深田和範のレビュー一覧

  • マネジメント信仰が会社を滅ぼす
    ビジネスが主でマネジメントは従で、マネジメントが機能していなくてもビジネスがうまく回っていれば良いというのは理解できる。

    全体としてそれを述べているのだが趣旨自体は冒頭で完結してしまっており、中盤から後半は読まなくてもいいか。

    マネジメントをうまく回すことに注力して“時間稼ぎをしている”という表...続きを読む
  • マネジメント信仰が会社を滅ぼす
    マネジメントをやらずにどうするのか?

    →現在なにを行うかというビジネスよりどのように行うかというマネジメントが重視されている
    もはや、マネジメントレベルで対処っきるものではなく、ビジネスレベルの問題として取り組む必要がある
    このままいくと、消去法でしか決められず意思決定が遅くなり、さらにありきたり...続きを読む
  • 「文系・大卒・30歳以上」がクビになる―大失業時代を生き抜く発想法―
    大学時代は理系でしたが、現在している仕事は研究からマーケティングに変わったため、現時点では文系の仕事をやっています、さらにタイトルにある通り大卒・30歳以上なので、この本のタイトルによれば、私もクビになる候補ということで、この本を手にとってみました。本の中では、以上の条件に加えて、男性かつ正規社員と...続きを読む
  • マネジメント信仰が会社を滅ぼす
    本来手段であるマネジメント(手法)が目的化するのが問題といえる。その解決策が「勘と度胸でビジネスを進める」と筆者は主張し、確かに一理あるとは思うが、実力のないものが勘と度胸で突っ走っても失敗のリスクが増えるだけであり、なんら新しい解決策は提示していないと思う。

    イノベーションのために新たなルールを...続きを読む
  • 「文系・大卒・30歳以上」がクビになる―大失業時代を生き抜く発想法―
    なんか危機をあおりすぎで、その割に具体的な対策はあまり書かれていない気がしたが、ホワイトカラーの仕事が基本的に不要(会社の業績に結びつかない)という指摘はもっともだと感じた。
  • マネジメント信仰が会社を滅ぼす
    マネジメントする人材も必要である上で、ビジネス(新しいことに挑戦)をする人材も今以上に必要であることを強調している。マネジメントの問題現象は覚えがある。それらの問題への対策は一度しっかり考えないといけない。
  • マネジメント信仰が会社を滅ぼす
    経営者や管理者は意思を示すよりも、意見を言っているほうが楽である意思は個人の考えを示すものなので、失敗した時は責任を追求される。一方、意見は個人の責任を追求されない。人は、客観的、理論的な意見を言うために、マネッッジメントに関する知識を深めようとする。
    「意見はあっても意思はなし」→ 消去法の判断に...続きを読む
  • 「文系・大卒・30歳以上」がクビになる―大失業時代を生き抜く発想法―
    内容は分かりやすく、現状の日本やホワイトカラーへの警鐘を促すものだった。タイトルに該当するなら一読の価値があるだろう。

    一方で読み終わると大変暗い気持ちになった。そうした意味で、まだリストラから遠い人が読むべきかもしれない。求職中には絶対に読まないで欲しい。

    また他の方も指摘していたが、具体的な...続きを読む
  • 「文系・大卒・30歳以上」がクビになる―大失業時代を生き抜く発想法―
    不況が原因で今の日本があるのではなく、不況に耐えられない状態になっていました。そしてそれを作ったのはホワイトカラーであり、今後はどうしようかという本です。

    ホワイトでもブルーでも何でも良いけど、保身のために無駄な仕事を作っているのは犯罪的ともいえましょう。
  • マネジメント信仰が会社を滅ぼす
      おおざっぱに言えば「マネンジメントばっかりしてても儲からんよ。リスクを恐れずもっとビジネスしようよ」という本でした。
      僕が属する組織に置き換えると「行事ばっかりして教えを説かんと会員さんは救えんよ」に近いかなと思いました。2年ほど前からはじまった教団改革はこの筆者の論理に近い方向性なのかな...続きを読む
  • 「文系・大卒・30歳以上」がクビになる―大失業時代を生き抜く発想法―
    きっと自分がホワイトカラーだったらまさか大失業時代なんて来るわけないだろう、そう思っていたに違いない。

    ただそれは現実をきちんと見ていようとしているのか?
    確証バイアスが働いていないか?
    逃げではないのか? そう自問自答したくなる。

    内部の中に閉じこもっているだけでは外部のことはわからない。鳥の...続きを読む
  • マネジメント信仰が会社を滅ぼす
    本書を読む上でまず、本書で述べられている「マネジメント」という言葉の定義に注意しなければならなりません。冒頭19頁に述べられていますが、一般的な意味よりやや狭く、「小手先の管理手法」という意味のように思われます。

    「もしドラ」以降、マネジメント本は書店の一角を占めるブームになっています。本書では、...続きを読む
  • マネジメント信仰が会社を滅ぼす
    「もしドラ」ばかり読んで、まねしてもうまくいかなく、マネジメントよりビジネスが大事という本。うちの会社じゃないかという例も出てくる。たしかに、自分もマネジメント志向の本も読んだりするが、違和感があるのは確か。でも、巻末にマネジメント本の名著が一覧されており、マネジメントを批判するなら、これを全部読ん...続きを読む
  • マネジメント信仰が会社を滅ぼす
    マネジメントがビジネスをダメにするというのは確かに一理あるが、だからといって経験と勘と度胸を重視と言われてもピンとは来ない感じ。
    そもそもマネジメントが流行っているのは経験と勘と度胸では上手くいかなくなったからなのではなかったのかとも思える。
    ビジネスに成功の絶対的なノウハウはないという事なんだろう...続きを読む
  • 「文系・大卒・30歳以上」がクビになる―大失業時代を生き抜く発想法―
    正に自分が当てはまる本書の条件。
    早速読んで見ねばと思い、手に取った。

    ホワイトカラーの大失業時代が来るとの予想に立って、
    自身が著者の抱く問題意識から、
    特に文系・大卒・30歳以上が何故リストラに遭うのか?
    こうした大失業時代、どう生き抜いていくのか?が書かれている。

    著者の考え・思い込み...続きを読む
  • 「文系・大卒・30歳以上」がクビになる―大失業時代を生き抜く発想法―
    就業者総数の減少に反して増えてしまったホワイトカラー。彼らの仕事の無駄と人員数が業績を圧迫しているため、リストラで業務を正常化しようという論理。というか、近い将来そうなるであろう事を踏まえての論理。

    「リストラにあっても暫くは辛い生活を送ると思うけど、新エネルギーや介護のように今伸びている業界に受...続きを読む
  • 「文系・大卒・30歳以上」がクビになる―大失業時代を生き抜く発想法―
    まさに自分がその予備軍(文系・大卒・20代後半)であり、自ら持っていた会社に対する疑問を、論理的に述べてくれたような本。
    こと生産性というキーワードで考えると、今後の自身のキャリアのあり方を、自身で再度考えて行動していかないとならないと痛感した。
    正社員であるからと会社のいうがままにしていたのでは、...続きを読む
  • 「文系・大卒・30歳以上」がクビになる―大失業時代を生き抜く発想法―
    生産性の低いホワイトカラーは切られる。養っておく余裕はもうないし、切れるとこはもう大分切っているから。成長できない仕事でダラダラと過ごすよりは思い切ってリスクを取ろうってことかな。
  • 「文系・大卒・30歳以上」がクビになる―大失業時代を生き抜く発想法―
    ・今後、生産性を改善するためにはホワイトカラーのリストラぐらいしか方法がない
     -生産や販売現場の向上はもうすでに相当向上している
    ・賃金が高いホワイトカラーの削減効果が一番効果が高い
     -過剰気味なため、メスも入れやすい
    ・今回の不景気では、打開のための牽引役の商品がない
     -過去の不景気では、パ...続きを読む
  • 「文系・大卒・30歳以上」がクビになる―大失業時代を生き抜く発想法―
    私「文系・大卒・30歳以上」なんですけどw といいつつ本質は日本におけるホワイトワーカーといわれる専門性を持たない職業人たちがいかに企業の大多数を占め、結果として企業競争力・生産性を貶めるに至ったかを卑近な例示からマクロ的な日本経済分析を行ったもの。タイトル的には非常に釣られやすいです。