鍋島雅治のレビュー一覧
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購入済み
犯罪のビジュアル化
実際の犯罪をビジュアル化してくれたのは評価します。この中でも尊属殺人、刑法第200条の規定が無効とされるきっかけになった事件は中学の時に新聞の記事を読んでこんな事が社会にあるのかとショックを受けた事件で「ああ、やっぱりこうだったのか」と改めてムカつきました。愛川武雄が最後に無抵抗だったというのは知らなかった。
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あまり自分で書く話でもないのだけれど,ある人によると,僕は(能力的に大したことがないけれど)人柄が良いと言われたことがあった。とはいえ,最近,眼の前のことを見ればそんなにでもないんだけどちょっと長期を見た時に自分のイケてなさのいろいろを感じることが多く,落ち込んでいた。しかもちょっと重症な気が。こんなことではダメだとは頭でわかっていても心がついていけない。そういう状況で手にとったのがこの本。
正直,作者の名前を聞いてもピンとこなかった。せいぜい『築地魚河岸三代目』を聞いたことがある程度。だけれどそういう読者も多いだろうということを前提に話は展開されていくのですっと読める。こういうところに作者の -
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断言する、これは本物の美食漫画だ・・・・・・
ジャンルが何にしろ、こう言う『本物』を持ってる漫画を読むと、漫画が好きで本当に良かった、と心の底から思える、思わせてもらえる
特に、食事が絡む漫画はそれが一入だ。満腹感に近いものが、心に染み入ってくるからだ
美味しいモノを食べた時の一瞬の感動と、面白い本を読み終えたときの余韻は、よく似ている
今、私の中で食系漫画のランキングの第一位は小林有吾先生の『てんまんアラカルト』だ(うえやまとち先生の『クッキングパパ』は既に殿堂入り)
しかし、迷っている、この『下町食物語 浅草人』と入れ替えるべき、もしくは同一位にすべきなんじゃないか、と
何せ、食系漫画の名 -
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現代日本では寿司は高級化しているが、江戸時代は屋台で食べるファーストフードであった。寿司は庶民的な食べ物であり、江戸の町人文化には欠かせないものであった。江戸前寿司は江戸の町の人々に愛された。
高級料理と思われている寿司も本来は値段と味は比例しない料理である。フードロスをなくすというSDGs; Sustainable Development Goalsにも通じる取り組みであった。
大石賢一作、はしもとみつお画『築地魚河岸三代目 3』「江戸前の心」には「安い魚、鮮度が落ちやすい魚でもなんとか旨く食べてもらおうと、先人たちは工夫に工夫を重ねてヅケや酢締め、煮貝といった江戸前と呼ばれる技術にしてい -
購入済み
少子化の時代に相応しい話題だ
伊武マリアは現代日本社会の問題を明らかにしていきますね。男の方からの視点で語られているけど女の方には問題は無いのかな?まあ興味深いストーリーです。
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『風雲代議士剛腕秘書 大和の獅子』は鍋島雅治原作、渡辺みちお画の劇画である。切れ者の政治家秘書が政治家を衆議院議員に当選させ、総理大臣にするために奮闘する。切れ者の部下と抜けているところもある中年太りの親分の組み合わせは、同じ渡辺が作画した『白竜』と共通する。原作者は別人でありながら、構成が似通った点は興味深い。
『白竜』では何故、白竜ほどの人物が黒須組長の子分に甘んじているのか理由が明確ではない。これに対して『大和の獅子』では主人公が政治家に心服したエピソードが描かれている。政治家も決してクレバーではないが、大人物の片鱗を見せている。
『大和の獅子』には実在の政治家をモデルとしたキャラクター -
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自分も含めだが、ファーストフード主流の
最近の食生活の乱れは益々ひどさを増す。
時間に追われ短縮?かわからないが。
たしかに昔に比べたら
魚を食べるという回数が少なくなった。
このマンガ、主人公が元銀行員
嫁の実家が魚河岸の仲卸で
三代目を継ぐ事に、、、、
まったくのド素人だが
一回口にした味の記憶力はぴか一
素人ならではの柔軟な発想+元銀行マンの行動力
それに築地の暖かい人間関係に助けられ
様々な問題を解決していくと。
まあ半分以上は人に助けられている
感じですけど。
正しい知識、美味しい食べ方、旬の時期
生態系に通ずる環境問題。
魚の魅力、勉強とってもため