新潮社のレビュー一覧

  • 私の本棚

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    ネタバレ

    ・小野不由美 「すべての本を一列に並べよ」
    ・椎名誠 「消える本箱」
    ・赤川次郎 「エバーグリーンの思い出」
    ・赤瀬川原平 「本棚の行政改革は難しい」
    ・児玉清 「To be or not to be」
    ・南伸坊 「怪しい趣味」
    ・井上ひさし 「本の力」
    ・荒井良二 「本棚は難しい」
    ・唐沢俊一 「価値のない価値」
    ・内澤旬子 「書棚はひとつだけ」
    ・西川美和 「蔵書の掟」
    ・都築響一 「本棚が、いらなくなる日」
    ・中野翠 「昔は祭壇だったのに」
    ・小泉武夫 「滅茶くちゃな本棚」
    ・内田樹 「少年期的読書」
    ・金子國義 「〈永遠の美しさ〉に囲まれて」
    ・池上彰 「父の後姿」
    ・田部井淳子 「読

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    2016年02月27日
  • 私の本棚

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    井上ひさし、椎名誠、赤川次郎、児玉清、南伸坊、内田樹、小泉武夫、池上彰、田部井淳子、鹿島茂、磯田道史、福岡伸一ら、愛書家23人の“自分の本棚”に関わるエッセイ集。2013年出版、2016年文庫化。
    本好きというのは不思議なもので、自分の関心のある分野の本をたくさん読みたいのは当然ながら、読書論や読書案内どころか、何の役にも立ちそうもない、本屋や他人の書斎・本棚について書かれた本にまで興味は広がっていくのである。。。
    本書も、23人のプロの愛書家が、増え続ける本と如何にして闘い、折り合いをつけ、付き合っているのかを、とりとめもなく(著者の皆様、失礼!)綴っているだけで、なんらかのハウツーを教えて

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    2016年04月29日
  • 私の本棚

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    私の部屋にも、本が溢れている。
    大学入学以降自由にできるお金が一気に増えたせいか、はたまた古本屋という魔物に出会ってしまったせいか。
    ここ数年で蔵書は増えに増え、現在三千冊近くが部屋を占拠している状態だ。
    ホームセンターで入手した天井までの突っ張り本棚四つと、その間に棚板を渡してできた棚二つ分。
    そこにさえ収まらず、結局衣装ケースの上とベッドの下も、本が占領している。
    ついでに言うなら、文庫の棚は前後二列だし、並べられない分はすき間に詰め込んである。
    「もうすぐ引っ越すし」を口実にほったらかした末の惨状を横に(机に座り、左側の壁一面が本棚なのだ)、流石に「こりゃ汚い…」と漏らさずにはいられない

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    2016年02月07日
  • 私の本棚

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    本好きによる本好きのための本である。
    私は現在やむなく彼氏さんのうちに仮住まい中で、自分の満パン本棚までは徒歩15分の距離がある。そろそろ入らなくなってきた彼氏さんの本棚が、私にもう本を買うなと無言の圧力をかけてきているが、この本はどうしても手に入れたかった。ここまで共感を持って読めた本が今まであっただろうか。そして、私はまだ大丈夫だという根拠のない安心を与えてくれる、危険な本でもある。

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    2016年02月06日
  • 私の本棚

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    僕は16歳から本を読み始めて、今41歳。最近読んだ本数えるようにして見たら年間で250冊前後の本を読んでいるようです。25年程読んでいるので年200冊位でカウントすると大体5000冊位の本を延べで読んでいると思われます。殆どの本は買って読んでいるのでこの数の本を保存しておくなんて不可能。今では常時300冊前後の本と生活しています。それでもかなり目一杯です。

    本好きであれば誰でも本棚に囲まれた生活を夢想します。でも現実にはとても難しく本の山に取り囲まれ悲惨な状態になる事が容易に想像出来ます。実際、引っ越しで運びきれない程の本の量になった時に諦めて、本は読んだらどんどん処分して行くようになりまし

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    2016年02月05日
  • 私の本棚

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    小野不由美、椎名誠、赤川次郎、赤瀬川原平、児玉清、南伸坊、井上ひさし、荒井良二、唐沢俊一、内澤旬子、西川美和、都築響一、中野翠、小泉武夫、内田樹、金子國義、池上彰、田部井淳子、祖父江慎、鹿島茂、磯田道史、酒井駒子、福岡伸一の23名の著名人が描いた本棚をテーマにしたエッセイ集。

    本棚に好きな本を並べ自分の好みの本棚を創る夢や憧れ、蔵書にまつわる苦労や悩みなどが、本棚の写真とともに綴られる。共感したエッセイもあれば、驚愕したエッセイ、興味深いエッセイもあった。23名に共通しているのは、本に対する深い愛情と情熱。

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    2016年02月04日
  • 人生の鍛錬―小林秀雄の言葉―

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    日本語なのによくわからない。でも分かり易ければいいというわけではない。わざと難しく書いているのではない。日本語で考えにくいことを考えていた面もあるし、単純な決めつけを嫌い、世の中がもっと複雑であることを言いたかったのだと思う。

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    2015年01月10日
  • 人生の鍛錬―小林秀雄の言葉―

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    [ 内容 ]
    日本の近代批評の創始者であり、確立者でもある小林秀雄-。
    厳しい自己鍛錬を経て記されたその言葉は、没後二十余年の今日なお輝きを増し続け、人生の教師として読む者を導いている。
    人間が人間らしく、日本人が日本人らしく生きるためには、人それぞれ何を心がけ、どういう道を歩んでいくべきか。
    八十年の生涯の膨大な作品の中から選り抜いた、魂の言葉四百十六。

    [ 目次 ]
    批評とは竟に己れの夢を懐疑的に語る事ではないのか-24~28歳
    君は解るか余計者もこの世に断じて生きねばならぬ-29~31歳
    確かなものは覚え込んだものにはない強いられたものにある-32~33歳
    広く浅く読書して得られないも

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    2011年05月22日
  • 人生の鍛錬―小林秀雄の言葉―

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    ちょっと他人の思想を知りたいと思って読んでみた。
    でもやっぱり自分は阿呆だから何回も読まないと理解できない。
    しかも全部は読めない。疲れるから。はは。

    私的に印象に残った言葉:
    自己嫌悪とは自分への一種の甘え方だ、最も逆説的な自己陶酔の形式だ

    私ってやっぱり駄目だなって思いながらまた自己陶酔してました。学習能力が欲しい。

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    2010年09月27日
  • 人生の鍛錬―小林秀雄の言葉―

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    小林秀雄の著作から、
    ごく一部だけを抽出してまとめた新書
    ハッとさせられる言葉もあるが、
    脈絡がわからない部分もある
    入門書なんだろうなぁ

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    2009年10月04日
  • 私の本棚

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    自分の本棚を片付けることには何故か心が動かず、他の人の本棚をもっと見てみたいと強く思いました。

    本書で紹介されている方々のように、もし私が純粋に読みたい本の他に資料にする本や寄贈された本が増えていく職業の人だとしたら、やはり整理するのは早々に諦めてしまうのではないかと思います。

    一方、それでも本に囲まれた環境はぞれだけで幸せです。

    本書に登場する方々も本の整理に途方に暮れていても、どこか嬉しい悲鳴なのではないかと思いました。

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    2025年09月05日
  • 新潮クレスト・ブックス ブックレット2014-2015

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    波の狭間のやつ

    海外で書かれた本の紹介と、インタビュー記事。
    カラーだから小説毎の表紙も分かりやすいが、スマホで見るのは無謀だと思う。
    多分、新潮の波の中心にあったカラーのページの電子版だよねこれ。

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    2024年02月27日
  • 人生の鍛錬―小林秀雄の言葉―

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    ぶつ切りの引用集であるため、当然のことながら文脈がわからない。気になる作品を探すのに利用すべし。人それぞれに文体があることがようやくわかってきた。

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    2023年01月18日
  • 私の本棚

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    本の収納、それは永遠のテーマ。
    本棚、それは自らの内面を見透かされそうでさらけ出すのに少しためらいがあるもの。
    でも他人の本棚は中身も含めて気になる。
    壁一面や部屋まるごと本棚なんて夢のようだ。

    作家たちはその職業柄かやはり蔵書が多い。そして本棚もすごい。
    本棚がテーマだけれど棚だけでなく本にまつわる話になっている人もいて面白い。
    こんなエッセイ集にも解説があるのがまた驚きだが、新井素子らしい解説でこれまた楽しめた。
    一般の本好きの人でもこのテーマで語らせたら面白いんじゃないだろうか。

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    2020年01月26日
  • 私の本棚

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    ネタバレ

    ルサンチマンの塊である私にとって、
    有名人の愛書自慢・書物辟易エッセイは自尊心に触れてしまい、
    わかるわかるーでも結局自慢なんでしょ……と板挟みな感想を抱いてしまう。
    でもみんな切り口がよい。

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    2018年04月14日
  • 私の本棚

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    作家・編集者などの本と関わる人の本棚にまつわる話。
    相変わらず椎名誠の話は面白い。さくがに買ってすぐに本が届くシステムはないが、電子書籍とか、ネットの中に本棚はある。他にも最近ではオーディオブックとか本の世界・形が広がっている。
    この本に載っている本棚の写真のどれもが素敵。
    整然と並べられているものから、雑然としているもの。
    その人の頭を表しているようでもあり、見ていて面白い。

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    2017年10月22日
  • 学生との対話(新潮文庫)

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    約40年ぶりに対面する。あの頃もそうだったが、やはり小林は難しい。自分の頭では一読二読では到底理解できない。なのに、国語の教員をしている…。

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    2017年07月26日
  • 学生との対話(新潮文庫)

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    1961年から1978年の間、5度学生に対して九州の合宿で講義した記録。学生との真摯な質疑応答が厳しくも優しい。科学について、物理学が数学の姿をとるように、経済学者や社会学者は数学を手本にし過ぎるので誤りが出る。それぞれの個性に準じて、科学精神を用いればよい。なるほど。2017.5.18

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    2017年05月18日
  • 人生の鍛錬―小林秀雄の言葉―

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    自分の年齢と照らし合わせて読むのがオススメ。20代の私は小林秀雄の20代あたりのことしか理解できなかったが、年をとればその後の言葉も理解できるようになるのかもしれない。
    前後の文がわからないので全て理解するには小林秀雄の本を読まねばならない

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    2017年02月01日
  • 私の本棚

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    本棚から各々の作家さんの人柄や人生が見えてくる本棚コラム集。本棚の材質、大きさ、その中に入る本のセレクト、分類方法…語ることは尽きませんね。だからこんなにみんな本の蒐集にハマっちゃうんだろうな。

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    2016年03月25日