杉山孝博のレビュー一覧
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親や親族の介護。
まだ先だと思っていても気づいたら認知症かも⁇と思うような行動が…。
親の介護は、来たるべき自分の老後への予習かもしれない。
認知症は、誰にでも起こること。
どんな病気で薬は?とかお金はどのくらい必要か?とか介護施設はどうしたら入れる?などなど
知っておけば良かったと思える本。
マンガとQ&Aもあって、とてもわかりやすい。
認知症に適した施設も公的と民間とあり、条件や金額などや入居の条件など、考えておくことも必要かと思う。
家で介護する場合もデイサービスやヘルパーなども利用しながらというのもある。
人口の3分の1が、65歳以上、認知症800万人とさえいわれる時代。 -
Posted by ブクログ
軽度認知障害の家族がいます。
なぜこんな言動をするのだろうと、理解できずにイライラしたり、それを相手にぶつけてしまったりしていたが、正しい知識を得ることで、少しではあるが理解でき、自分自身の心の持ち方がわかった。
一番困惑し混乱して不安なのは認知症患者本人だということを感じ、反省し、もう少し思いやりを持って接したいと思った。
以下覚書
本人の記憶になければ、本人にとっては事実ではない
症状は身近な人に強く出る
まだら症状
記憶は残らなくても感情は残る
プラス思考ほど、認知症の人や介護者にとって助けになるものはありません。
まず笑顔
9つの法則
感情残像の法則、作用・反作用 -
Posted by ブクログ
認知症について調べてみた@3冊目。
実家にはこの本を送った。マンガ+文字での解説のセットで全体が構成されていて、読みやすい。
2冊目に読んだ『認知症の人のつらい気持ちがわかる本』と著者が同じだった。本としてのまとめ方は違うが、「知識を持っていれば、もしもの時にも適切に対応できる」という同じ考えが感じられる。
『認知症の症状自体が問題ではない。症状が現れた時、周囲との関係性がうまくいかなくなることが問題。』という一文があった。知識があれば、ある程度解決できる。過度に驚かずに済む。認知症の人の奇妙な行動にも意味・理由があることがわかり、イライラも小さくできる。 -
Posted by ブクログ
認知症について調べてみた@2冊目。
1冊目とは違ったスタンスで、ちょうど良かった。タイトルのとおり、認知症の人の気持ちに焦点を当てて書かれている。
冒頭にこのように書かれている。『認知症が進むと、本人から(気持ちを)聞くことは難しくなります。何も感じないのではなく、気持ちをうまく言葉にできないからです。』
この本も多くの具体的な事例が書かれている。健常者から見ると、なぜこんなことをするのか・なぜわかってくれないのかと苛立ってしまうのだろうと思う。でも、そのような行動を取ってしまう背景・理由を知ることで思いやりある対応ができる助けになるのかなと思った。
認知症になっても、昔のことはよく覚