土居丈朗のレビュー一覧

  • 財政学から見た日本経済

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    238ページで分量的には少なくありながら、財政を知る為の要旨が良くまとまっています。各章の頭に当該章の要約が載っているから、早く読みたい人はそこを読むだけでも財政の大枠を理解できます。近い将来予想される増税論議についていく為にもこの本はうってつけ!文句なしの良書です。

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    2011年08月22日
  • 財政学から見た日本経済

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    日本の地方財政がどういう仕組みになっているのかよくわかる本です。私はこの本のおかげで大学に受かりました!サラッと読めるので財政学をざっくりやりたい人、お勧めです。

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    2011年01月21日
  • 日本経済「余命3年」 <徹底討論>財政危機をどう乗り越えるか

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    テレビを見なくなって経済・財政・政策の専門書をガンガン読むようになってからは、竹中さんが言ってることは経済学的にはかなりまっとうなんだって思えるようになった。

    小泉・竹中改革の害悪とかいっていつもテレビで垂れ流していれば洗脳されちゃう。テレビの害悪ってほんとひどいなって思う。

    池田信夫さんとかもすごく勢いのある経済学者で、これからの日本を変革できる逸材であるとすごく期待している。榊原さんとの共著である「! 絶対こうなる!日本経済」に続きいい本だった。

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    2011年01月03日
  • 財政学から見た日本経済

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    日本の財政について、大変分かりやすく書いてある。財政学者の中でも、著者の立場は地方切捨派と言っても良いだろう。国と地方、財政の面でどちらを優先するか。緊迫感のある課題である。

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    2010年07月04日
  • 財政学から見た日本経済

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    日本の財政についての一般には知られていない知識の説明、
    さらに特殊法人、地方交付税、財政投融資なども含めた日本の制度を改革して財政再建をする必要性を説いている。

    難しい改革ですが、わかりやすく説明してあり、考えも偏っていないので良かったです。

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    2009年10月07日
  • 日本経済「余命3年」 <徹底討論>財政危機をどう乗り越えるか

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    著者たちの主張、処方箋は概ね理解できた。が、現実とのギャップにどんよりした。裕福な高齢者にも年金医療介護などで公費投入されているとか、要は再分配が機能していないという点。そして世代間の不平等、財政危機。
    池田氏がさらっと「小泉改革で格差は縮小した」と、今まで私が読んだ本とは反対のことを言っていて根拠を示して欲しかった。経済がよくなると格差を問題にして「構造改革の光と影」とか言い始める人がいるんだそうだ。
    法人税の話をもっと知りたいので他の著作も読んでみたい。

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    2022年01月07日
  • 日本経済「余命3年」 <徹底討論>財政危機をどう乗り越えるか

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    池田信夫氏が司会を務め、竹中平蔵氏などが日本経済について語る。
    世代間格差や社会保障、成長戦略や政争の内情など、興味深い内容を分かりやすく書かれている。

    2010年の本なので震災の影響は反映されていないが、経済を様々な角度から眺めてみたい時にオススメ。

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    2011年08月19日
  • 日本経済「余命3年」 <徹底討論>財政危機をどう乗り越えるか

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    民主党政権を含め、日本経済の5つの問題について、4人の経済学者が議論している作品。標準的な経済政策のパッケージとして読んでおく必要のある本。ただし、経済政策の主流派についてブレが起きつつあることを勘案する必要がある。

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    2011年05月31日
  • 財政学から見た日本経済

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    [ 内容 ]
    財政の詳しい知識は、一部の官僚や財政学者によって専有されている。
    彼らがその「知」の利を生かして、都合のよいように国民を誘導していることがある。
    ジャーナリストもそのワナにしばしばかかっている。
    著者は、財政に関する専門知識を学んだとき、このままではいけないと感じた。
    財政の話は、決して他人事でもないし、難しい話でもない。
    国民が有権者としてこの国を健全に動かしていくのに不可欠な話である。
    国民の日常生活と密接な財政の話を、少しでも読者の方に知って頂きたいと思い、本書を執筆した。

    [ 目次 ]
    第1章 税金はどこへ消えた?
    第2章 景気対策はなぜ失敗し続けるのか
    第3章 地方が

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    2011年04月09日
  • 日本経済「余命3年」 <徹底討論>財政危機をどう乗り越えるか

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    経済の視点からの政治批判。
    なんでそうなっちゃうの?と思ってたことが普通の感覚でも理解しやすくて読みやすかったです。

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    2011年08月28日
  • 日本経済「余命3年」 <徹底討論>財政危機をどう乗り越えるか

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    <引用など>

    ・所得分配という意味での格差は、小泉政権では縮小しました。むしろその後の政権で「正社員」と非正規労働者の格差が拡大しました。

    ・金利上昇はめぐりめぐって、設備投資の際に企業の調達コストを上げることになります。

    ・「骨太2006」で社会保障の自然増を抑制する議論を正面から取り上げた

    ・OECDの統計によると、2010年末に政府債務残高GDP比が200パーセントに達する(これはグロス)

    ・政府保有の金融資産にも着目し、これを相殺消去したネットの政府債務(純債務)で見ると、対GDP比は110パーセント強となります。(グロス債務に将来の年金給付債務が含まれ、金融資産には年金積立

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    2019年02月04日
  • 日本経済「余命3年」 <徹底討論>財政危機をどう乗り越えるか

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    最短で日本の余命はあと3年か。
    確かに個人資産の総額に国債発行額が近付いていることから、そんな感じはしてた。

    粛々と準備をしておかないと。

    そうならないことがもちろん良いのだけれど、
    そうなってしまったときにでも大丈夫なように。

    ---気になった言葉---
    子ども手当(年間5.6兆円)を諦めれば、現在、実効税率40%の法人税を、香港並みの17%にすることが数字上可能です。(P77)
    「圧力団体は一つで頑張ると資源配分によくないことが起こるが、利権グループ同士を競わせると、よい均衡に到達できる」(P196)
    社会や国家は、「幸せ」という概念について立ち入らないほうがいいと思うのです。(中略

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    2010年12月26日
  • 財政学から見た日本経済

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    金子勝が、経済学のいいところは最後には現実主義的に物事を見れるところだって言っていたけれど、まさにそんな感じの本だった。

    今の日本は都市部から多く税金をとっていて、それを受益しているのは地方ばかりという状態であり、国として経済発展するためには都市部に税金をつぎ込むべきだと著者は提案し、そのための地方の市町村の統廃合はある程度しかたないとさえ言っている。

    確かに地方自治体は財政の面では国からの圧力に雁字搦めらしいが、今地方自治の独立を唱っている橋本知事や東国原知事らに代表される地方自治体の声は、日本全体の発展を考えてのことなのかどうかが問題だと思う。彼等の発言を聞いていると、自分の地域の発展

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    2009年11月25日
  • 財政学から見た日本経済

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    読みよったら怖くなったw
    とりあえず、ガッコーで習う財政学とは多分少し違うけど、97年〜始まったデフレ不況が政府の金融政策と財政政策の見誤ったところからという見解は納得できた。
    この世にノーリスク、ハイリターンは無いのに政府というお墨付きがつくと意とも簡単に騙されてしまうんやね。。。

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    2009年10月07日
  • 財政学から見た日本経済

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    この国の膨大な借金は何処から来たのか?私たちの払っている税金は私たちに還元されずに一体何処に消えているのか?これらの疑問に答えてくれる本です。これを読むと増税に物分かりよく(?)Yesとはちょっと言えなくなります。若い人が読むと良いと思う。

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    2009年10月04日
  • 日本経済「余命3年」 <徹底討論>財政危機をどう乗り越えるか

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    2/14からの確変フィーバーが終わった後
    自分の資産についての今後の扱いを
    どうしようかを考えています。

    <前書き>

    9月17日に日本銀行が発表した統計によると、6月末の段階での国と地方の債務残高が1035兆円と、初めて民間企業の債務残高を上回りました。これは政府予算が膨張する一方、民間の経済活動が停滞し、債務が減ったためです。政府債務はGDP(国内総生産)の2倍を超えるという先進国では最悪の水準に達しましたが、2011年度予算の概算要求も96.7兆円と昨年より膨張し、財政再建のめどは立ちません。



    私が就職する以前から「日本は破綻する」 「ハイパーインフレがやってくる」と

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    2013年08月28日
  • 日本経済「余命3年」 <徹底討論>財政危機をどう乗り越えるか

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    池田さん、鈴木さん、土居さん、竹中さんと好きな経済学者が勢ぞろいしてたので読んでみた。それぞれ専門分野が違うのでおもしろい。
    竹中さんの"規制仕分け"のアイディアは本書で知った。
    「この規制はホントに必要なんですか!?」みたくやっていくモノらしい。

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    2013年03月03日
  • 日本経済「余命3年」 <徹底討論>財政危機をどう乗り越えるか

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    徹底討論と銘打っているものの、それぞれ意見がぶつかり合うようなことはなく、ほぼみんなが同じような改革を望んでいる。
    経済学者からすれば当たり前の事ができずに陥るべくして陥ってしまったというのが現状らしい。
    なぜ当たり前のことができないのか、
    人口1億以上もの大国で権力の集中を嫌う空気の中、純粋に民主的な方法で多くの改革を進めるのは無理なんだろう。

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    2011年12月28日
  • 日本経済「余命3年」 <徹底討論>財政危機をどう乗り越えるか

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    竹中平蔵, 池田信夫, 土居丈朗(財政), 鈴木亘(社会保障)という経済問題で気が合う面々の座談会を書籍化したもの。こういう固めのテーマは書き下ろしの方がよい。意見の相違がないのだから、ますますそう思う。

    議論のテーマは、日本の財政問題、社会保障、労働市場、など。語られていることは大枠で正しいように思う。震災前に出版された本だが、この上さらに震災によるマイナスを乗り越えて世界の中心に日本が躍り出ることは不可能ではないかと思えてくる。
    とにかく小泉・竹中の改革を何の検証もなく悪政のように語らせてはいけない。政治的にその方が受けると認識している政治家も多くいるようではあるが。

    それにして

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    2011年06月19日
  • 三位一体改革 ここが問題だ

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    大学時代に一度読んだ本ですが仕事の関係もあって再度読みました。読みやすい本ですが結構疑問点が出てきたのでここをスタートにいろいろ調べてみようと思います。
    かなり基本的な部分もあり、整理前ですが、忘れないために疑問点を箇条書きにします。
    ・「所得」をあげている企業に対する税負担を軽くして欠損法人に対して税負担を求めるとは具体的にどうなっているか(P38)
    ・自治体は国が定めたとおりにしか税金をかけられないとあるがいまもそうか(P39)
    ・国が定めた基準に従ってしか借金が許されない→協議制になって実態はどうか、具体的な問題点は?(P41)
    ・税源移譲、補助金削減、交付税削減に対する都市部、農村部の

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    2011年04月23日