【感想・ネタバレ】紀州のエジソンの女房 島精機を支えた肝っ玉母さん・島和代物語のレビュー

あらすじ

和歌山で「ホエール和代」こと、島和代を知らない人はいない。完全無縫製のニットを製造するコンピュータ編機「ホールガーメント」で世界に知られる島精機製作所。その会社を裸一貫から一代で築いた創業者であり、いまもなお現役の技術者である島正博社長を、献身的に支えてきたのが、妻の島和代である。新製品発明に命をかけ、仕事のためなら家にお金を入れない夫のため、内職や美容師の手伝いをして家庭を支えてきた。一方後年は、和島興産の社長として、地域の発展のため身を粉にして働き、その人気でラジオのレギュラー番組を持つほどのチャーミングで豪快な女性だった。「紀州のエジソン」と呼ばれた夫とともに歩み、75歳で急逝した和代の波乱の生涯を、島精機の発展の歴史とあわせて描く。

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Posted by ブクログ

和歌山を代表する企業、島精機の正博社長の奥様。他の男性からの求婚を断るために正博の名前を借りたことがきっかけで本当に結婚することになったドラマのよう。苦労ばかりが続いたが機械の開発に励み、いつも明るく前向きな人柄が和歌山に愛されている。

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2025年04月22日

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