薄井ゆうじのレビュー一覧

  • くじらの降る森

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    薄井ゆうじ…この作家さんの本は初めて。
    鯨ばかり描いている名前のない男の子の、なんとも不思議な話。
    「心を癒してくれる現代の神話」と紹介文があったが、そうなの?
    癒されるどころか疲れてしまった私は、へそ曲がりなのかなぁ!

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    2009年10月30日
  • 竜宮の乙姫の元結いの切りはずし

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    メルヘンです。
    実際にはありえないけど、(あるいはありえないと思っているけど)
    メルヘンの世界に放り出された若い男性のお話。
    ふっと、浮世離れするときにいいかも。

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    2009年10月04日
  • 竜宮の乙姫の元結いの切りはずし

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    リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ…。

    なんとも奇妙に響くタイトル…。

    海をたゆたう海草は何を思うのか?


    現代の浦島太郎が竜宮城を求めた先に何が待ち受けるのか…?


    一人の青年の目を通して氏が描く珠玉の寓話、お楽しみください。

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    2009年10月04日
  • イエティの伝言(小学館文庫)

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    イエティ。毛むくじゃらの雪男。深い智恵と愛と勇気。
    でも、ぜひ会ってみたい、友達になりたい!とまでは思えなかったところが残念。薄井ゆうじは、人間じゃにのに人間っぽい生き物が好きだなぁ。

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    2009年10月04日
  • 星の感触

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    大きな人間の話。
    大きすぎて時にみんなから怖がられたりする。
    でもおかまいなしにどんどん大きくなっていく。
    けっこう切ない話。

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    2009年10月04日
  • くじらの降る森

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    春樹な世界観をもう少しメルヘンの方に読みやすくしたイメージ。コンスタントに安定した作品を出し続けているけど、初期ほどオススメ。

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    2009年10月04日
  • 樹の上の草魚

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    かつて「ぼく」を刺したあの少年が、時を経て、綺麗な女性になって目の前に現れた……。「両性具有」をモチーフにした、不思議で切ない小説。
    作中にある「電波の届かなくなったヘリコプターの話」が大好き。

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    2009年10月04日
  • くじらの降る森

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    最初の感じでホンワカなお話かと思っていたのですが、後半の展開ではちょっと重さを感じるストーリーでした。 何て言えばいいのか、感想を書くのが難しいな。 今までに読んだことのないタイプかも。
    ここに出てくる人たちは皆、「常識人」と呼ばれるようなタイプからはどこか外れている部分があります。
    誰にでもそういう所はあると思うけれど、その外れている部分が際立って描かれている感じ。
    登場人物たちは、それぞれその部分を大切に生きているんだなと思いました。

    裏表紙には「心を癒してくれる現代の神話」と書いてあります。
    たしかに神話っぽいイメージがあるかも。
    でも、ただ単に癒されるという内容ではありま

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    2009年10月04日