【感想・ネタバレ】運は人柄 誰もが気付いている人生好転のコツのレビュー

あらすじ

人生において大事なもの、それは才能:努力:運=1:2:7くらい。7割を占める「運」、実のところ運とは人柄なのだ。運と言われる事のほとんどは、実は人間関係によるもの。数多くの漫画家を見てきた著者が語る。

<目次>
はじめに
第1章 運は呼び込むもの
運を呼び込む人柄
「自分は運がいい人間だ」と思い込む
「運」と「お金」と漫画家の関係

第2章 「運は人柄」と気づくまで
港街のインテリ一家
弟と父の死
いざ、出版業界へ
師匠・小池一夫との出会い
作家としての小池一夫
念願の漫画原作者デビュー

第3章 人柄を「上げる」メソッド
まずは毎日を笑顔で過ごすこと
挨拶は「した者勝ち」
会話は「素直に話す」こと
「運は人柄」とSNSの関係
「平等な人」とはその人なりに気を遣える人
どちらが理不尽かと考える

第4章 運のよい漫画家たち
「話し相手」として重宝された福本伸行先生
「人のために動く」さいとう・たかを先生
『うつヌケ』で一皮ヌケた田中圭一先生
漫画が「好き」な天才・高橋留美子先生

第5章 漫画のコツは生きるコツ
なぜ物語が仕事の役に立つのか
自分のテーマをしっかり持つ
人の心を開かせるテクニック
編集者を落とすラブレター
「不安」「絶望」との向き合い方
人生の9割は辛いことばかり

おわりに

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Posted by ブクログ

あまり自分で書く話でもないのだけれど,ある人によると,僕は(能力的に大したことがないけれど)人柄が良いと言われたことがあった。とはいえ,最近,眼の前のことを見ればそんなにでもないんだけどちょっと長期を見た時に自分のイケてなさのいろいろを感じることが多く,落ち込んでいた。しかもちょっと重症な気が。こんなことではダメだとは頭でわかっていても心がついていけない。そういう状況で手にとったのがこの本。
正直,作者の名前を聞いてもピンとこなかった。せいぜい『築地魚河岸三代目』を聞いたことがある程度。だけれどそういう読者も多いだろうということを前提に話は展開されていくのですっと読める。こういうところに作者の人柄を感じる。
この本を読み終えて,少し良い方向に自分の意識を持っていくことができたのはとても良かった。結局は「運が悪いと拗ねたり嫉んだりするよりも、なにかを変えるために動いたほうがいいに決まっています」(p214)ということに尽きるのだろうけれど,そこに行く過程があって初めて受け入れられたのだろうと思う。

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2019年01月27日

Posted by ブクログ

ほんわか。
自伝としても素晴らしい。
漫画家さんの素敵なエピソードがたくさん。
もう一度、自分の「キャラクター」というものを見つめ直そう

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2018年03月19日

Posted by ブクログ

「のに」からの脱出!身にしみます。
この言葉はすべて他人のせいで終わってしまっている。これはだめですよね。本当はすべて自分のせいなのに・・・

笑顔で挨拶!鏡を見て「自分は運がいい」と言葉にする!
これが大事!やりますよ。

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2021年11月26日

Posted by ブクログ

人生の7割は運=人柄で決まる。普通の実力の人が二人いれば、人柄、性格の良い方が選ばれることが多い。

人柄の良さとは、愛嬌、可愛げがあること。

とりあえず見た目の印象考えれば、ニコニコ笑っている人ではないでしょうか。

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2018年07月06日

Posted by ブクログ

運は人柄 誰もが気付いている人生好転のコツ
2018/2/10 著:鍋島 雅治

漫画家に必要なのは、「才能と努力と運」である。
一つひとつの仕事に誠実に、真摯に取り組む。こうしたことを継続すれば、必ず運=人柄は高められる。なぜなら、運・不運を招いた要因をたどっていくと、そのほとんどは人間関係に行き着く。つまり、「運を高める」とは「コミュニケーション・スキルを高めること」と同義である。

本書の構成は以下の5章から成っている。
①運は呼び込むもの
②「運は人柄」と気づくまで
③人柄を「上げる」メソッド
④運のよい漫画家たち
⑤漫画のコツは生きるコツ

著者が捉えた漫画の世界のみならず「運は人柄」の概念において共通する点は多い。本書で書かれている人柄を上げる、コミュニケーションスキルを上げるためのメソッドについても漫画家のみならずすべての人に共通している。そしてそれはやはり基本的なことの積み重ねによるところが大きい。

本書はヒットマンが原作者によって記されており、文字ではあるもビジュアルが浮かんでくるような臨場感のもとそれを学ぶことができる。楽しい一冊となっている。

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2018年06月02日

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