谷岡一郎のレビュー一覧

  • ツキの法則 「賭け方」と「勝敗」の科学
    ギャンブルにおける「ツキ」とは何か、ギャンブルに必勝法はあるのか、ギャンブルとどう向き合うか、に迫る本。

    冒頭から、はっとさせられる。いわく、

    「残念ながらギャンブルに必勝法はない。世に存在する何万通りもの必勝法のうち、ひとつでも正しければギャンブル産業を支える基盤は崩壊するはずである。が、今の...続きを読む
  • ランキングのカラクリ
    「その順位、本当ですか?」

    普段何気なく目にするランキングのカラクリをあなたは知っていますか?視聴率、赤ちゃんの名前、内閣支持率などの様々なランキングを例に、その裏に隠された数字のトリックを説明する。

    数字と聞くと、正確さを求められるような印象を受けるが、ランキングに至ってはそうではない。例えば...続きを読む
  • 「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ
    売れない学者の愚痴という要素が見えるが、内容は結構まとも。
    社会調査の問題点は調査母体の選択の欠陥がほとんどだね。人数が少ない、母体がもともとバイアスがかかっているなど。
  • 40歳からの知的生産術
    情報整理などの技術的なことは、目新しいことがなく優等生的でつまらなかったが、終盤に入って著者の人生哲学がいろいろ飛び出し俄然盛り上がった
  • 「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ
    色んな社会調査はリサーチリテラシーにかける(著者曰くゴミ調査が多い)から鵜呑みすべきでない。ではどの点がオカシイか、をひたすら批判しまくる本。
    社会調査は自然科学のように絶対的な理論が無いので、解釈次第でいかようにも結論を持って行きやすく、そこを利用したゴミ調査が多いとのこと。

    まぁそうだよねーっ...続きを読む
  • 定年後の知的生産術
    世の中を観察するために、書店をうろつく。デパートをうろつく。

    迷ったらやる。しかし、断る基準を作る=二次会など。
    機能的な知を集積する。そのうち演繹的アプローチにまとめる。
  • 「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ
    ・「相関関係」ではどちらが原因で結果かは不明で、時間的にどちらが援交するかはわからない・「因果関係」においては「原因」となる変数と「結果」となる変数が明確化され、時間的にも原因が結果に先行する
  • 「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ
    妙にトゲトゲしい本だな、と思いながら最後まで読んでみて、著者略歴でなるほどと膝を打った。『40歳からの知的生産術』の著者か!
    道理で品がないはずだ。こんな人の著書を再び買ってしまうとは何とも不注意だった。
    内容自体は可もなく不可もなくで、先日観たオイコノミアで大竹先生が説明されていた内容とほぼ同じ。
  • 科学研究とデータのからくり 日本は不正が多すぎる!
    ん?著者、下品さが増したか?とちょい引く部分はあれども、総じてやはり痛快。すいすいと読める。
    特に最後の、ギャンブル中毒云々についてのインチキ報告は圧巻。専門家の凄みが感じられた。

    しかし注にあるドラえもんの評価はちょっと違うのでは?特にしずかちゃんの評価。筆者、ちゃんとドラえもんを読んでいるのだ...続きを読む
  • 40歳からの知的生産術
    率直で面白い文章だなと思うところもありますが、筆者の立ち位置含めて賛否両論ある内容かなと思いました。
    情報含めて過剰なものをいかに整理していくかが大切というのは同感です。
  • 確率・統計であばくギャンブルのからくり 「絶対儲かる必勝法」のウソ
    確率論をギャンブルを題材に解説する内容。

    胴元が必ず勝つのはわかっていたが、
    それを数学的に解説。

    ギャンブルに確実に負けるには
    ①回数をやたら増やす(「流し」・「ボックス」馬券を増やす
    ②常に同じ金額を賭ける
    ③なるべく本命狙いをする
    は納得ですが、
    穴狙いで点数を絞るといつ当たることやら。
    ...続きを読む
  • 「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ
    社会調査がどのように意のままに公表されているかわかる本。
    調査結果をうのみにせずに疑ってかかる姿勢が大事。
  • 40歳からの知的生産術
    肩の力を抜いてささっと書かれた印象の本。自己啓発的な側面は少ない。p120「私の場合たとえば、訳者が山形浩生氏であれば、それだけでとにかく購入することにしている」。
  • ツキの法則 「賭け方」と「勝敗」の科学
    やっぱこういう本はあんまおもしろくないな。
    ギャンブルにあるツキを客観的に見ると、ただの統計学上の必然的な偏りだったり、そもそもギャンブル自体が大数の法則によって、回数を増やすと必然的に負けるのなんてわかっているから、読んでいて改めてそこらへんを認識して興ざめしただけだった。
    興ざめしながらも、こう...続きを読む
  • 確率・統計であばくギャンブルのからくり 「絶対儲かる必勝法」のウソ
    これを読むとギャンブルをする気がなくなります(笑)。
    そりゃ親が儲かる仕組みに決まってるんですけどね。
    と言っても、依存症の人には効果は無いでしょうが。

    勝ち抜ける為には、大数の法則から逃れることが必要。
    キーワードは「ビギナーズラック」と、「ロングショット」です。
  • 40歳からの知的生産術
    とても当たり前で
    とても重要なことが書かれている。

    人にすすめたいが、押し付けているかもと思う。

    私は全くできていないが
    このようにいきたいとおもうのだけれど

    それは嫌いって人もいるだろうなぁ。
  • 40歳からの知的生産術
    40歳からの・・・。

    何も40歳から出なくてもいいでしょうし、50歳からでもいいでしょう。

    「知的生産術」は身につけて損はない。
  • ツキの法則 「賭け方」と「勝敗」の科学
    ギャンブルにおけるツキとは何かを、確率統計を使って説明する。
    著者はカードゲームの第一人者で、ギャンブル全体に詳しい。
    ギャンブラーが感じる「ツキ」というものには、科学的な根拠はなく、統計的にその発生確率が説明できると言う。統計を学んだ人には
    容易に説明できる事象でも、知らない人には「ツキ」という言...続きを読む
  • 40歳からの知的生産術
    羽生九段のエピソード - 脳を休めること
    羽生九段と谷川九段との2日間の対局、初日が終了したあと谷川九段はウィスキーを片手に周りの人々と語らいリラックスしていた。
    羽生九段は著者が友人と打っていた囲碁の碁盤を熱心に読みふけっていた。あとで機会があったときに本人に確認したところ羽生九段にとって別のゲー...続きを読む
  • 40歳からの知的生産術
    忙しい人ほど、アクティブであるという事実に反省の念を抱く。
    やはり、頭が良く、効率的に動ける人は、始めからできる人なのだと思う。
    実際、スケジュールを削ってみたところで、それなりに時間をつぶしてしまうのが凡人なのだろう。
    情報の質と量ををうまく見極め、不必要なら捨て、セレンディピティを磨き、自分の頭...続きを読む