実業之日本社のレビュー一覧

  • 逆境を越えてゆく者へ 爪先立ちで明日を考える
    約100年前に刊行された『修養』『自警』から、東日本大震災後に逆境に立ち向かう全ての人に向けて2011年に編集されていますが、現代でもその内容は少しも色褪せる事なく、多くの気づきを与えてくれます。

    逆境は全ての人にある。得意の絶頂にある人にも大統領の地位にある人にも、必ず自分の思い通りにならないこ...続きを読む
  • 逆境を越えてゆく者へ 爪先立ちで明日を考える
    「牛の歩みのように遅くてもいいから、一歩一歩と進み続ければやがて必ず千里の遠きに達することができる」 本書は、東日本大震災によせて復刊されたことを知る。平易で、わかりやすく、100年前に書かれたことに驚きを禁じ得ない。
  • 逆境を越えてゆく者へ 爪先立ちで明日を考える
    逆境のときは、天が自分の力をためす機会を与えてくれたものだと思って楽しみ、順境のときは決して驕らず、逆境に在ったときを思い出す。そのような認識はあるが、油断しているといつでもその逆で、逆境を恨み、順境で慢心している懲りない自分がいる。自己啓発の名著を読むと、いつも甘えた精神に喝を入れられた気持ちにな...続きを読む
  • 運命を拓きゆく者へ 理想を携え、道は一歩ずつ
    心配の しだめ と
    飯の 食いだめ は 約に 立たない

    勝つ を 知って
    負ける を 知らぬ は
    戦 を 知らぬ

    1オンス の 予防薬 は
    1ポンド の 服用薬 に 値する
  • 逆境を越えてゆく者へ 爪先立ちで明日を考える
     およそ100年前に生きた人の言葉であるにも関わらず、全ての言葉は今の時代のためにあるような新鮮さを感じます。ページをめくるたびに、多くの言葉が僕の心にグサグサと刺さりました。いつの時代も生き方の原則は変わらないんでしょう。

     境遇の善用
     継続
     常に志を忘れない
     今日命があるように明日も命が...続きを読む
  • 逆境を越えてゆく者へ 爪先立ちで明日を考える
    100年前に書かれた新渡戸稲造先生の「修養」、「自警」。
    困難や苦しみがあっても、心の持ち方によって乗り越えてゆく方法が書かれてあります。新渡戸稲造先生の本を読むといつも元気と勇気をいただきます。
  • 運命を拓きゆく者へ 理想を携え、道は一歩ずつ
    ■マインド
    1.意志を鍛える上で心得るべき3つ。無私無欲であること。広くおおらかな度量を持つこと。大概のことをは我慢して、時間をかけて意志を貫くこと。
    2.自己の発展とは、自己の内部の善性を高め、悪性を矯正することだ。断じて自己の勢力を拡大したり、財産を増やしたりすることではなかろう。
    3.心配のし...続きを読む
  • 逆境を越えてゆく者へ 爪先立ちで明日を考える
    新渡戸稲造の名著『修養』『自警』から、苦難の時をいかに生きるか、困難をいかに克服するか、に焦点を絞り再編集。原著はおよそ100年前のものだが色褪せない。
  • 逆境を越えてゆく者へ 爪先立ちで明日を考える
    震災後に編まれた本ですが、コロナ禍の今、特に役に立つと感じた金言が多くありました。

    意外だったのは、新渡戸先生の時代は、貯金することや健康を省みることが、軽んじられていたようで、これらの大切さについても切々と説いておられます。

  • 武士道と修養 折れぬ心を欲する者へ
    武士道と修養 新渡戸稲造 実業之日本社
    折れぬ心を欲する者へ

    稲造さんとこの武士道が英文に寄って生まれた経緯から
    日本を含む多くの国で翻訳された時代背景なども
    写真入りで紹介されています

    この本は新渡戸稲造による武士道と修養の二冊の本を
    克己(こっき=自分の欲望や邪念にうちかつこと)を
    切り口に...続きを読む
  • 逆境を越えてゆく者へ 爪先立ちで明日を考える
    第4章 四つの力を貯蓄する
    金銭の貯蓄、体力の貯蓄、知識の貯蓄、徳の貯蓄。
    非常にためになりました。
    特に体力の貯蓄は、今まさに体力が落ちて気が滅入っていたところなので、なるほどと思いました。
    徳の貯蓄、実践したいと思います。

    第5章 臆病を克服する工夫
    弱点の自覚から起きる気弱 。
    自分の最善を...続きを読む
  • 逆境を越えてゆく者へ 爪先立ちで明日を考える
    武士道等を著した明治の人、新渡戸稲造の語録集。
    意外にも新渡戸稲造はキリスト教を信仰していていた。

    しかし持っている人格は何とも明治の人格者らしい。
    本書は逆境に陥った人を温かく励まし、順境の人を戒めるような内容で、苦しいなと思ったときに紐解くと良いかなと思った。

    いいなと思ったこと

    逆境に陥...続きを読む
  • 逆境を越えてゆく者へ 爪先立ちで明日を考える
    「人の幸不幸は、その人の心の内にある」境遇の順逆は、心がけ一つでいかようにでもなる。逆境にあっても心がけ一つで一条の光明が発見出来る。その通り!!
  • 逆境を越えてゆく者へ 爪先立ちで明日を考える
    新渡戸稲造の作品から抽出された評論集のようなもの。

    徹頭徹尾、自分が物事に対してどう向き合うか、という姿勢に貫かれている。

    そういえば銀座教会に新渡戸稲造直筆の額が飾られていたのを思い出した。
    "Be just and fear not"(静を守って恐れることなかれ)

    逆境にあるのは神が自分を...続きを読む
  • 逆境を越えてゆく者へ 爪先立ちで明日を考える
    ■逆境
    1.自分の思い通りにならい時(逆境)には、天から授かった「運命」と、自分自身に原因がある「自業自得」の2種類がある。
    2.逆境に陥った時、これを避けたり防いだりするこは悪い事ではない。だが、僕はむしろこれを善用することを勧める。つまり、逆境そのものを、精神の修養に役立てるのである。
  • 逆境を越えてゆく者へ 爪先立ちで明日を考える
    新渡戸氏の「自警」「修養」の記載を纏めたもの。私心を持たず、大局的な視点を持てというのが彼の一番伝えたかったことであろう。これ程までの大局観を持てるかは疑問だが、目指すことは自分にも出来るはず。
  • Yahoo! JAPAN全仕事
    見開き2ページずつ、仕事内容の概要やモチベーションが語られる。
    大きな会社にいる人を掴みたい場合に有用そう。
    途中までしか読んでいないが参考にできる曲面があるはず。
  • 武士道と修養 折れぬ心を欲する者へ
    日本古来の武士道の精神は日本人の心の奥底に生きているだそうだ。 本当だろうか、こんなへなちょこであっても強弱な精神力の精神を持った武士道が生きているのだろうか? さむらいが日本から居なくなって久しいが気骨のある日本人がまだこの日本に生息しているのだろうか? この本を読んでいるとある面では時代のギャッ...続きを読む
  • 逆境を越えてゆく者へ 爪先立ちで明日を考える
    ■全体として何に関する本か
     本書は新渡戸稲造氏が、1908年から1912年までの間、雑誌「実業之日本」の中で、働く青年向けに連載していたものを纏めて本にしたものである。本書が現代語訳され再度出版されることになったのは、東日本大震災という危機を多くの若者達に乗り越えて欲しいという願いによるものである...続きを読む
  • 逆境を越えてゆく者へ 爪先立ちで明日を考える
    明治の教育者の言葉を有難く頂戴する。逆境に不平を言わず、順境におごることなく、まあ十年待て、という。決意は簡単であり、継続こそ難しい。大きなことを言わず、コツコツと継続せよ。