ミスター高橋のレビュー一覧

  • プロレス 至近距離の真実 レフェリーだけが知っている表と裏

    Posted by ブクログ

    今となっては著者の言葉が身に染みる
    リング禍でこの世を去ったレスラー
    身体が不自由になったレスラー
    勇姿を思い浮かべる度行き場の無い感情が
    込み上げる。

    0
    2024年08月22日
  • 流血の魔術 最強の演技 すべてのプロレスはショーである

    Posted by ブクログ

    「本当に強い、”いかにも強そう”と思わせる演技力を含めてファンに納得させる力、その力を兼ね備えたエンターテインメント、それが今後のプロレス復活に必要不可欠な条件ではないだろうか」

     新日本プロレスが斜陽に入った2001年に本書は出版された。”すべてのプロレス”と名打っているが、内容は当時の新日本プロレスに対するアンチテーゼである。

     本書を遡ること2年前の1999年、当時のWWFは株式上場に伴い、プロレスに筋書きがあることを全米にカミングアウトした。

    「プロレスは作りものだということを、WWFは堂々と公言したことになる。」

    「それが出来たのは、彼らが本当のプロフェッショナルだっ

    0
    2019年10月26日
  • 流血の魔術 最強の演技 すべてのプロレスはショーである

    購入済み

    やっぱりプロレスは面白い

    やっぱり面白いなぁ…プロレス。
    観るより、やっている側は楽しかっただろうな。こんなビジネス他には無いですね。
    でもやっぱり「仕掛けを見えない所で」工夫して「お客を欺く」からあれだけ盛り上がったんではないでしょうか?
    そういう行為に罪悪感を持っていた人達も内部にはいたんですね。
    最強を知りたくて観ていた僕らの世代は、当然格闘技に流れていくし、ショーとして観る人は、新しいお客さんですね。
    僕は上手いより、強いを観たかった気もしますが、観戦の仕方は人それぞれ。

    0
    2016年11月12日
  • 流血の魔術 最強の演技 すべてのプロレスはショーである

    購入済み

    ショービジネスが学べる本

    数年前、この本を初めて読んだとき
    プロレスラーは強いだけではなく
    頭もいいんだなあと、感心した記憶があります。

    興行会社とは何か。
    ショービジネスとはどうあるべきなのか。
    観客を喜ばせるためにはどうすればいいのかなど
    非常に学ぶことが多かったです。良書です。

    1
    2013年12月06日
  • プロレス 至近距離の真実 レフェリーだけが知っている表と裏

    Posted by ブクログ

    潰し合いや脳天落下乱発、凱旋帰国してからの前田選手に感じていた違和感を著者と共有出来た。プロレスにしても現在の相撲にしても目先の勝星を得る事にこだわると途端につまらなくなり、そして強さも痛みも伝わらないでしょう。相撲では外国人の大量参入でかただ勝つ事にこだわる傾向が強く、すぐ変化、引きの取り組み連発で力が入るがっぷり相撲はほとんどお目にかかれない。プロレスもUの頃から本当のプロと言うものを考えさせられました。あの当時のナンバーなどで天龍選手が語っていた「ドロップキックは華なんだよ。否定して欲しく無い」とか馬場観などは興味深いものでした。この本での木村先生、坂口選手、長州選手、藤波選手、ルスカ選

    0
    2013年02月10日
  • カミングアウトー東京デンジャラス・ボーイ(3)

    Posted by ブクログ

    プロレス小説三部作の最終巻。
    犬神真道率いるAWAプロレスは、ついに禁断であった「プロレスはショーである」ということを、世間に向けて「カミングアウト」する!Xワールドとの抗争はどうなるのか?そして井上と草壁のシングルマッチの行方は!?
    架空の団体の話でありながら、プロレスの「裏」を描いてきた作品の最終章!

    0
    2009年10月04日
  • ダブルクロス――東京デンジャラス・ボーイ(2)

    Posted by ブクログ

    本作で一番の見所は「招待券」をバラ巻く一場面である。
    営業部長やマッチメイカーがいくら頑張っても拳が売れない。
    実際の興行でもある事だが、これを元プロレス界の人間が書いた事に
    インパクトがあると思う。

    「しょうがない、バラ巻くか・・招待券・・」

    「テレビは生中継だし、格好だけでもつけなきゃ仕方ないだろう。
    ガラガラのスタンドが映し出されては、地方のプロモーターも不安に思うだろうしな。」

    「・・・・背に腹は変えられませんね。」


    これが現実なんだろうと思う。現在のプロレス中継をどれだけの人が
    見ているかは定かではないが、ガラガラの客席が映ったのを見た事もあるだろう。

    0
    2009年10月04日
  • セメントマッチ――東京デンジャラス・ボーイ(1)

    Posted by ブクログ

    柔道界のスター、井上大樹は「セメント」を求めてプロレス界入りした。
    しかし、「真剣勝負」を夢見ていた大樹にとって、「プロレス=ショー」という
    認識を聞かされた時、彼は愕然とする・・・・。
    というのが、話の流れなのだが、内容については読んで頂くとして・・。
    私が述べたいのはそんなことではなく、プロレス界の内情を
    「思い切り暴露」しまくっているのが本著だ。


    「フィクション」として読めば、「リアルすぎる」内容に。
    「ノンフィクション」として読めば、「ここまでバラして平気なのか?」
    とこちらが心配するような本である。

    0
    2009年10月04日
  • 流血の魔術 最強の演技 すべてのプロレスはショーである

    Posted by ブクログ

    世のプロレスファンに衝撃を与えた、所謂「高橋本」です。

    「果たしてプロレスはショーなのか?」という疑問に真っ向から答えたこの本。
    内容は皆さん、ご自分でお読みになって下さい。旧来のプロレスファンの方々には、ショッキングな内容が書かれていますので、これを見てプロレスファンをやめる方もいらっしゃるかもしれません。しかし私は、この本の発売によって、日本プロレス界がいい方向に向かうような気がしてきました。著者の文章、そしてプロレス界に対する感想を見て、そう感じました。

    ただし!これを読むなら順番があります。

    先に「至近距離の真実」を読み、その後に「流血の魔術」を読んで下さい。



    そうしないと

    0
    2009年10月04日
  • 流血の魔術 最強の演技 すべてのプロレスはショーである

    Posted by ブクログ

    プロレスの試合すべての勝敗が予め決まっていることや
    流血はカミソリで切っていたことなど
    ショッキングな内容が目白押しです。
    猪木神話は僕の中で崩壊しました・・・。
    ただ、プロレスへの愛情はすごい感じます。
    プロレスはキング・オブ・スポーツではなくて
    キング・オブ・エンターテイメントを目指せという提言は納得いくし
    実際にハッスルなんかはその路線で人気を博してきているので
    プロレスの未来を悲観せずに済みそうです。
    ハッスルは高田とか小川が明らかに「演じてる」ところが面白い。
    割とセメント(真剣勝負)が好きな人たちが参加してるのは
    最初から演技だと割り切って楽しんで出来るからじゃないかと思うし
    八百

    0
    2009年10月04日
  • プロレス 影の仕掛人 レスラーの生かし方と殺し方

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    プロレスに興味を持ったことはない。
    というよりも、苦手である。
    辛いのも痛いのも嫌いだし、流血の大惨事なんて見たくもない。

    私が子どもの頃、父が時々テレビでプロレスを見ていた。
    その姿を見て母は「あんな八百長、どこが面白いんだか。くだらない」と言い捨てた。
    もっとも母は、相撲も巨人戦も八百長だと言い張っていたけれど。

    で、この本を読んで、やはりプロレスは母の言うところの八百長だったということが分かった。
    ただし、楽な試合をするための、または星のやり取りのための八百長ではなく、ファンの見たい姿を一番効果的に演出するための、ストーリーなのだそうだ。

    強い選手を見たい。
    これはファンの心理の第

    0
    2018年05月16日
  • プロレス 至近距離の真実 レフェリーだけが知っている表と裏

    Posted by ブクログ

    「流血の魔術 最強の演技〜すべてのプロレスはショーである〜」を読むために、まずその前のこの本を読んだ。
    主にレフェリーの仕事の大切さと大変さ
    外国人係を兼ねていたのでその中での外国人とのエピソードなど。
    タイガー・ジェット・シンやアンドレ・ザ・ジャイアントなど
    有名な外国人レスラーのイメージとは違う意外なエピソードが楽しい。
    全体的に核心を避けて書いているものの
    それらを暗示するような書き方ではある。

    0
    2009年10月04日
  • プロレス 影の仕掛人 レスラーの生かし方と殺し方

    Posted by ブクログ

    「マッチメーカー」の文庫版だったので結果的に再読。

    なんだかんだ理由を書いてはいるが、業界の裏を暴いてしまった罪は大きいと思う。自分も含めて、観客の本気度を奪い、プロレスファンのプライドを壊してしまった。

    昭和プロレスが盛り上がったのは観客が本気だったからだと思っているが、エンタメの一つでは、本気で楽しむことはできても、本気で怒ったり悔しがったりすることは出来なくなってしまった。

    0
    2022年04月27日
  • 悪役レスラーのやさしい素顔

    Posted by ブクログ

    悪役レスラーと言うほど悪役ばかりじゃありませんね。(^^;
    「外人」レスラーだと売れないとか思っちゃったかな?
    昭和の新日にあがった外人レスラーとミスター高橋の交流記、秘蔵の写真付きと言ったところ。
    何人かのヒールレスラーが日頃から悪役を演じていたなど、読みどころが多かったと思います。
    ちょっと自慢話が鼻につくところがあるのは、ま、元がブログなのでそういうところもあるよね、と優しくぬるく見守りたいところです。(^^;

    0
    2018年11月02日
  • 流血の魔術 最強の演技 すべてのプロレスはショーである

    Posted by ブクログ

    読んでしまった。とうとう読んでしまった。この本が出版された時見て見ぬふりをしてきたというのに。知りたくなかったな。でもまだ当時の全日は少し違ったんじゃないかと思おうとしている自分がいたりもする。

    0
    2015年02月17日
  • 流血の魔術 最強の演技 すべてのプロレスはショーである

    Posted by ブクログ

    プロレスがエンターテイメントであること、そのエンターテイメントをどのように作ってきたかを白日のもとに晒してくれる。
    色々なキャラが適材適所で働いてこそ組織が生きてくるのは、どこの職場においても当てはまるのだ。

    0
    2014年12月15日
  • 流血の魔術 最強の演技 すべてのプロレスはショーである

    Posted by ブクログ

    通称「高橋本」。プロレス者としての私は、高橋本以前と以降で決定的な何かが変わってしまったのを否定できない。それでもプロレスは観戦が趣味なのには変わりないんですが。

    0
    2010年04月20日
  • プロレス 至近距離の真実 レフェリーだけが知っている表と裏

    Posted by ブクログ

    プロレス好きじゃないと、全然おもしろくないと思うんだけど、アタシはおもしろかったなー。文章もいいかげんでおもしろい。プロレスまわりの人って感じ(笑)。昔のプロレスはよかったよねぇ、としみじみ思う本。

    0
    2009年10月04日