを読んだからこそわかる部分もたくさん。ワンピースの仲間は確かに憧れ。それを日常生活でいかに作っていくか、具体的にわかりやすく解説してくれている。

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2012年11月10日

Posted by ブクログ

ワンピースの解説でちょっと首を傾げる部分が。この人はワンピースブームに乗っからないでも、結構面白い本が書けるだろうに。そういう風な本の方が好意的に読めるかな。

うん、ワンピース読み直したくなりました。

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2012年09月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ワンピースを分析すると、こんなにも深い漫画だったんだなと思った。
期待に目に見える形で答える、任せるから託すへ、短所は補ってもらうなど、突き刺さる言葉がいくつもありました。
弱みを打ち明けるのは難しいですが、できないことは助けてもらうのも勇気だと感じました。フラットに、自分を表現していきたい。

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2012年06月17日

Posted by ブクログ

是非子ども達に読んで欲しいマンガだなぁとしみじみ感じた。今求められるのは仲間力。個人の時間が増えてる今だからこそ必要とされるもの。仲間がいることで一人では出来ないことが成し遂げられる。ルフィだって無敵じゃない。育ってきた環境で出会った仲間、旅をする中で出会った仲間がいるから、あの強さを発揮するのであろう。

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2012年06月11日

Posted by ブクログ

ルフィの仲間力というパワーワードと表紙の麦わら帽子につられて読みました。

この本を読んで感じたのは、「ワンピースには学びが多い」ということ。
もともと学びの多いアニメだということは感じていたが、こうもしっかりと分析してくれるとより勉強になります。(というか著者の分析力が学びになる)

国民的アニメを通じて、リーダーという存在の意義、仲間の大切さが伝えられるので、かなりわかりやすかったし腑に落ちた。
ワンピースをある程度知っていて、かたっくるしいビジネス書に飽き飽きしている人にはおすすめです。

ルフィみたいな人になりたいですね。

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2020年07月17日

Posted by ブクログ

少年ジャンプが大好きなので、こういうタイトルの書籍に弱いです。気付くと手に取っている…。
発売は2011年、頂上戦争が終わって魚人島に入った『ONE PIECE』の一つの大きな盛り上がりのタイミングです。
社会学者が真面目にルフィの人気を考察してみたという内容でした。実生活に活かすには流石に物足りないかな…。
『ONE PIECE』の詳細な解説が随所にあって、読みながら「本書を手に取る人にこれは必要だろうか?」と思ってましたが、漫画の内容を事細かに覚えてる人はあまりいないだろうし、場面場面の臨場感を感じながら考察を聞いていくのは重要なのかもしれません。
タイトル「仲間力」という言葉をフワフワした状態で最初から最後まで使っているのですが、これは社会学の用語なのでしょうか?少年漫画中に出てくる言葉なら違和感はないのですが…。
売れた理由を語ってると思ったら、仲間のバランスが非常に優れてると言い出したり、読者の視点と売り手の視点が混ざって書かれているので困惑します。

ライトな文体のため、それっぽいことを言ってる本という印象なのですが、ゲーム理論のしっぺ返し戦略など多くの方に知っておいてほしいことも書いてあります。ライトさ故に他人に薦めやすいかもしれません。

以下に、個人的に身近な人に伝えたい箇所を抜き出しておきます。
「目の前にいる人との可能性を最大限に探る」
「敵か味方というラベルを必要以上に長く貼り続けない方がいい」
「信頼している人が信頼している人は、信用した方がよい」

夢を共有するのが仲間だ!(ドン!!)

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2020年04月27日

Posted by ブクログ

結局はルフィみたいに自由で仲間を思い、白ひげみたいに家族を大切にすれば、みんなその背中を見てついてくるって話。

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2020年04月05日

Posted by ブクログ

レポート用の本を探していた時に見つけて読んでみた。
やはりワンピースの台詞などが出てくると、グッと来る。作者のワンピース愛が伝わってきた。笑
しかし、内容はこじつけ感が結構して、なんとも言えなかった。でもまあ、漫画の世界を現実に当てはめようと、少し無理矢理のような気もしたけれど、こういった見方もあるのかなんて思ったりもした…。
とりあえずまたワンピースを読みたくなりました。笑

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2015年08月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

関大時代に購入。社会学部の知り合いがこの著者のゼミに行ってるかなんかがきっかけで名前を知って読んでみようかなとか思ったんじゃないかな、きっと(購入の経緯はもはやうろ覚え)研究でボッチ生活ばっかだからそのあたりも購入するきっかけだったんではないかな。購入した頃に入ったNPO法人で「仲間」や「ネットワーク」といった言葉がキーワードだったからそのあたりのワードに敏感で勉強しようと思ったのも影響ありだと思う。漫画の良さを研究のように解説するのは自分にはあんまり合わないなと実感した一冊でもある。

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2013年07月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【内容】 仲間の存在は、生きるうえで欠かせないものです。仲間がいるからこそ、どんな逆境であっても頑張ったり、一緒に喜びを分かちあったりできます。誰もが持っている「かけがえのない仲間が欲しい」という欲求が、ワンピースをモンスターマンガに押し上げたのだと私は信じています。本書は、ルフィのように仲間を集め、絆を深め、その仲間たちと大きな夢をかなえる方法を突き詰めたものです。
ゾロやウソップたちがルフィのために体を投げ出すのはなぜか……。心に傷を負っていたナミやロビンが、ルフィに心をひらいたのはなぜか……。麦わらの一味は、何と闘っているのか……。
私たちが日常の世界を生きる知恵として、ワンピースに描かれた知恵を形にすることが本書の目的です。(「はじめに」より)

【感想】 約2年ぶりに再読。以前はワンピースを全く読んでない状況で読んだが、今回はワンピースを全て読んだ状態で再読。やはり、「ワンピース」という人気漫画の世界を、「社会ネットワーク分析」の専門家(大学教授)が解釈して、分析・執筆したというのは面白い。
 本書では「仲間とは、1人では到底かなえられないような夢を共有する人たち」(P9)とされている。そして、仲間を「集め」「助け合い」「信頼を強化し」「一緒に成長していく」という4章構成で、書かれている。
 書かれている内容は、一般的だがワンピースの世界観・ネットワーク分析をとおして、仲間の意義(仲間力)について論じているのは、読者の幅も広がりおもしろい試みだと思う。シンプルな内容ではあるが、ルフィ達の言葉を多数引用しており、かなり感動するフレーズに、自分が感化されるのを感じる。
 自分にできないことは、仲間を信じる。託して任せる。自分は、自分にできることをする。仲間のために、自分を信じて。ということだ。ワンピースをとおして、仲間について改めて考える良いきっかけになる1冊である。

・ルフィから学べること。①自ら旗を揚げること。②わかりやすい旗を揚げること。③一度揚げた旗は決して下ろさないこと。(P70)
・強いチームを作るために必要な三つのこと。①共通目的、②コミュニケーション、③貢献意欲。(P109)
・バランスのいい仲間関係は、1人ひとりの能力の足し算以上の力を発揮。(P158)

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2013年07月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【Impression】
こっちが1冊目か、どうも内容が被ってると思ったら。
前も思ったけど、よくワンピースからここまで書けるな。まぁあんだけ売れてたら、統計量として根拠は十分あると思うけど、尾田栄一郎はこんなん考えて書いてないんやろうな。
だからこそ「学問」になるんやけど

創発効果、に関してはなるほどねと思ったけど、人間一人やからなどっかで限界はある。
あと、人数が少ないってのが一つの要素やろうな、白ひげクラスになると、強烈な個性なんかほぼ存在しないわけで。まるで大企業。
ルフィはベンチャー感がある、だから必然的に個が目立つ
【Synopsis】
●リーダーシップと仲間の関係について、ワンピースを通し、社会学の観点から書いている
●①旗を掲げ、②分かり易く、③曲げない、ということが重要。また、組織の中でそれぞれがプロフェッショナルを持つ事、緊張関係の存在、それぞれが更に仲間を作る、弱みの共有はチームにおいて有用、といったことを書いてある

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2013年07月09日

Posted by ブクログ

ゾロやウソップたちがルフィのために体を投げ出すのはなぜか…。心に傷を負っていたナミやロビンが、ルフィに心をひらいたのはなぜか…。原典をほとんど読んでいないので詳細がわかりません。でも書いております。

本書は大人気を博した漫画『ワンピース』の 世界観を基にして『仲間力』というキーワードを軸にして、筆者いわく『私たちが日常の世界を生きる知恵として、ワンピースに描かれた知恵を形にすることが本書の目的です。』だそうです。ここでお断りしたいことは、僕はこの漫画を(映画版で断片的に見たものを除いて)漫画を通して読んだこともなければ、主要なキャラクターはおろか、ストーリーすらもほとんど知らない状態で書いていることをご容赦ください。

ではなぜ本書を手に取ったのか?それはモンスター級のヒットを飛ばしたアニメ、たとえば『機動戦士ガンダム』や『宇宙戦艦ヤマト』などにも同じことがいえるのですが、それらにはいつにも増して『時代』というものをふんだんに映し出す『鏡』になっているからではなかろうか?ということを個人的に考えているからです。

しかし、なぜか僕は『ワンピース』そのものを読むのはどうしても食指がわかなくて、(AKB48の高橋みなみちゃんと2時間くらいサシで対談する機会があれば読むのかもしれないが…。)その世界観に『違和感』を感じてしまうのですよ…。で、今朝方その理由を考えていたら、今までの自分の生育暦の中に『共同体』に対する懐疑、猜疑心。さらには集団への帰属意識の欠如というものに起因しているのではなかろうか?というものがあって、たとえば10代のころに体育会系の部活でみっちりしごかれたとか、そういった記憶がないからではないかとそんなことを考えながら本書を読んでおりました。

ですので、ここに書かれてある物語のシーンを『あぁ、あそこねぇ』と絵がありありと浮かぶことはまったくなく、まぁ、そういうものなんだな、という感想が全編に存在しました。もし、この本を読んで役に立つことがあるとするならば『ワンピース世代』と呼ばれる人たちの『内在的論理』を少しだけ理解することができるかも、しれない、ということなのでしょうか?

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2013年05月11日

Posted by ブクログ

☆3
みんながONE PIECEを読んで感じる「なんとなくいいな」って思う、その感情を言語化したのは良かったと思う。けど、もう少し掘り下げた内容にして欲しかったなー。大人向けと言うよりは、10代〜20代前半の若者向けって感じ。

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2013年05月10日

Posted by ブクログ

もう立派とは言えないけど、大人なんでね。
ルフィサイドよりシャンクスやレイリーやベルメールさん。
彼らのような応援目線でワンピースを読んでたんだな ってのをこの本を読んで発見した次第。
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私は彼らのように「格好いい大人」であるか?と考えるとせっせと穴掘って潜り込みたくなる…。
でも その侭じゃ益々格好よくなくなっちゃうんで掘るならとことん掘って、ブラジル辺りからひょっこりを狙うべきやろか?
 ■ ■ ■ ■ ■ 
この本はワンピース読んでたほうが勿論解りやすいけど未読でもなんとか読めちゃうんじゃないかな。
こういうキャラがこういうシーンでこうなってこう言った みたいのがくどくもなくちゃんと書かれてた。
この著者さん、まとめるのうまいわ。賢そう。
 ■ ■ ■ ■ ■ 
そうそう、発見と言えばワンピースって本当セリフに「!」の多いお話やったのね。
活字だけで見ると、マヂで多い多い。w
 ■ ■ ■ ■ ■ 
あと 
オンナ目線で誰のファンかと問われたらサンジくんなんで扱いの小ささがちょっと淋しいかも。

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2013年05月01日

Posted by ブクログ

ワンピースを題材に「仲間力」というキーワードで分析した本。

52ページから書かれているドラゴンボールとワンピースの比較、114ページから書かれている
1、階級構造(海軍)
2、疑似家族構造(白ひげ海賊団)
3、フラット構造(麦わらの一味)
という組織構造の比較のところは面白かった。

ただ、細かく考えるというより、「仲間力」をキーワードに様々な観点から考察してみるという形であったため、詳細が知れないのはやや不満。

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2013年04月07日

Posted by ブクログ

・自分の意見を持つ
・夢を持つ
・困ったときは素直に助けをもとめる
・必ず活躍できる場をつくる
・見返りを求めない

仲間って大切(^ω^)

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2012年11月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

著者はネットワーク分析の日本の第一人者の方。かなり、読みやすいように意識した本だと思います。仲間の存在が必要で、その方法がワンピースから学べる。納得出来る箇所も多いです。

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2012年11月02日

Posted by ブクログ

人間力となる仲間力。
日本の会社で一般的な階級社会ではなく皆が平等の「仲間」。
ぬかなか難しい。
階級のもとで育ってきたから自分より上の人に対して同位置から何かを訴えるのが難しいと感じて買ったわけだけどなかなか、これを実践できるかといったら…

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2012年08月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

言わずとしれたワンピース。まさかビジネス指南書になろうとは。
でも読んでいて、確かに『なるほどな』と思わせる事が書いてありました。
実際に部下からの信頼が厚い人はきっとこれに似たような事を
実践しているんじゃないだろうかと思わされた。

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2012年07月27日

Posted by ブクログ

ワンピースを題材にとり、仲間を作ること、そして夢を達成すること、その要点を説いたもの。ワンピースを読んだことのない私としては、今一つシーンが浮かばないのが残念。旗を揚げることの重要性はよくわかった。

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2012年07月15日

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