親が認知症になったら読む本

杉山孝博

「９大法則・１原則」で、介護はぐんとラクになる！

予備軍も入れるといまや65歳以上の４人に１人といわれる認知症。
物忘れ、徘徊、妄想、失禁……こんな症状に振り回されてクタクタになる前に、ぜひ本書を読んでください。
認知症問題の解決は、一にも二にもまず「正しい理解」から。
認知症がよくわかる「９大法則・１原則」のほか、「症状別の具体的な介護のコツ」「認知症理解のためのＱ＆Ａ」など、役立つ知識が満載の一冊。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 暮らし・健康・美容 / 暮らし
• 出版社: 二見書房
• 掲載誌・レーベル: 二見レインボー文庫
• ページ数: 244ページ
• 電子版発売日: 2016年12月01日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 5MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

認知症とはどういうものか、どういう心持ちで対処すればよいかが平易な文章で書かれています。僕の祖母にここ最近、認知機能の明確な衰えが出てきているので参考として拝読。認知症になると当人の世界観は常人のそれと全く異なるものになるそうです。介護者は、もう当人の認知機能が回復することは無いと割り切り、その世界観を理解してあげて悪感情を抱かせないようにするのが善いとのこと。それを前提に対策を静かに講じるとお互い負担が少ないそうな。自分も歳をとればいずれそうなるのだし、前向きに平穏に認知症と付き合って行けたらな、と思う。