高橋聡のレビュー一覧

  • ChatGPTの頭の中

    Posted by ブクログ

    ChatGPT関連で目を通した中では、一番示唆に富む。
    何よりシンプルな所がいい、薄いしね。

    ヒトの情報処理機構と認知の大枠を考えるには、とても役に立つ。飛行機の発明、開発によって、鳥の飛行メカニズムの解明が、進んだように。

    まだ、と考えるべきなのか、そういう点では知性に関しては及ばないが、知能に関しては、かなりの接近が見込める気がする。本書の中の「記憶素子」だったか、これが上手く活性化、遺伝的にか発現した人が、IQが高くなるのでないのかな。

    頭の中をまとめるため、とりあえず、半分目を通しての感想。続きは、そのうち書こう。

    0
    2023年11月07日
  • できる翻訳者になるために プロフェッショナル4人が本気で教える 翻訳のレッスン

    Posted by ブクログ

    これは…本当に必読書だった!どの章も、今知りたかったこと、知るべきだったことばかりで、付箋をたくさんつけた。特にレッスン4は、私の訳文を見て、私の悩みを聞いて書かれたのではないか(プライベートレッスン!?)というくらいだった。付箋のところ、1つずつ実践する!

    0
    2021年02月16日
  • できる翻訳者になるために プロフェッショナル4人が本気で教える 翻訳のレッスン

    Posted by ブクログ

    現役翻訳家4名の対話形式で、翻訳をする際に必要になる準備、心構え、様々な辞書についての解説とその活用法など非常に実践的な情報が盛り沢山。よくあるマズい翻訳についてや、一般の人からのQ&Aなども今自分が気になることについてたくさん書かれていてとても参考になった。翻訳家としてただ文を訳すだけでない、言葉を繋ぐ大事な仕事であるという誇りは、機械翻訳が一般的になりつつある中でやはり人の手による訳は違うと感じさせる内容だった。

    0
    2020年05月17日
  • できる翻訳者になるために プロフェッショナル4人が本気で教える 翻訳のレッスン

    Posted by ブクログ

    実務的な部分(過去の案件のワード数や所要時間を記録する事で、自分のペースを把握できる、等)も色々あって有難かった。

    0
    2025年12月05日
  • ChatGPTの頭の中

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ブックカタリスト倉下さんお勧めとの話をPodcastで入手し、それではと軽い気持ちで読み始める。

    あれ、これは初心者向けではなくある程度の前提知識のある中級者向けだなと勘づくが、本の薄さに励まされ読み進めてみる。

    私なりに理解して点としては、
    ・ChatGPTがなぜそのような回答に行き着くかは、本書刊行時点ではブラックボックス(現在はどうなのだ?)

    ・論理的な計算処理で導ける質問に対しては苦手、ハレーション。そこに、著者開発のWoifram/Alphaとの協働で、ブースト可能だよという売り文句。(実際にコラボしてるのかな?)

    ・構造論(シンタックス)と意味論(セマンティック)の観点から

    0
    2025年08月14日
  • ChatGPTの頭の中

    Posted by ブクログ

    AIとは何なのか、ChatGPTはどのように機能するのか、を教えてくれる本。AIはもっともらしい文章を出してくるので、理解して思考しているように思ってしまうが、あくまでも文章を組み立てているだけ。で、その文章の組み立てがどうやって成されているのか?をかいつまんでざっくりと説明してくれる。かいつまんでざっくり、なのだが、それゆえか、あるいはそもそもが難解だからなのか、理解するのが割と難しい。読むにあたっては、ITパスポートくらいのリテラシーというか、ITやプログラミングの知識があったほうが良いかもしれない。

    0
    2025年06月07日
  • ChatGPTの頭の中

    Posted by ブクログ

    長年NNを研究している筆者視点でChatGPTの何が優れ、何が課題なのかを明確に指摘する技術にも詳細に触れている導入書。ライトに読めるのでオススメ。

    0
    2024年08月25日
  • ChatGPTの頭の中

    Posted by ブクログ

    chatGPTの動作原理を解説。意外と単純な仕組み。でもそれを実行しようとすると大変。シリコン計算機は、計算素子と記憶素子が別々なので、計算が大変、とあったので、そういったシリコン計算機を作れば、より人間らしく、正確な応答のできるAIになるのかも。

    0
    2024年07月20日
  • ChatGPTの頭の中

    Posted by ブクログ

    ChatGPTに代表されるLLMのしくみとして、トランスフォーマーを用いて単語を意味空間に位置付ける「埋め込みベクトル」の最適化と、入力された単語間の意味空間上の距離を把握して、次に来る単語を予測するという動作原理がわかった。
    現在の生成AIが、なぜこれほどうまく機能するのかを理論的には明らかにできておらず、「結果としてうまくいっている」だけの状態であること、しかし、結果としてうまくいっている以上、人間の言語と思考を表現する未発見の理論が存在しているはずであるとの著者の主張は印象的であった。

    0
    2024年01月04日
  • ChatGPTの頭の中

    Posted by ブクログ

    新書だから何とかなるかと思いましたが、自分にはやはり難しかったです。
    ただ、ChatGPTがなぜ誤った内容を回答するのか、そして、その間違った答えをもっともらしい文章で返して来るのか、の原理的なことは理解できたように思います。

    0
    2024年01月03日
  • ChatGPTの頭の中

    Posted by ブクログ

    原文ブログを読んで、理解及ばなかったと思って、そのまとめの日本語訳を手にした訳だけど、大体、読んだ通りだった。Wolfram氏の哲学(ChatGPTの「自然言語」とMathematica・Wolfram言語の「計算言語」の融合で、相補的な進展の先に進む)がよく分かる。計算言語の創始者とも言える氏が、自然言語を高く評価しているのは予想外だった。

    NNの説明までは良い。ニューロンの中間層で絞られる事自体に意味があると。
    人間の脳との働きが似ているという説には肯定的。だからこそ、説明不能というのも理解できる。
    シナプスに当たる計算ユニットにメモリを持たせて独立で演算、というアイデア自体は、既に市場

    0
    2023年11月03日
  • ChatGPTの頭の中

    Posted by ブクログ

    マセマティカを作ったことで有名なウルフラムさんのchat gpt解説本。彼のサービスのウルフラムアルファに繋げるとすごいぞという本なんだけど、導入の所の説明は見事。素晴らしい。オープンループなんだよってすごい強調するとか微笑ましい、私の興味は、人間の文の組み立て方の仕組みがわかった。それで作られてきたぶんによって社会はどのように作られてきたのか?なんだけど、ウルフラムさんはそこには興味はない。理系。

    0
    2023年10月15日
  • ChatGPTの頭の中

    Posted by ブクログ

    細かい議論を感得しようとも思わないで、どういう立ち位置の書籍かと思いながら試し読むにはページ数は軽い。
    数式のようなものは少なく、概念的な明示は図形で処理されている(画像への注釈がないので対応関係が普段の読書経験からは違和感があるが)ので
    AI的な、数学的な思考の一端を見るものとしては彼岸のことながらなるほどと思い、Wolframについても、本書の主題と逸れる部分もあり手前味噌とも感じられるが、こういう研究領野があることを体感できた。

    0
    2023年10月08日
  • ChatGPTの頭の中

    Posted by ブクログ

    NNのはなしから始まって、DL、Transformerのアテンション機構まで解説しながら、普段私たちの脳内で行われる「言語構築」との対応について考察されている。抽象的な表現・図が多くて辛い部分もあるので「最高の解説書」かはわからないが、正しくない軽視や過信は修正できそう。

    あと、「正解を導くようなもの(たとえば計算問題)は苦手なので、俺の作ったWolfram|alphaを使え!いつかChatGPTと融合して最強になるぞ!」という宣伝があるので、「この書籍にはプロモーションを含みます」という感じだった。

    そして、計算言語、という概念は非常に興味深い。言語を数学・物理的に捉えられる可能性が出て

    0
    2023年08月08日
  • できる翻訳者になるために プロフェッショナル4人が本気で教える 翻訳のレッスン

    Posted by ブクログ

    プロが行っている具体的な翻訳の方法だけでなく、翻訳するにあたって大事な心構えを教えてもらいました。「翻訳のエコノミー」、「翻訳は一人三役」といったアイデアは、翻訳の仕事をしていても自分ではなかなか気付けることはできません。翻訳の姿勢をよりよいものにしてくれた、大変ありがたい書籍でした。

    0
    2019年01月12日
  • できる翻訳者になるために プロフェッショナル4人が本気で教える 翻訳のレッスン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    プロの翻訳者がどのような仕事をしているのか。原著者が伝えたいこと伝え方を読み取り、絵コンテのイメージを作ってから、翻訳先の言語での表現と、読み手がどのように読むのかを意識する。原文の読み手~訳文の書き手→訳文の読み手として、原文を伝えるための適切な訳文を決めるために、立場を何度も往復する。
    お金で買える実力としての辞書やコーパス辞典などの翻訳資料。せめて段落単位で原文と訳文のイメージが重なるようにすること。和訳なら日本語の引き出しの多さと原文に引きずられないこと。
    自分自身が翻訳者を目指すつもりはないが、どのような教示をもって仕事をされているのかが分かった。
    16-130

    0
    2016年07月18日
  • ChatGPTの頭の中

    Posted by ブクログ

    難しくてあまりよくわからなかった、

    でも次の単語を予想して出してるっていうのは!そうなんだーって思った

    0
    2025年08月30日
  • ChatGPTの頭の中

    Posted by ブクログ

    ChatGPTのストラクチャーと作用機構は何となく理解できたが、細かい所になると何が何だか全くわからない。難しいと言うより説明が全く足りてない。
    曰く、生成AIとはニューラルネットがヒトの脳細胞と同じように、過去に蓄積した膨大な記憶(LLM)に基づいてニューロンからニューロンへ逐次的に重み付けした情報を渡していき、『次の1語』を順次付け加えているだけ。基本的に『次の1語』は『距離の近さ(=ベクトルの短さ)』で選ばれ、自ら生成した文章が世の中の膨大な文章群に最も近くなるようにしているが、なぜAIがそれを選ぶのかを人間が明示的に理解することはできない。ごく簡単に言ってしまえばこんなところか。
    でも

    0
    2025年07月20日
  • ChatGPTの頭の中

    Posted by ブクログ

    chatgpt入門書。もうちょい簡単な本の次に読むといい。wolfram言語の考案者のwolframが、chatgptにwolfram言語を入れることの重要性をめちゃくちゃ説いてくる、ちょっとしつこくて笑えた

    0
    2025年05月13日
  • ハッキング思考 強者はいかにしてルールを歪めるのか、それを正すにはどうしたらいいのか

    Posted by ブクログ

    日々、シンプルな生活を送る。ルーチンの繰り返しで派手な遊びはしない。私はこれで十分。逆に根性論で努力を強いるような仕事に対しては、その必要性や妥当性、非効率性を先に考えてしまってストレスを抱えるタイプだ。そうした性格と「ハックする」という思考は相性が良い。

    パソコンをハッキングする、というだけではなく、本書は法律やルールをハッキングする事例を基にハッキングについて考察する。タックスヘイブンなんかもハッキングの一種だという。日本だと補助金の不正受給の類か。何だか読めば読むほど、ハッキングの定義が分からなくなる上に不愉快なものに感じ、ハッキングは良いものみたいな前述の自分の発言が恥ずかしくなる。

    0
    2025年03月22日