田中紀子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
■ギャンブル依存症は「ドーパミン制御障害」
・やめようと思ってもやめられない耽溺状態
■渇望
・ギャンブルへの強い欲求
■耐性
・次第にギャンブルに賭ける金額と費やす時間の増加
■感作
・一度ギャンブルをやめても,何かのきっかけで再びのめり込むこと
■世代伝播
・二世代にわたるギャンブル依存症
■犯行を思い立つのは偶然が作用
■依存症になりやすい家庭
・褒められることや成功体験がなければ,自尊心が育ちにくくなるだけではなく健康的なことでドーパミンを出すという経験ができず,良い記憶が定着しない
■依存症にしないためには「ドリームキラー」にならないこと
■人生を狂わせる遺産相続
・5 -
Posted by ブクログ
ネタバレ依存症の恐ろしさを痛感した。
アルコール依存症、薬物依存症、ギャンブル依存症。
自分とは無縁の世界だと思っていたがいつ誰がなってもおかしくないんだな…。
やり場のないストレスに苦しんだり、同調圧力に負けたり、入り口は些細なこと。
ただ一度手をつけてしまうと悪循環に陥り、本人の力だけじゃなかなか抜け出せなくなる。
またアルコールや薬物は脳だけじゃなく身体全体に負担がかかる。
(ギャンブル依存症は身体的な負担はないがそれ故に表面化しにくい)
依存症によって脳が変質し犯罪に手を出してしまう人は少なからずいる。
そうなってしまう前に周りがいち早く気づき本人の事情と向き合いながら改善していくことが重要 -
Posted by ブクログ
お酒をやめても現実のしんどさは変わらない
~自分の人生に向き合うために酒をやめる~
酒は薬物であり、現実逃避のツールである。暴言やイラつきは家族を嫌な気分にさせ、場合によっては離婚に至らしめる。時間、精神的、肉体的、金銭的にも費用対効果が非常に低いものである。
報酬系の仕組みにより、離脱症状によりキレたり暴言を吐き家族を傷つけるが、病気であるので自分のせいではない。ただ、そのまま改善することなく飲み続けることは、人生の多くを無駄にすることになる。人生に真正面から向き合うことなく、逃げて暮らすことになる。そんな自分は嫌だ。依存症であれば、保健所で相談するなど、他者の力や外部に頼ることも必 -
- カート
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試し読み
Posted by ブクログ
森田真生さんのエッセイに出てきたのを見て購入した。森田さんは、この問題集をテキストに、小学生と「数学」の勉強会を開いているそうだ。元々、ロシアの数学教育の人々が、既存の教科書に対抗して作った教科書で、日本の数学教科書に見慣れた素人からすると、「数学」というものの世界観が全く違っていて、面白かった。
「75センチの棒をシャクトリムシが登る。1日で5センチ上り、寝ている間に4センチ滑り落ちてしまう。何日で上りきることができるか。」
一番衝撃的だったのは、「グラフ」の章だった。自分の今までのイメージだと、「グラフ」といえば、x軸とy軸のある棒グラフや折れ線グラフだったが、ここで定義される「グラフ