梶山寿子のレビュー一覧

  • 夫が怖くてたまらない

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    DV被害にあう女性が夫から「逃げられない」心理や、「殴るのをやめられない」加害者の心理、ありがちな社会の偏見、またDV防止法についても解説された本。数年前からずっとDVについては学びたいと思っていたが、実話をかなり交えて解説されており素人に読みやすい。


    ◎逃げられない

    ・学習された無力感
    何も悪いことをしてないのに、理不尽に怒られてばかりいると、やがて「自分にはどうすることも出来ない」という無力感に陥る
    →DV被害者は明確な理由もないままに殴られ続ける末、全てを諦める。深い絶望感のなかで無表情になる。自尊心も喪失し、自分が悪い・自分が最低・だから殴られて当然、となる。

    ・「愛情」「希望

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    2021年09月04日
  • 紀州のエジソンの女房 島精機を支えた肝っ玉母さん・島和代物語

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    和歌山を代表する企業、島精機の正博社長の奥様。他の男性からの求婚を断るために正博の名前を借りたことがきっかけで本当に結婚することになったドラマのよう。苦労ばかりが続いたが機械の開発に励み、いつも明るく前向きな人柄が和歌山に愛されている。

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    2025年04月22日
  • 夫が怖くてたまらない

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    何気なく手に取ってみた。

    前ほどDVが話題になることはないけれど、対応策が充実したのか、知られるようになって社会の関心が薄れたのか。

    女を苦しめる男、ジェンダーとしての男の暴力性といった印象が強いけれど、ジェンダーフリーが広まった今、違和感を感じる人もいる?それでもやっぱり妻を身体的、精神的、性的等様々に苦しめるの夫という構図の方が圧倒的に多そう。

    ドメスティックバイオレンスのある家庭で育った子どもたちにもかなり焦点が当てられていた。

    興味深かった。何かに関する見識を深めるとき、やはり本を読むのは良いと思った。

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    2024年03月13日
  • 夫が怖くてたまらない

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     主に身体的なDVがメインに書かれており、アメリカの対策と日本の対策も書かれてあります。残念ながらモラルハラスメントについては少しだけでした。ですが、DV問題を大きく捉えているところは、良かったと思いました。
    アメリカでは矯正プログラムがあるようですが、本当に治るのかな?と。私は残念ながら治らないと思っているので、もっとシェルターや被害者支援をやってほしいですね。

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    2020年11月05日
  • アパレルに革命を起こした男

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    島精機の現会長である島正博氏について記載した書籍。昭和時代からSDGsを意識し、無駄のなく、再生可能な織機の開発に努めた先見の明が見て取れる。また、常にナンバーワンを目指して既存の延長上にあることではなく何もないところから頭を使って、新しい創造をすること、特にAIにとって変わられないよう、愛・氣・創造を意識することが重要であると説いている。

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    2019年12月14日