田中紀子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
■ギャンブル依存症は「ドーパミン制御障害」
・やめようと思ってもやめられない耽溺状態
■渇望
・ギャンブルへの強い欲求
■耐性
・次第にギャンブルに賭ける金額と費やす時間の増加
■感作
・一度ギャンブルをやめても,何かのきっかけで再びのめり込むこと
■世代伝播
・二世代にわたるギャンブル依存症
■犯行を思い立つのは偶然が作用
■依存症になりやすい家庭
・褒められることや成功体験がなければ,自尊心が育ちにくくなるだけではなく健康的なことでドーパミンを出すという経験ができず,良い記憶が定着しない
■依存症にしないためには「ドリームキラー」にならないこと
■人生を狂わせる遺産相続
・5,000万円程度の遺産や退職金をすぐに使い果たし逆に借金が残ったという人はたくさんいる
■イネーブラー
・依存の継続を可能にさせる人
■アダルトチルドレン
・親との関係性が後の人生に強く影響し,そこから抜け出せない人
・世代伝播する
■ギャンブラーズ・アノニマス(GA)
・ギャンブル依存症の自助グループ
■適度に遊ぶのが不可能な人たち
■ドーパミンが過剰に分泌されやすい体質
■「底つき体験」(Hit the Bottom)が必要
■リカバードカウンセラー
・かつて依存症だった人がその経験を生かし,同じく依存症で苦しむ人の手助けをするカウンセラー
■大抵のギャンブル依存症者は,ギャンブルにのめり込んだということを除けば普通に社会生活を送っていた人たち -
Posted by ブクログ
ネタバレ依存症の恐ろしさを痛感した。
アルコール依存症、薬物依存症、ギャンブル依存症。
自分とは無縁の世界だと思っていたがいつ誰がなってもおかしくないんだな…。
やり場のないストレスに苦しんだり、同調圧力に負けたり、入り口は些細なこと。
ただ一度手をつけてしまうと悪循環に陥り、本人の力だけじゃなかなか抜け出せなくなる。
またアルコールや薬物は脳だけじゃなく身体全体に負担がかかる。
(ギャンブル依存症は身体的な負担はないがそれ故に表面化しにくい)
依存症によって脳が変質し犯罪に手を出してしまう人は少なからずいる。
そうなってしまう前に周りがいち早く気づき本人の事情と向き合いながら改善していくことが重要だと思った。
依存症の人に必要なのは反省ではなく治療。 -
Posted by ブクログ
お酒をやめても現実のしんどさは変わらない
~自分の人生に向き合うために酒をやめる~
酒は薬物であり、現実逃避のツールである。暴言やイラつきは家族を嫌な気分にさせ、場合によっては離婚に至らしめる。時間、精神的、肉体的、金銭的にも費用対効果が非常に低いものである。
報酬系の仕組みにより、離脱症状によりキレたり暴言を吐き家族を傷つけるが、病気であるので自分のせいではない。ただ、そのまま改善することなく飲み続けることは、人生の多くを無駄にすることになる。人生に真正面から向き合うことなく、逃げて暮らすことになる。そんな自分は嫌だ。依存症であれば、保健所で相談するなど、他者の力や外部に頼ることも必須だと感じた。
飲むことに囚われて酒(薬物)に人生を支配されるのではなく、自分の意志でこれからの人生を歩んでいきたい。本書で最後に主人公が感じた、まず自分のために、次に誰かのためにという考え方のバランスをとり両立させることで、酒を介さず、充実した人生を送りたいと思う。
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Posted by ブクログ
森田真生さんのエッセイに出てきたのを見て購入した。森田さんは、この問題集をテキストに、小学生と「数学」の勉強会を開いているそうだ。元々、ロシアの数学教育の人々が、既存の教科書に対抗して作った教科書で、日本の数学教科書に見慣れた素人からすると、「数学」というものの世界観が全く違っていて、面白かった。
「75センチの棒をシャクトリムシが登る。1日で5センチ上り、寝ている間に4センチ滑り落ちてしまう。何日で上りきることができるか。」
一番衝撃的だったのは、「グラフ」の章だった。自分の今までのイメージだと、「グラフ」といえば、x軸とy軸のある棒グラフや折れ線グラフだったが、ここで定義される「グラフ」は全く違う。
「グラフ」というのは、物事の関係を点と線で表したもので、点つなぎのような図形がたくさん描かれている。
日本で算数・数学を学んだ人間からすると、「数学」というのは、積み上げ教科だと思う。だけれども、この問題集の問題には、順番というものがない。一つの概念が定義されて、それでもって出された問題群を解いていく。だからこそ、どこからでも数学的に考えることができる構成になっている。
数学の友達に聞いたら、日本の「数学」が、積み上げ教科になっているのは、教科書で言う「数学」がイコール「解析数学」になってしまっているからだと言う。
本当に「数学」を好きな人たちに、読んでもらいたい。そして、学校で勉強したものとは違った、もっと広い「数学」の世界に触れてほしい。