谷岡一郎のレビュー一覧

  • 確率・統計であばくギャンブルのからくり 「絶対儲かる必勝法」のウソ

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    競馬をはじめたので読んだ。ギャンブル全般の確率を面白く解説している。口が悪くちょっとくどい文体。また面白いがわかりやすい解説ではない。有名なモンティ・ホール問題の解説はひどいくて、理解させようという気が全然ない。「確率は直感を裏切る」と伝えたくて出題したからだろうか。
    控除率が最低でも2割ある競馬では勝てないとはっきり分かったのが収穫。

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    2021年04月28日
  • 「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ

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    当たり前のことではあるが、何らかの統計や調査結果を発信する側には、発信する意図がある。
    それを考慮せずにメディアの統計等を鵜呑みにすることの危険性を改めて気づかせてくれる本。
    特に因果関係が反転している調査や報道は、よく見るような気がする。

    調査結果の前提である、調査方法、対象、誰が調査したのか等を考慮する必要性を感じた。

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    2021年03月07日
  • 40歳からの知的生産術

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    ネタバレ

    著者は大阪商業大学の学長とのこと。大学人だからだろうか、時折波長の合う本だった。例えば、指示を待つとき、その指示を出している側の人間がいること。マニュアルやノウハウをネット検索したりするとき、それを作った側の人間がいること。ペーパーレス化が進んでも本が無くなる事は無いこと。会合で自分の意見を言うこと。いずれも、探す方が探され、本屋の規模が地域の知性の規模、発言しないのなら存在しない、と日頃から思い、口にしていることととても似ていて、嬉しかった。嫌な目にあったら、この嫌な奴と人生を取り替えたいかと自問すべしというところは、禅や論語などとは違う視点で、苦境を支えるエールになると思った。

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    2020年03月15日
  • ランキングのカラクリ

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    統計を仕事でも活用していたので、大体の事は分かっていたが、あらためて頭の整理が出来た。最後の事実は主観によって捻じ曲げられる。事実は無知によって知らずに捻じ曲げられる。強く同意

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    2019年08月03日
  • ツキの法則 「賭け方」と「勝敗」の科学

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    基本、賭け事は儲からない。楽しむためにどうしたらよいか、というのがよく分かる。いかに場の雰囲気に人は流されやすいか(笑)

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    2019年06月30日
  • ツキの法則 「賭け方」と「勝敗」の科学

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    ギャンブルにおける「ツキ」とは何か、ギャンブルに必勝法はあるのか、ギャンブルとどう向き合うか、に迫る本。

    冒頭から、はっとさせられる。いわく、

    「残念ながらギャンブルに必勝法はない。世に存在する何万通りもの必勝法のうち、ひとつでも正しければギャンブル産業を支える基盤は崩壊するはずである。が、今のところギャンブル産業は健在である。過去数世紀そうであったように。」

    まったくもってその通り。必勝法が編み出されて消え去ったギャンブルも当然あるのだろうが、胴元が儲かっているうちはギャンブルも成立し、繁栄するということである。

    さてしかし、「確実に勝つ方法」はないものの、「確実に負ける方法」ならわ

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    2019年06月18日
  • ランキングのカラクリ

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    「その順位、本当ですか?」

    普段何気なく目にするランキングのカラクリをあなたは知っていますか?視聴率、赤ちゃんの名前、内閣支持率などの様々なランキングを例に、その裏に隠された数字のトリックを説明する。

    数字と聞くと、正確さを求められるような印象を受けるが、ランキングに至ってはそうではない。例えば、同じ事柄を扱ったものでも、新聞社が違ければその数値には少なからず開きがでる。

    ひとえにランキングといっても、適正な計測によるものや、少々いい加減なものもある。しかし、正確なランキングが必ずしも良いわけではない。雑誌やテレビなどでよくある、理想の〇〇ランキングなどの適当なランキングの方が、かえつて

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    2019年05月27日
  • 「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ

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    売れない学者の愚痴という要素が見えるが、内容は結構まとも。
    社会調査の問題点は調査母体の選択の欠陥がほとんどだね。人数が少ない、母体がもともとバイアスがかかっているなど。

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    2019年05月21日
  • 40歳からの知的生産術

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    情報整理などの技術的なことは、目新しいことがなく優等生的でつまらなかったが、終盤に入って著者の人生哲学がいろいろ飛び出し俄然盛り上がった

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    2018年11月04日
  • 「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ

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    色んな社会調査はリサーチリテラシーにかける(著者曰くゴミ調査が多い)から鵜呑みすべきでない。ではどの点がオカシイか、をひたすら批判しまくる本。
    社会調査は自然科学のように絶対的な理論が無いので、解釈次第でいかようにも結論を持って行きやすく、そこを利用したゴミ調査が多いとのこと。

    まぁそうだよねーって事は理解しつつ適当に読み流せば良いかなと言う本。

    社会調査の際は以下に気をつけるべきと言っている。
    ・母集団の提示、定義
    ・回答率
    ・仮説ありきの演繹アプローチであるべき(帰納的解釈はいくらでも出来る)
    ・誘導する質問はすべきで無い
    ・目的の明確化
    などなど

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    2018年09月24日
  • 定年後の知的生産術

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    世の中を観察するために、書店をうろつく。デパートをうろつく。

    迷ったらやる。しかし、断る基準を作る=二次会など。
    機能的な知を集積する。そのうち演繹的アプローチにまとめる。

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    2018年07月29日
  • 「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ

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    ・「相関関係」ではどちらが原因で結果かは不明で、時間的にどちらが援交するかはわからない・「因果関係」においては「原因」となる変数と「結果」となる変数が明確化され、時間的にも原因が結果に先行する

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    2017年10月19日
  • 「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ

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    妙にトゲトゲしい本だな、と思いながら最後まで読んでみて、著者略歴でなるほどと膝を打った。『40歳からの知的生産術』の著者か!
    道理で品がないはずだ。こんな人の著書を再び買ってしまうとは何とも不注意だった。
    内容自体は可もなく不可もなくで、先日観たオイコノミアで大竹先生が説明されていた内容とほぼ同じ。

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    2017年07月31日
  • 科学研究とデータのからくり 日本は不正が多すぎる!

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    ん?著者、下品さが増したか?とちょい引く部分はあれども、総じてやはり痛快。すいすいと読める。
    特に最後の、ギャンブル中毒云々についてのインチキ報告は圧巻。専門家の凄みが感じられた。

    しかし注にあるドラえもんの評価はちょっと違うのでは?特にしずかちゃんの評価。筆者、ちゃんとドラえもんを読んでいるのだろうか?

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    2016年06月05日
  • 40歳からの知的生産術

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    率直で面白い文章だなと思うところもありますが、筆者の立ち位置含めて賛否両論ある内容かなと思いました。
    情報含めて過剰なものをいかに整理していくかが大切というのは同感です。

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    2016年04月08日
  • 確率・統計であばくギャンブルのからくり 「絶対儲かる必勝法」のウソ

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    確率論をギャンブルを題材に解説する内容。

    胴元が必ず勝つのはわかっていたが、
    それを数学的に解説。

    ギャンブルに確実に負けるには
    ①回数をやたら増やす(「流し」・「ボックス」馬券を増やす
    ②常に同じ金額を賭ける
    ③なるべく本命狙いをする
    は納得ですが、
    穴狙いで点数を絞るといつ当たることやら。
    ちなみに今日もワイド3点ボックスかすりもしませんでした。

    ギャンブルの必勝法は少なくとも日本の公営ギャンブルしないことかもしれないな。

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    2015年03月08日
  • 「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ

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    社会調査がどのように意のままに公表されているかわかる本。
    調査結果をうのみにせずに疑ってかかる姿勢が大事。

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    2014年05月24日
  • 40歳からの知的生産術

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    肩の力を抜いてささっと書かれた印象の本。自己啓発的な側面は少ない。p120「私の場合たとえば、訳者が山形浩生氏であれば、それだけでとにかく購入することにしている」。

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    2014年02月16日
  • ツキの法則 「賭け方」と「勝敗」の科学

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    やっぱこういう本はあんまおもしろくないな。
    ギャンブルにあるツキを客観的に見ると、ただの統計学上の必然的な偏りだったり、そもそもギャンブル自体が大数の法則によって、回数を増やすと必然的に負けるのなんてわかっているから、読んでいて改めてそこらへんを認識して興ざめしただけだった。
    興ざめしながらも、こういう本読んでたから今週の競馬買いたくなった。
    実際、麻雀は実力差が出ると書いてあったがほんとそうで、勝てるピンのフリー雀荘を狙って行くのが一番いいんだろう。大きく勝つことはないが。
    まぁ自分としては麻雀、競馬はギャンブルというよりも遊びとしておもしろいからいいんだけどね。
    この本を読んだ時間を他の本

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    2014年01月31日
  • 確率・統計であばくギャンブルのからくり 「絶対儲かる必勝法」のウソ

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    これを読むとギャンブルをする気がなくなります(笑)。
    そりゃ親が儲かる仕組みに決まってるんですけどね。
    と言っても、依存症の人には効果は無いでしょうが。

    勝ち抜ける為には、大数の法則から逃れることが必要。
    キーワードは「ビギナーズラック」と、「ロングショット」です。

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    2013年03月24日