【感想・ネタバレ】「つながり」を突き止めろ~入門! ネットワーク・サイエンス~のレビュー

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Posted by ブクログ 2017年05月14日

新感覚で読み応えがある1冊
連鎖関係やネットワーク関係をデータを基に書いている。恋愛関係の包囲網を分析してるのは面白い

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年12月31日

ネットワーク分析から、何が見えるのか。

ありとあらゆる関係性を科学する。
新型インフルエンザ蔓延の背景、
職場内でのコミュニケーションネットワーク、
カレシの元カノの元カレをたどっていける先、
どれも興味深い。

6次の隔たりの不思議についても触れている。

あらためて、人はあらゆる関係性の中で生...続きを読むきているのだなぁ、と思う。
興味深い学問領域である。

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Posted by ブクログ 2011年10月24日

社会ネットワーク分析の本。
人と人とのつながりの広がり方やつながりの特性を言語化しようとするもの。

ネットワーク分析は、会社内でのハイ・パフォーマーのネットワーク形成と行動特性の分析に利用できると思ったら、感染症の広がり方やゲリラの分析にも利用できる汎用性の高い分析手法。

悪用すれば悪徳商法に転...続きを読む用できるかも。


個人個人の日常生活における人的ネットワークが研究対象であるため、その応用可能性を考えるととても興味深い。
実際、本書での調査はSNSや大学の講義受講生等、身近なものを対象としている。

同時に、その倫理的許容性を考えると、とてもセンシティブな領域。

興味深く読めました。

あと、この本を読むときは、ぜひあとがきまで読んでください。

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Posted by ブクログ 2011年03月16日

日本の論壇に立つネットワーク・アナリストとしてはおそらくトップの中の一人。安田雪が新書で「つながり」の神髄を語る。何故、人は繋がるのか。あまりにも、遠大な命題にmixiや元カノと友達といったポップな話題を切り口に挑む。
一番のおすすめは・・・あとがきということは秘密!

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Posted by ブクログ 2011年02月09日

 ネットワークサイエンスという学問についての入門書です。ネットワークサイエンスに取り組む、著者の姿勢など色々と参考になる点も多かったです。少し自伝的な内容も含んでいますね。
 ネットワークサイエンスとは、たとえば、私と世界中の貴方は大体6次元のつながりを介せば知り合いになれるといったスモールワールド...続きを読むについての一考察など。良書でした。

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Posted by ブクログ 2010年12月18日

面白かった。
ネットワークサイエンス。ソーシャルメディアから、HIVの感染、テロリストの捜索まで、様々なネットワーク(つながり)を研究している。著者は人の人格を決めるのもネットワークだと言う。たしかにそういうところもあると最近出席したグループインタビューで、そう思っていたので、納得。
でも、この著者...続きを読むが女性であることを、半分くらいまで気がつかなかった。それらしい、気配りに気が付いたのはその後だ。
お勧め!

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Posted by ブクログ 2010年11月28日

第4章が、とてもおもしろかった。カレシノ元カノの元カレと考えていくと、簡単に人と恋愛関係に落ちるのは、どうかと思う。

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Posted by ブクログ 2013年06月15日

「カレシの元カノの元カレを知っていますか?」このセリフに見覚えのある人は多いと思う。エイズ検査に使われていたフレーズである。ネットワークサイエンスというと、ピンとこない人も多いだろうが、つまりモノやヒトの連鎖の科学であり、上記のフレーズはヒトの連鎖を端的に表している。本書ではあるSNSを例にあげてヒ...続きを読むトの連鎖についての研究結果を述べているが、データを解析により、ヒトの連鎖がどうなっているか、その紐帯の強さ・方向性は一目瞭然である。自分の人間関係は自分だけが知っているわけではない。連鎖の先にいるヒトも知りうる可能性があることを理解したうえで、行動することが必要であろう。
また、著者は最後に人の実生活での行動における感染症のアウトブレイクについて触れているが、こちらは感染症にかんする医学的・微生物学的知見とあわせて考えると、効果的なアウトブレイク防止が見えてくると私自身は考えている。

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Posted by ブクログ 2012年07月15日

Social Network
専門学術誌

マーク・ブキャナン『複雑な世界、単純な法則』
→スケールフリー

Burt,1994
構造的空隙論
むしろ、今存在しない関係の空隙を見つけ、関係を橋渡しする位置を占めよ

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Posted by ブクログ 2012年04月17日

その人について知りたければ、その人ではなく、その人の人間関係を見ればいい。なるほどと思った。この本は、人間関係のネットワークを専門にする分野について書かれている。small worldや6という数字との不思議な関係など、人間関係において、不思議な法則らしきものがいくつかあることに驚いた。

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Posted by ブクログ 2012年01月19日

ネットワークサイエンスについてあれこれ紹介してくれる本。
といっても総合的な解説というよりは著者のこれまでの研究とか思い出を中心に語る感じ。
文系の社会学の研究と理系のネットワークとの予算や機器の違いなんかは「まあそうだろうなー」という感じで文系の研究費の低さを改めて実感。


繋がりの中でも...続きを読む、二つのコミュニティを橋渡しするような人がネットワークにおいては重要なのは納得。


有名な6次の繋がりについても色々な条件での実験や説が載ってて面白い。



仕事に活かすところでいうと、
・仕事のメールは「即レス・短レス・頻繁に」。社内のネットワークで中心的な位置を占める。


・重すぎる関わりにはまり込むな、冗長な関係に埋もれるな。むしろ、今存在しない関係の空隙を見つけ、関係を橋渡しする位置を占めよ。


・SNSのターゲティング広告とんちんかんなの多い。人は同質的なつながりだけでなく、一番繋がっていたい集団は異性、ちょっと年上や年下など。


・「入りを制す」自分に入ってくる関係の認知と活用。
出る方は自分でコントロールできる。大事。



あとはネットワークサイエンスにはあんまり関係ないけど、後書きが面白かった。著者の今までとこれからとが語られていた。
その中で興味深かったのが「時間の先に夢を見るか、空間の先に夢を見るか」という話。
今の人・場所との時間の先に何かを求めるタイプの人と、人・場所をどんどん先にいって何かを求める人。
農耕民族は前者で開拓者は後者。
自分がどちらかのタイプか分かっておくといいよと。


自分は空間の先に夢を見るタイプかなぁ。
世界は広いし、今の周囲の環境なんていうのは偶然で出会ったごく狭い人・場所なんだから、それが全てだと思って固執するよりどんどん新しいところへ行ってみればいいじゃん、って思う。
「自分にはこれしかない」「この人しかいない」っていうのは初期条件だけでいうとありえないんじゃないかと感じてしまう。
それが「これしかない」というのは、運命じゃなくて費やしてきた時間や執着の結果ではないのではないか。限られたネットワークの中での最的化みたいな。
もちろんその執着の結果なにかを成し遂げて幸せになることだってたくさんたくさんあると思うのでそれでもいいと思う。
でもそんなネットワークの中だけじゃなくて、どんどん飛び出せばいいじゃん!となってしまう自分は間違いなく時間ではなく空間派でした。


小さい頃から転出入が激しかったから、出会いなんて偶然たまたま近くだっただけだろという思いが身体に染みついてるのかな?


もちろんこんなに広い世界で偶然出会えたこの関係を大切にしたい、というのはあると思う。
前々回のシュタゲの日記とちょっと関連するけど、「ありえたかも知れないいくつもの可能性」に想いを馳せ、その分だけよりいっそう今を大切にするってこと。
でもその今だけに固執して他が見えなくなるのは勿体無いかなあと。


昨日『思想地図』東浩紀×宇野常寛トークショー -インタビュー:CINRA.NETを読んでそこに
『たとえば舞城王太郎の『九十九十九』に「だから僕は、この一瞬を永遠のものにしてみせる」ってフレーズがありますよね。しかし、95年以降は誰もがループの果ての一回性を愛するかのごとく、「この一瞬を永遠のものに」するべく物語回帰していったわけです。ゼロ年代に問われていたのはむしろ「誰もが九十九十九になった世界」「誰もが物語回帰を決断した世界」がどうなるか、じゃないでしょうか。』
という発言があって、この偶然を愛しすぎてしまうことの弊害とかどうなのと思っていた自分にはほーほーときたわけで。


僕たちは可能性は無限だけど、ゲームや物語のように無限のループするわけじゃない。逆にゲームや物語よりもはるか無限に近く世界は広い。
だからこの一回性を愛するのもいいけど、もっと広いところにどんどん出てみようぜ!ってことが言いたかったみたいな。


もちろん世界の全ての人や場所や仕事を経験できる時間は僕たちにはないから、ある程度のところでその中で決める必要は出てくる。
そのときになって初めて一瞬を永遠のものにして、広い世界の偶然の中からこれを選んだという覚悟を持てばいいんじゃないかなあ。


つまり、
若いうちから「これだけ!」と決めつけないで、世界は広いんだから色々やってみなよ!会ってみなよ!そのうちに本当に大切にしたいものが分かってくるから!
みたいなありがちな意見が言いたかっただけなんですけどね!w
ただもちろんひとつひとつをおろそかにするわけではなく、もちろんある程度大切にはするけど!




というわけでした。
ネットワークサイエンスからはだいぶ脱線したけど、無理やりまとめて繋げると、ネットワークのハブを伝って広いネットワークを構築してみろ!ってことかな?w

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Posted by ブクログ 2011年11月29日

ネットワークサイエンスという学問をご存じであろうか。9・11以降米国では、犯罪捜査と軍事関係の仕事をするネットワーク研究者が膨大に増えているという。
ただネットワークサイエンスが身近なものでないかと言えば全くそういうことではない。本書を読めばいかに日々ネットワークサイエンスの分析対象の中で生きている...続きを読むかがわかり、いかにそれが「魅力」的でありかつ「怖い」ものであるということを実感するだろう。ネットワークサイエンスとは抽象的に言えば、多様な関係の型を分析してその特徴を理解し、関係そのものの連鎖、拡散や成長、そしてその上に流れる情報、金、質の変異などを明らかにしようとする学問の分野である。本書で出てくる具体的な例として、恋人、SNS、新型インフルエンザのつながり、対ゲリラ戦略などと多岐にわたっている。「カレシの元カノのカレシを知っていますか」という広告作品ついてはまるまる一章分書かれており、筆者はこの広告を見た瞬間「自分は何かをしなければならない」という本能的な衝撃が走ったという。このお題自体非常に興味深い事ではあるのだが、このようにネットワークサイエンスに対する筆者の使命感というものが本書を読んでいると強く伝わってくる。最後まで一気に読み通させてしまうほどの力強い筆致も魅力的だ。

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Posted by ブクログ 2011年08月21日

さまざまな問題を「ネットワーク」の視点から考察していく、ネットワーク研究の本。6degreeの話や、実際の社会実験の話など、身近で非常に面白く読めました。自分から出ていくネットワークだけでなく、自分へ入ってくるネットワークにも目を配り、人間関係を俯瞰的に見るべしというのはそのとおりだと思った。
「お...続きを読むよそ上司たるものは、人間関係に鋭敏でなければならない。人間関係オンチな上司を持つと部下が苦労する。」「すきまを埋めるように、人間関係に橋をかけると徳だ(構造的空隙理論)」「旅先で一人、未知の人々のあいだを通り過ぎていく感覚は快感ではあるが、ある程度の深みを持った安定的な他社との関係は、安心感につながるし、かけがえがない。」

それにしても、あとがきの生々しさがすごすぎて「何が起きた!?」と思わざるを得ないな。

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Posted by ブクログ 2011年02月06日

ネットワークサイエンスという言葉は初めて知ったけれども、身近なところに対象となる事象がたくさんあって興味を持てた。弱い紐帯の重要性やスモールワールドの話は聞いたことがあったが、シミュレーションを通じて広がり方、関係性を解析していくのは面白い。目に見えない人と人との関係性だけれども、そこには無数に張り...続きを読む巡らされたネットワークがあって、その太さや長さもきっと異なっている中でお互いに影響しあっているのが人間社会なのだと思う。自分が他者に向けて出す関係は制御できるけれども、他者から自分に向けられてくる関係をどこまで認知、制御、活用できるか?という言葉が印象的だった。今後フェイスブックなどでネット上でリアルな人間関係が可視化されるようになっていくと、また面白いのかもしれない。

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Posted by ブクログ 2011年01月23日

最近は、ネットワークと聞くとWebに関連する話を想起するが、子供時代、一般回線の電話しか通信手段がない時代から、「人間関係」というネットワークについては常に身近で、興味の最もたる対象であったなぁと、この本を読んでつくづく思った。

巻末の夢を空間の向こう側に見るか、時間の向こう側に見るかという言葉は...続きを読む印象的だった。

若かりし頃は、常に空間の向こう側に夢を描いて行動を繰り返していたが、最近年をとると共に、時間の向こう側に思いを巡らせることが増えてきた気がする。
どちらが良い、悪いとは思わないが、ネットワークの向こう側に、空間の向こう側にアクティブに行動することをわすれてはいかんかなと思いなおす良いきっかけになった一冊でした。

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Posted by ブクログ 2018年11月05日

学際的な分野であるネットワーク・サイエンスを社会学の立場から概観している。著者の思い入れが随所に出てきて、発展途上の学問分野のもやもやしながらも期待感を秘めた雰囲気を伝える(やや思い入れが前面に出すぎかも)。

著者が社会学に足場を置いているだけあって、社会心理学との近しさは感じる。登場する研究者に...続きを読むは、ゼミ時代に勉強した部分と重複のあるなしはパッとは分からなかったが。

面白かった点
・メールは「即レス、短レス、頻繁に」
・構造的空隙理論(バート)拘束度の高い関係に埋もれず今存在しない人間関係に橋をかけろ
・スケールフリーという紐帯の性質、一部のハブにつながりが集中する
・感染症などつながりを絶ちたい場合も
・虐殺器官にあったケヴィン・ベーコンゲームの出典
・6次の隔たりの原典はミルグラム1967の米国内での研究、過大推定とも過小推定とも言われる。伝言が届かないパターンを評価できていないとすれば過小では?

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Posted by ブクログ 2016年09月10日

ネットワークの規模が飛躍的に拡大しても、局所的凝集性は保たれている
欲しがる人にモノは集まる
入りを制する、自分に入ってくる関係が重要
自分が働きかけ作り上げた外向きの関係を、いかに自分向きの関係へ方向転換させられるか

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Posted by ブクログ 2015年09月18日

外部との関係性から個人や事実を浮かび上がらせるネットワーク分析。本書はこの分野に身をささげた研究者により著された。難しい内容ではあるが、巧みな文章で一気に読ませる。

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Posted by ブクログ 2012年05月19日

ネットワーク分析について、語った本。
ネットワーク分析とは、ものとものとのつながりを明らかにすることで、ものの特性を明らかにする、といったものだと解釈した。

人の「つながり」は間接的にその人を表す。
こういう研究があることは興味深いし、僕は倫理的課題を除けば、電子メールからの組織分析に未来はあると...続きを読む思う。

ただし、筆者も自戒として述べている。
「拙速でも発言せねばならない時がある」

この本は一定の形にまとまろうとしている研究を扱っているわけではなく、まだまだ未完成なものを扱っているのだ。
だから洗練された考え方が詰まっている本ではなく、新しいアイディアを一発紹介しますよ、という本だと思う。
そういう意味では僕にとってはさほど面白くない本。

しかしエッセイ的に脇道にそれた話が多い。その中には興味深いものもあった。(感染パーティーとか)

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Posted by ブクログ 2012年05月06日

まるごと受け入れるのは難しいが、
こういう考え方、切り取り方があると知るのが面白かった。
応用の範囲は広いが、どこでそれを使うかによって導かれる結論も変わるだろうし、
使い方にはモラルや危機管理など細心の注意も必要。
でもこの視点を持っていると、影響しあう関係の広さが掴める気がする。
無駄な遠回りを...続きを読むせずにショートカットできるんじゃないだろうか。
なかなか興味深い本だった。

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Posted by ブクログ 2012年01月23日

先に「人脈づくりの科学」を読んでいたのですっと読めました。「人脈づくりの科学」では弱い紐帯の強さを力説してたけど、こっちではその弱点を自らの研究で暴いていました。もっとネットワークのカテゴリを細分化しないと一概にこうとは言えないですよね。すべての人々分の人間関係の種類があるわけだし、実体もないものだ...続きを読むから、なかなか難しい研究だなと思います。

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Posted by ブクログ 2011年11月15日

ネットワーク・サイエンスの若手研究者によるイントロダクション。
学問そのものの概説的紹介ではなくて、著者がどのように関わってきたかがメイン。
書きはじめたのは数年前らしいのでやや古いところもあるし、アカデミックな内容でもない。

でも、いろいろな対象に対してネットワーク・サイエンスは有効であるという...続きを読むこと、学問としては工学系研究者との関わりが重要ということ、著者自身の個人情報へのアクセスへの戸惑い、などが伝わっては来る。

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Posted by ブクログ 2011年07月24日

米国陸軍のサイトに対テロ戦略マニュアルがあるという。テロ対策も危険人物と

 誰がどのようにつながっているかを探すことで、捜査が始まるという。

 人とのつながりが希薄になったと言われてから、久しくなったが、つながりを分析する

 ということは、社会全体を分析するようなもので、壮大な実験である。

...続きを読む そのつながりが、電子媒体を通じて、作られる世の中になってから、

 メールというのは、ひととひとをつなぐ媒体として、大きな役割を続けている。

 業績の良い会社をひもとくと、メールには、よい言葉が使われているという。

 なんと、高業績は、ポジテイブな言葉から生まれているのです。

 人への依頼についても、言葉ひとつで、つながりが生きる。

 信頼関係は、「お願いします。」「ありがとう」で始まるのですね。

 「つながり」これをどう作るかで、企業にとっても、社会も大きく変化します。

 言葉は、やはり大事です。

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Posted by ブクログ 2011年07月22日

ネットワーク分析。面白そうだけど、その肝がいまいち本書では伝わらない。作者の個人的な事情についての記述もちょっとうんざり。しかし、巻末の参考文献は助かる。あと、かのグラノベッターがバッサリやられている箇所も面白い。

気になった記述。
・「構造的空隙理論」ない部分に注目せよ。
・「他人と自分との関係...続きを読むを間違って定義しないこと」「他人に自分との関係に過大な期待を抱かせないこと」
・スケールフリー:極端な勝ち組が少数、中堅どころがそこそこ、圧倒的多数は負け組。
・弱い紐帯はループを作る。ブリッジの役割が重要。
・時間の先に夢を見る。空間の先に夢を見る。

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Posted by ブクログ 2011年05月21日

ネットワークサイエンスの入門にちょうど良いと感じました。
6次の隔たりは聞いたことがありました。興味深いと思ったのは…
その人本人を知るよりも、その人が誰とつながっているかを知る方がよりその人がわかる…ということでした。
人はいろんな人とつながっていますが、その全てを把握することは難しいということも...続きを読む

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Posted by ブクログ 2011年05月19日

2011.05.05 ネットワーク論というよりも、さまざまな事例も踏まえたネットワークについての教養を高める本といった感じ。わかりやすく楽しく読むことができた。

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Posted by ブクログ 2011年03月19日

社会ネットワーク分析の最近の研究についての解説なのかと思って購入したが、意外とそうでもない。社会学から近年急速に発展したネットワーク理論をの研究を歴史的に概観していくのかとも思ったが、そういうわけでもない。著者の研究活動を元にしたとエッセイという感じだ。テロ組織、会社内の電子メール、SNS、性的交際...続きを読む関係、感染症などの例を挙げている。また弱い紐帯についての考えも述べられていた。
興味深かったのは関係調査がプライバシーに及ぼす倫理的な問題についての記述である。ネットワーク分析は強力なので、運用によっては怖い一面もあるということなのだ。

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Posted by ブクログ 2011年03月02日

読みたい本。備忘に失礼します・・・

⇒読みました。
「私たちはどうつながっているのか」と重複するところが多いですが、
著者の意見が随所に盛り込まれていて読みやすいです。(さわ)

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Posted by ブクログ 2011年01月27日

ネットワーク・サイエンスという研究領域があることを初めて知る。

社内のメールログの解析から全社員の人間関係を分析して企業管理に生かすビジネスが既に存在していることの驚きや、知り合いの知り合いを数人辿るだけで想像以上に人間関係が広がる事実の面白さを堪能する。

しかしながらそ本書全体から強く感じるの...続きを読むは、この学問の未熟さ(学問として体系化されていない)と人間関係を対象とする難しさ(プライバシーの問題が研究の妨げとして常に立ちはだかる)に対する著者の苦労であり、この研究が孕む知的興奮が読んでいてあまり伝わってこなかったことが残念である。

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Posted by ブクログ 2011年01月10日

ネットワーク研究について、最近のトピックを織り交ぜながら説明している。
正直、まとまりがない、という印象だ。しかし、通読すると、ネットワーク研究の面白さと難しさが伝わって来る…噛めば噛むほど味が出るスルメのような感じか?

テロリストのネットワーク分析などは非常に興味深いところ。裏ワザも書いてあった...続きを読むりして…

ボブも書きたいことを書いていくと、こんな感じの本が出来上がるのかもねf^_^;)…

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