高山文彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「神戸連続児童殺傷事件」の犯人「少年A」に関するルポルタージュ。
少年犯罪に関する本は多くあるけれど、その報告の中にいつも欠けていて不思議に思っていたのが「思春期の性」についてだった。
大人はいつも「そんなことはありませんでしたぁ」みたいな顔をして思春期のグダグダ状態を、忘れてしまったのか、口を閉ざしているのか、語らないけれど、思春期における犯罪を考える場合に、「性」を抜きにして考えるのはどうみても無理があるだろう。
その点、本書は専門家による鑑定に「性」についての調査がなされ、「結果」が報告されている事が画期的だ。
というより、専門調査では当然のごとく「性」についても調査しているが、その部分 -
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Posted by ブクログ
最近やっと、心理的に、オウム真理教について冷静に考察しようとしている。本書には、麻原の幼年時代や盲学校時代のエピソードがわりと詳しく書かれている。あれだけの人物について、私は何も知ろうとしなかったことに驚いている。解脱をめぐる修行に関しては、天才的な心理的詐欺師であったであろう。解脱を求めて彼に群がった青年たちを笑うことができない。そして、政治や集団の権力を求めた彼らを、日本の国民はその根本において批判できないのではないか。本書の後半は、麻原の心理的な源泉や人間性の考察に充てられている。むしろ、麻原をめぐる人々の、実際の行動の記録の方が、彼らの矮小さや歪みを正しく伝えるのでは。そんな本を読む
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Posted by ブクログ
少年A、彼がなぜあんな事件を起こしたのか?彼はどんな人なのか?彼のまわりの人たちはどんなだったのか?等々
彼と彼をとりまく何かとは何なのかを知りたくて、この本を買いました。
私が驚いた事は、むごい殺戮をした人物であるけれども、死について深く考察していた人でもあることだ。
人間とゴキブリ、素晴らしい人間と忌まわしいゴキブリ、ゴキブリ以下の人間、人間以上のゴキブリ
ゴキブリは人間以下なのか?人間以上なのか?それとも同等か?
人の命とゴキブリの命、ゴキブリも人間と同じひとつの大切な命か?
それとも、人間もゴキブリと同じくだらない命なのか?
ゴキブリと比べるなんてヒドイ!
一瞬でもそう思ったのなら -
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Posted by ブクログ
そこまで言っちゃっていいのかと思った。いささか少年Aを擁護しすぎな気もする。仮定にしては逞しすぎる想像も覆い。筆者が気取りすぎだとも思う。
そしてまた、この本を見ていると異常犯罪犯と芸術家は紙一重だという言葉が頭から離れなかった。狂ってみた時、狂ってしまった時、彼(彼女)はほんの小さなことで、どちらにも転ぶ。芸術家の中には「普通」に従うことは出来るのにあえて従わない者や、芸術家にとって命にも等しい芸術性を損なわない為にあえて自分の異常を治さなかったという者もいる。周りと違う感性は芸術になるうる。私は芸術家(作家)になりたいのだが、確かに狂わなくなることを恐れる節もある。それはエネルギーでもある -
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