鳥谷朝代のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
仕事で、人前で話さなければならなくなって買った本。
著者は、元重度の「あがり症」で、「職場で講師や司会が当たるとわかっている日の朝は、仮病を使って休む」くらいの筋金入りだったそう。
そのため、精神内科を受診したり、催眠療法を受けたりと20万円近く払ったのに改善せず。
しかし、「話し方講座」を受講して、そこから「あがり」を克服し、話し方講座を開講するに至るという経歴の持ち主とのことである。
このような経歴の持ち主なので、一つ一つのエピソードが面白く読めた。また、上記のように「苦手なことを克服するために、(諦めるのではなく)何でも利用する」という発想には大いに感銘を受けた次第である。
以下、自分にとって参考になった「話し方」について3つ書いておく。
①自己紹介等は、短ければ短いほど良い。
→自己紹介や朝礼なら1分程度。乾杯なら30秒でOK。
②前置き(言い訳)を短くする。
→「準備不足」とか「自信がない」とかの前置きを言わない。話し手の都合は、聞き手にはどうでもいい。
③自分が話している姿を録画して見返す。
→人の印象を大きく左右するのは「視覚情報」。自分を客観的に見る。他の人にも見てもらうとよい。
他にも、効果的なストレッチ法や、腹式呼吸法、発声・滑舌トレーニング用の教材(「外郎売」含む)も載っているので、本気で自分のスピーチやプレゼンを改善したい人の助けとなるはずである。 -
Posted by ブクログ
異動後の部署での自己紹介や、歓送迎会で求められる一言が憂鬱すぎて行きたくなくなる…といった話は全くその通りで、強く共感できた。その時間が終わるまでのモヤモヤした時間が嫌でたまらない仲間が沢山いそうだというのは、1つの安心材料だ。
確かに、そういった発言を求められて順番待ちをしている間は、ソワソワしすぎて、他の人の話が殆ど入ってこない。人前で話をする際は、失敗したら恥ずかしいと自分にばかり意識を向けるのでなく、聞いてくれている人はどんな表情をしているか、話についてきているかなど、相手に伝えるために、他人を意識することに気を配りたいと思った。
声の震えも、手足の震えも、心拍数の上昇も生理的な反応で、正常なものであること、こわばった筋肉を緩めるストレッチや発声練習や腹式呼吸で収めることができるということが分かったのは、かなりの朗報だ。
私は原稿を作って丸暗記して、途中で言葉を忘れてその後動揺して、もち直せないタイプだったが、丸暗記は頭が真っ白になるリスクがあるからNGと言ってくれたのは安心した。今後は、自然な言葉で喋る練習を、自撮りして、自信を持てるまで練習することで、乗り越えたいと思った。
「発声を制するものは、あがりを制す」と著者は述べている。「外郎売」がアナウンサー養成所で発声練習教材として用いられているようで、俳優さんも言える人が多いらしい。古語で長くて難しそうだけれども、暗記して言えたら素敵だし、滑舌も良くなるのなら、私も言えるようになりたいなと思った。まずは、それよりも簡単で有名な「五十音」をトイレに貼って、毎日声に出して読みたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ商談やスピーチであがり症で治したくで読んだ本。
あがり症は病気でも特別な事でもなく、意識・考え方・向き合い方で改善できると感じた。
緊張を隠そうとすればするほど、緊張の悩みから逃れられない。「緊張することを嫌い、それを隠そうとするから、より緊張する」ようになる。緊張を受け入れ、上手く付き合おうとすれば、あがらなくなる。
要は、あがった時にどう向き合い、対処する努力をするか。
特に下記4点は意識したいポイントと個人的に感じた。
・性格だからと諦めず上手くいく方法を考える
・背筋をの伸ばす
・いつもハキハキ話す
・準備をする努力を惜しまない