深田和範のレビュー一覧

  • マネジメント信仰が会社を滅ぼす

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    元コンサルタントでマネジメントの重要性を伝えていた筆者があえてそれを覆すかのような論を展開する。
    実例が多くてわかりやすいし、たしかにありがちなマネジメント論を会社に取り入れた所でどこの会社でもうまくいくという処方箋はないわけで。
    それをわかった上でいろいろやらなければいけないよね、と至極まっとうな話なのですが、それだけに、代案も欲しくなってしまう。勘と経験と度胸、が大事なのは同感ですがね…

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    2013年03月10日
  • マネジメント信仰が会社を滅ぼす

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    ビジネスが主でマネジメントは従で、マネジメントが機能していなくてもビジネスがうまく回っていれば良いというのは理解できる。

    全体としてそれを述べているのだが趣旨自体は冒頭で完結してしまっており、中盤から後半は読まなくてもいいか。

    マネジメントをうまく回すことに注力して“時間稼ぎをしている”という表現はヒヤッとしたけど…。

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    2012年10月20日
  • マネジメント信仰が会社を滅ぼす

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    マネジメントをやらずにどうするのか?

    →現在なにを行うかというビジネスよりどのように行うかというマネジメントが重視されている
    もはや、マネジメントレベルで対処っきるものではなく、ビジネスレベルの問題として取り組む必要がある
    このままいくと、消去法でしか決められず意思決定が遅くなり、さらにありきたりな案しか採用されなくなる
    その対策として、自分自身を信じて新しいことな困難なこと挑戦していく
    その中で経験値、勘、度胸を重視する

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    2012年08月15日
  • 「文系・大卒・30歳以上」がクビになる―大失業時代を生き抜く発想法―

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    大学時代は理系でしたが、現在している仕事は研究からマーケティングに変わったため、現時点では文系の仕事をやっています、さらにタイトルにある通り大卒・30歳以上なので、この本のタイトルによれば、私もクビになる候補ということで、この本を手にとってみました。本の中では、以上の条件に加えて、男性かつ正規社員と限定(p147)されています。

    かつてはリストラと言えば、定年間際の高給取りに定年(当時は60歳)よりも数年早く退職してもらうというものでしたが、低成長時代に突入したことや、経営者がリストラが手っとり速い収益向上策であると気付いたためか、リストラが頻繁に行われるようになってきた感があります。

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    2012年03月18日
  • マネジメント信仰が会社を滅ぼす

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    ネタバレ

    本来手段であるマネジメント(手法)が目的化するのが問題といえる。その解決策が「勘と度胸でビジネスを進める」と筆者は主張し、確かに一理あるとは思うが、実力のないものが勘と度胸で突っ走っても失敗のリスクが増えるだけであり、なんら新しい解決策は提示していないと思う。

    イノベーションのために新たなルールを作り、それが守られているかにばかり気をかけるのは結局責任逃れをしたいだけ、とは耳が痛い。「審判ではなく監督になれ」は心がけたいところ。

    世にひしめくマネジメント信仰に一石を投じる。たまにはこんな本も読んだ方がバランスが良いのではないか。

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    2012年01月16日
  • 「文系・大卒・30歳以上」がクビになる―大失業時代を生き抜く発想法―

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    なんか危機をあおりすぎで、その割に具体的な対策はあまり書かれていない気がしたが、ホワイトカラーの仕事が基本的に不要(会社の業績に結びつかない)という指摘はもっともだと感じた。

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    2011年07月10日
  • マネジメント信仰が会社を滅ぼす

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    マネジメントする人材も必要である上で、ビジネス(新しいことに挑戦)をする人材も今以上に必要であることを強調している。マネジメントの問題現象は覚えがある。それらの問題への対策は一度しっかり考えないといけない。

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    2012年02月19日
  • マネジメント信仰が会社を滅ぼす

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    経営者や管理者は意思を示すよりも、意見を言っているほうが楽である意思は個人の考えを示すものなので、失敗した時は責任を追求される。一方、意見は個人の責任を追求されない。人は、客観的、理論的な意見を言うために、マネッッジメントに関する知識を深めようとする。
    「意見はあっても意思はなし」→ 消去法の判断になる。何をしたいかでなく、どうしたら一番リスクが小さいかを選ぶ。
    「あるべき論」や「一般論」を言うばかりで意思を示さない。
    自分は「マネッジメントを志向するのか、ビジネスを志向するのか」を考えること重要。
    今や多くの経営者や管理者が審判になってしまっている。監督であるべき。結果を出すために、人事面で

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    2011年06月04日
  • 「文系・大卒・30歳以上」がクビになる―大失業時代を生き抜く発想法―

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    内容は分かりやすく、現状の日本やホワイトカラーへの警鐘を促すものだった。タイトルに該当するなら一読の価値があるだろう。

    一方で読み終わると大変暗い気持ちになった。そうした意味で、まだリストラから遠い人が読むべきかもしれない。求職中には絶対に読まないで欲しい。

    また他の方も指摘していたが、具体的な施策や提案が弱かった。そこは評価できない。

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    2011年05月10日
  • 「文系・大卒・30歳以上」がクビになる―大失業時代を生き抜く発想法―

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    不況が原因で今の日本があるのではなく、不況に耐えられない状態になっていました。そしてそれを作ったのはホワイトカラーであり、今後はどうしようかという本です。

    ホワイトでもブルーでも何でも良いけど、保身のために無駄な仕事を作っているのは犯罪的ともいえましょう。

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    2011年04月24日
  • マネジメント信仰が会社を滅ぼす

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    ネタバレ

      おおざっぱに言えば「マネンジメントばっかりしてても儲からんよ。リスクを恐れずもっとビジネスしようよ」という本でした。
      僕が属する組織に置き換えると「行事ばっかりして教えを説かんと会員さんは救えんよ」に近いかなと思いました。2年ほど前からはじまった教団改革はこの筆者の論理に近い方向性なのかなと思ったりしました。

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    2011年04月14日
  • 「文系・大卒・30歳以上」がクビになる―大失業時代を生き抜く発想法―

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    ネタバレ

    きっと自分がホワイトカラーだったらまさか大失業時代なんて来るわけないだろう、そう思っていたに違いない。

    ただそれは現実をきちんと見ていようとしているのか?
    確証バイアスが働いていないか?
    逃げではないのか? そう自問自答したくなる。

    内部の中に閉じこもっているだけでは外部のことはわからない。鳥の目を持っていつでも戦闘態勢に入れるように準備しておくべき。自分の力だけではどうしようできない、やがてくるだろう大失業時代到来のためにも。

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    2011年03月31日
  • マネジメント信仰が会社を滅ぼす

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    本書を読む上でまず、本書で述べられている「マネジメント」という言葉の定義に注意しなければならなりません。冒頭19頁に述べられていますが、一般的な意味よりやや狭く、「小手先の管理手法」という意味のように思われます。

    「もしドラ」以降、マネジメント本は書店の一角を占めるブームになっています。本書では、それらのブームに警鐘を鳴らすことから始まり、経営者・管理部門が持つべき心がまえ、人事制度・労働政策・業績回復シナリオの提言まで、幅広く著者のコンサルタントとしての意見が論じられています。

    試読するなら以下の頁
    1~4章の章末まとめ
    30頁・・・「真似ジメント」の弊害
    88頁・・・行き過ぎたマネジメ

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    2011年01月23日
  • マネジメント信仰が会社を滅ぼす

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    「もしドラ」ばかり読んで、まねしてもうまくいかなく、マネジメントよりビジネスが大事という本。うちの会社じゃないかという例も出てくる。たしかに、自分もマネジメント志向の本も読んだりするが、違和感があるのは確か。でも、巻末にマネジメント本の名著が一覧されており、マネジメントを批判するなら、これを全部読んでからか・・・

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    2011年01月11日
  • マネジメント信仰が会社を滅ぼす

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    マネジメントがビジネスをダメにするというのは確かに一理あるが、だからといって経験と勘と度胸を重視と言われてもピンとは来ない感じ。
    そもそもマネジメントが流行っているのは経験と勘と度胸では上手くいかなくなったからなのではなかったのかとも思える。
    ビジネスに成功の絶対的なノウハウはないという事なんだろうけど。
    20110102

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    2011年01月02日
  • 「文系・大卒・30歳以上」がクビになる―大失業時代を生き抜く発想法―

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    正に自分が当てはまる本書の条件。
    早速読んで見ねばと思い、手に取った。

    ホワイトカラーの大失業時代が来るとの予想に立って、
    自身が著者の抱く問題意識から、
    特に文系・大卒・30歳以上が何故リストラに遭うのか?
    こうした大失業時代、どう生き抜いていくのか?が書かれている。

    著者の考え・思い込みに傾倒気味であるのは正直否めず、
    やや極端な内容ではあったが、個人的には大変納得感は高い。

    やる気を醸成して行動に移させる自己啓発本ではなく、
    恐怖を煽るタイプの自己啓発本と言える。


    個人的に印象深かったフレーズは、
    「成長とは『出来ないことが出来るようになること』」
    「失業は失敗ではない

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    2010年09月21日
  • 「文系・大卒・30歳以上」がクビになる―大失業時代を生き抜く発想法―

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    就業者総数の減少に反して増えてしまったホワイトカラー。彼らの仕事の無駄と人員数が業績を圧迫しているため、リストラで業務を正常化しようという論理。というか、近い将来そうなるであろう事を踏まえての論理。

    「リストラにあっても暫くは辛い生活を送ると思うけど、新エネルギーや介護のように今伸びている業界に受け皿はあるし、ホワイトカラーのリストラで企業の業績が回復すれば雇い先も増えるよ!」とリストラされた者の行く末を前向きに論じているが、実際にそう上手くいくかどうかは疑問が残る。
    業績が回復した企業が真っ先に雇い入れるのは、現在でも溢れている新卒や第二新卒のような伸び代のある若者で、中年の失業者にまで職

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    2010年06月24日
  • 「文系・大卒・30歳以上」がクビになる―大失業時代を生き抜く発想法―

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    まさに自分がその予備軍(文系・大卒・20代後半)であり、自ら持っていた会社に対する疑問を、論理的に述べてくれたような本。
    こと生産性というキーワードで考えると、今後の自身のキャリアのあり方を、自身で再度考えて行動していかないとならないと痛感した。
    正社員であるからと会社のいうがままにしていたのでは、遠からず昨今の派遣ぎりのような状況に自分自身が置かれたとしても、誰にも文句はいえまい。

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    2010年03月29日
  • 「文系・大卒・30歳以上」がクビになる―大失業時代を生き抜く発想法―

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    生産性の低いホワイトカラーは切られる。養っておく余裕はもうないし、切れるとこはもう大分切っているから。成長できない仕事でダラダラと過ごすよりは思い切ってリスクを取ろうってことかな。

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    2009年11月29日
  • 「文系・大卒・30歳以上」がクビになる―大失業時代を生き抜く発想法―

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    ・今後、生産性を改善するためにはホワイトカラーのリストラぐらいしか方法がない
     -生産や販売現場の向上はもうすでに相当向上している
    ・賃金が高いホワイトカラーの削減効果が一番効果が高い
     -過剰気味なため、メスも入れやすい
    ・今回の不景気では、打開のための牽引役の商品がない
     -過去の不景気では、パソコン、携帯などがあった
     -次世代を担う商品がない
    ・コインポイッシャー(コインを磨く人)
     -1円玉を磨き続けても価値は上がらない
    ・経費削減はリストラへの呼び水
     -こんだけやっても、業績が悪いんだから最後の手段としてリストラを行う。と納得性を持たせる
    ・リストラされる人が「俺が何をしたってい

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    2009年11月20日