新潮社のレビュー一覧

  • 私の本棚

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    本、というよりまさに「本棚」についてのお話が多かったので、(自宅でどういう本棚を作ったかとか)「棚」ではなく、「本棚の中身」のお話だったらもっと好きだなと思いました。

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    2016年03月14日
  • 人生の鍛錬―小林秀雄の言葉―

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    小林秀雄の著作からテーマをまとめて言葉を抜粋した本。
    自分には見えてないことが、この方には見えていたのだと文章を読めば読むほど感じた。

    気分によってどの部分を読むかを決めて読めるのが、この本のいいところ。

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    2013年08月11日
  • 人生の鍛錬―小林秀雄の言葉―

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    小林秀雄はほんとにいろんな本の中で言及されていて、その中身は毀誉褒貶あるのだけれど、いずれにせよ「本読み」としては絶対に読んでいなければいけない作家の1人だとは思う。
    とはいえ、なんか僕には敷居が高い気がして、「敬して遠ざける」対象だったんだよね。
    それが、なにやら良さげな言葉を集めた「いいとこ取り」の本があるらしいではないか。こりゃ幸い、と飛びついた本。

    読後の感想。いやー、素晴らしい。
    特に若かりしときの不安な心境とか、死に向かう姿勢とかの感性は共感できるものだったし、何よりレトリックが素晴らしい。これぞ美文、という感じがするし、行間に深遠な真理が滲み出ている感じもする。やるじゃないか、

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    2013年01月01日
  • 人生の鍛錬―小林秀雄の言葉―

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    小林秀雄氏の生涯の作品より、選り抜いた416の言葉が収録されている。
    年代ごとに分けられているが、特に解説などはない。
    その一文である程度完結できる内容もあるが、前後の文脈がわからないため内容が十分にわからない部分もある。
    ただ、時系列に並べることで小林秀雄の思考の流れを読み取れるのは興味深い。
    個人的には、以下の言葉が心に残った。
    「自惚れるのも絶望するのも才能を要し、その才能も学んで得なければならぬとさえ考えている。」

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    2013年08月10日
  • 人生の鍛錬―小林秀雄の言葉―

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    □概要
    評論家である小林秀雄の名言集。

    恥ずかしながら、ちゃんと読んだことが無く・・・
    まずは、とこの本ともう一冊『考えるヒント』を購入しました。

    こちらはいろんな著作からの抜粋があれこれと続くスタイルなので
    じっくり読む本ではないのですが、言葉、言っていること、
    その切れ味に唸ります。

    例えばこんな。

     モオツァルトのかなしさは疾走する。涙はおいつけない。
     涙の裡(うち)に玩弄するには美しすぎる。

    □活かせる点
    言葉には力がある、ということを感じます。
    ぐさっと刺さるテキストや、すっと切れる提案書を書きたいですね。
    (さわ)

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    2010年06月15日
  • 人生の鍛錬―小林秀雄の言葉―

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    小林秀雄については詳しくなかったのですが、日本人でこれだけの名言を吐ける人物がいたというのは嬉しいです。著作を読んでいないと前後関係がわからず理解し辛い言葉も一部あるが、全体量が多いのでさほど気にならないかな。

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    2009年10月18日
  • 人生の鍛錬―小林秀雄の言葉―

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    短い文章をまとめた名言集的な本。
    自分にはちょっと難解。小林作品を概ね読破した人でないと、読みこなせない気もする。。

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    2009年10月04日