谷岡一郎のレビュー一覧

  • ツキの法則 「賭け方」と「勝敗」の科学

    Posted by ブクログ

    「ツキ」に対する概念が180度変わった感じ。
    著者は決して頭でっかちの学者では無くかなり腕利きのギャンブラーである事も内容の説得力を上げている。
    実生活にフィードバック出来る項目も多くもう一回精読したい。

    0
    2022年05月07日
  • 悪魔の証明 ――なかったことを「なかった」と説明できるか

    Posted by ブクログ

    ないことの証明は可能か。

    統計上の蓋然性の世界、95%の確立があればそれは有意と認められると言う状況で、可能と考える。
    人間社会で、何が95%かといえば、大半の人が、そりゃそうだよな、と自然に思えることだろう。

    挙証責任、説明責任、立証責任について説明し、不可能性、非合理性、間接補強証拠について述べる。
    学問としての説明だけでなく、各々の実例が、またいいわ。
    最近の色んな事件についても例に上がっている。

    で。
    当然ならがこう言う話ができるのは一般常識的な理解力があることが前提であって、厚顔無恥な視野狭窄な輩は、そもそも土俵に上がらないのである。

    ムッチャ納得。

    やっぱり谷岡先生の本は

    0
    2021年08月12日
  • 「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ

    Posted by ブクログ

    内容は、よいと思うが、あまりに攻撃的なものいいが少し合わない。
    著者が言うように、反論の文書も読んでみたい。

    調査は、しっかりみないといけない。
    100名以下は意味がない。
    回答率が書いてない。

    粗探しすればなんでもでてくる。

    一つの考えとして、知識としたい。

    0
    2020年12月15日
  • 40歳からの知的生産術

    Posted by ブクログ

    タイトルと内容が今ひとつ合ってないように思えるが、興味を持って読めた。
    やるかやらないか、迷った時はやることにする、というのは面白い。正論。
    文体も読みやすく、読者に媚びを売らず、ストレートに主張しているように見える。
    多読のススメ。100ページ読んでつまらなかったら読まなくてよい。

    0
    2020年02月24日
  • 40歳からの知的生産術

    Posted by ブクログ

    "「知的生産」という言葉にどうも弱い。そんな題名の本をつい購入してしまう。
    著者の提案するものは、主に時間の使い方と情報の取り扱い方。いろんなものに興味を持って、非効率でもよいので、取り入れること。こうした習慣を身につけることで、いつの日かアカデミックな視点で世の中を見ている自分に気がつくことにある。そんな自分を想像しながら日々過ごしたい。"

    0
    2018年10月20日
  • ツキの法則 「賭け方」と「勝敗」の科学

    Posted by ブクログ

    文字通り、数学者の著者が数学的分析によって、博打によって儲けることが難しいことを説いた一冊。

    内容は数学が多くて難しいが、博打が難しいことがよくわかった。

    0
    2018年08月05日
  • 「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ

    Posted by ブクログ

    筆者毒舌過ぎワロタ
    ダレルハフの統計はウソをつくと同じで、定量値に騙されるな、という話。もちろん逆手に取ることもできる。

    0
    2018年07月21日
  • 「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ

    Posted by ブクログ

    研究者やマスコミによっておこなわれる「社会調査」に数多くの問題が含まれていることを、分かりやすく解説している本です。

    著者自身も認める通り、挑発的な発言が目に付きますが、論じられている内容は極めてまっとうだと感じました。右であれ左であれ、イデオロギー的に偏向した報道が、客観性を装って広められていくことに警戒しなければならないと教えられました。

    0
    2017年04月26日
  • 「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    主に社会調査をやるうえでかかりやすいバイアスを身近な調査をもとにわかりやすく、辛口で解説。

    誤った社会調査が作られる原因としては下記のような原因があげられる。

    偏ったサンプル
    母集団がランダムでなくもともとなんらかの特性を持っている。調査自体は公平でも回答率が低い場合にこのようになる

    選択肢の作り方が適切でない
    特定の思想を導かせるような選択肢の作り方をしている。排他的でない。

    相関関係と因果関係のとりちがえ
    原因と結果が逆だったり、第三の要因が影響を与えている。

    伝える側の意図
    元々マスコミから伝えられる社会調査はなんらかの意図をもって作られることが多い。データが同じでも賛成6割と

    0
    2016年09月11日
  • ツキの法則 「賭け方」と「勝敗」の科学

    Posted by ブクログ

    ツキの正体は統計のゆらぎである、この答えには何と言うか、雷を打たれたような衝撃が走りました。目から鱗とはこの事です。
    引用にもありますが、4代に渡って誕生日が同じというのも、確率は低くても、どこかに必ずあるんですよね。
    大数の法則により試行回数が増えれば増えるほど平均に近付く、それに勝つには試行回数を少なくする、分散させるなど、普段考えないような内容で、とても面白かったです。
    これはギャンブルに限らず、スポーツにも当てはまると思います。例えばプロ野球は同じ対戦相手と何回も試合を行います。これによって実力の差がはっきりしてくるわけで、1回限りのトーナメントのような試合だと実力者が格下に負けてしま

    0
    2016年06月29日
  • 確率・統計であばくギャンブルのからくり 「絶対儲かる必勝法」のウソ

    Posted by ブクログ

    谷岡さんの本は面白い。攻撃的。
    確率の怖さと、それを理解することの大切さがよく判る。
    ギャンブルのルールが判るのもおまけ。

    0
    2016年02月09日
  • ツキの法則 「賭け方」と「勝敗」の科学

    Posted by ブクログ

    ツキと呼ばれるものは統計上の揺らぎにすぎない。
    冷静な確率論からギャンブルを切るだけでなく、どうギャンブルを楽しむかまで論は及ぶ。
    極めて良書。

    てか、日本国政府は国民の射幸心を煽りまくって53%もテラ銭取るヤクザな賭場を開く真似はやめませんかね。

    0
    2015年08月15日
  • 確率・統計であばくギャンブルのからくり 「絶対儲かる必勝法」のウソ

    Posted by ブクログ

    「3枚のコインがある。1枚は両面とも黒、1枚は両面とも白、残り1枚は一方が黒でもう一方が白のコインである。表と裏の区別はつかない。今、この3枚のコインを袋に入れ、1枚を取り出して机の上におくと、見えている色は黒であった。このコインの裏が同じく黒である確率は?」。私は50%だと思ったが、間違いだった。何だと!?初めの章のこの問題で一気に引き込まれた。その後も、「同じ賭け金を出し合い、3勝した方が全額受け取るとしたゲームで、2勝1敗で終わってしまった場合の賭け金の公平な分配の仕方」「パーティーの参加者のうち、誕生日が同じである人が50%以下になる確率の求め方」など問題の着眼点が実用的でありつつもユ

    0
    2015年02月24日
  • 「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ

    Posted by ブクログ

    前に「統計でウソをつく方法」を読んだが、例としてあげられているのが昔のアメリカのことだったので古すぎ、いまいちピンとこないところがあった。
    が、この本は日本の大学や官公庁、新聞が行った社会調査について、その問題点を明快に指摘してくれるのでわかりやすく痛快だった。この本を読む前に自分でも???と思うことはあったが、改めて新聞等に載っている社会調査のそのお粗末さについて、がっかりもさせられた。
    筆者の提案のように、これからはリサーチ・リテラシーが学校教育でも行われるべきだろうと思うが、果たしていつ実現されるだろうか。それをただ待っているだけでは仕方ないので、今後も自分自身で積極的に勉強していくよう

    0
    2015年01月02日
  • 「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ

    Posted by ブクログ

    難しい個所もあるけれど、読んでおいて決して損はしないなと感じます。あらゆる調査データがどのような背景で作られているのか、「バイアス」とは何かを通して、調査を鵜呑みにしないことの大切さを知る事ができます

    0
    2014年09月03日
  • 「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ

    Posted by ブクログ

     こういう「社会調査」がありますよ、とかいってグラフが出てくると、なんかそれだけで「正しいんだぁ」と思ってしまいがち。オレはそんなことない、とか思ってても、やっぱりよくよく警戒しないとだまされちゃう……ということがよくわかる本。

     もちろんこの本は「世の中、バカな社会調査がいっぱいある」ってことを告発する本ではあるのだが。そういうひとごとではすまされない。「そんなことは知っている」つもりのあなた。よりによって自分が「だまされる阿呆」になるとは……という、認めたくない事実に、きっと豊富な事例を読んでいくうちに気がつくことになる。

     この本を読んだら最後、今後目にするすべての社会調査について、

    0
    2014年03月30日
  • 確率・統計であばくギャンブルのからくり 「絶対儲かる必勝法」のウソ

    Posted by ブクログ

    期待値・重回帰分析などの確率・統計の項目が、ギャンブルにピタリとはまるのがおもしろいですね。大数の法則をもとに「勝つなら一気がけ」とおっしゃっているあたり、筆者はやはりギャンブラーなのだなと。

    0
    2014年02月09日
  • 「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ

    Posted by ブクログ

    なにがすごいって、各種の調査を「ゴミ」とバッサリ切って捨てる思い切りの良さ。筆者の言う通り、朝日新聞は偏りはあるものの全てを開示しており潔い。

    0
    2014年02月09日
  • 確率・統計であばくギャンブルのからくり 「絶対儲かる必勝法」のウソ

    Posted by ブクログ

    * いろいろなギャンブルを例に確率に関する基本的な事項を説明してある。ただし、統計に関しては少ししか書いてない。
    * 割と丁寧に説明しているとは思うけど、この本とは別に確率関係の本を読んでから読むほうがよさそうな印象を持った。
    ** 具体例を中心としていて、抽象化しづらい印象。
    * ギャンブルを中心に小話も多く読みやすかった。

    0
    2013年08月25日
  • ツキの法則 「賭け方」と「勝敗」の科学

    Posted by ブクログ

    タイトルだけみるとちょっと「トンデモ本」っぽいですが、内容は至極まっとうです。

    確率・統計理論をもとに「ツキとは何か」を明らかにしていきます。

    ギャンブルに関する非常に興味深いテーマが沢山取り上げられています。

    以下目次から抜粋です。

    ・ギャンブラーの迷信
    ・必勝法の誤り
    ・確実に負ける賭け方とは
    ・効率的な賭け方とツキ

    競馬、パチンコ、ポーカー、ルーレット、麻雀等、様々なギャンブルにあてはまるのだそうです。

    基本的に一切ギャンブル(但しFXを除く(^_^;))をしない僕ですが、読んでいて非常に参考になりました。

    ギャンブルを嗜む方なら一度読んでみても損はしないと思いますよ。(本

    0
    2012年08月10日