あらすじ
あのベストセラー『流血の魔術 最強の演技』における「プロレス革命――エンターテインメント宣言」の原点はここにあった!!――新日本プロレルのレフェリーとして、アントニオ猪木らの試合を2万試合以上裁き、また外国人レスラー担当、マッチメイカー、審判部長を務めた男が、そこにいた人間のみが知るリング内外のプロレスの魅力を存分に語り尽くした!!
● 「教えてもらうことなんてないと思っていたけど、やっぱりミスターは知っていた!! この本こそ極上のSRS(スペシャルリングサイド)」である!!――(浅草キッド)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
今となっては著者の言葉が身に染みる
リング禍でこの世を去ったレスラー
身体が不自由になったレスラー
勇姿を思い浮かべる度行き場の無い感情が
込み上げる。
Posted by ブクログ
潰し合いや脳天落下乱発、凱旋帰国してからの前田選手に感じていた違和感を著者と共有出来た。プロレスにしても現在の相撲にしても目先の勝星を得る事にこだわると途端につまらなくなり、そして強さも痛みも伝わらないでしょう。相撲では外国人の大量参入でかただ勝つ事にこだわる傾向が強く、すぐ変化、引きの取り組み連発で力が入るがっぷり相撲はほとんどお目にかかれない。プロレスもUの頃から本当のプロと言うものを考えさせられました。あの当時のナンバーなどで天龍選手が語っていた「ドロップキックは華なんだよ。否定して欲しく無い」とか馬場観などは興味深いものでした。この本での木村先生、坂口選手、長州選手、藤波選手、ルスカ選手に関する裏話は大変面白かったです。
Posted by ブクログ
「流血の魔術 最強の演技〜すべてのプロレスはショーである〜」を読むために、まずその前のこの本を読んだ。
主にレフェリーの仕事の大切さと大変さ
外国人係を兼ねていたのでその中での外国人とのエピソードなど。
タイガー・ジェット・シンやアンドレ・ザ・ジャイアントなど
有名な外国人レスラーのイメージとは違う意外なエピソードが楽しい。
全体的に核心を避けて書いているものの
それらを暗示するような書き方ではある。