“動物園”を森から、ひいてはボード上から焼き出そうとするPCの動きが組織化・活発化し、危機に瀕する“動物園”のPC達。
逃走も迎撃も困難な状況の中、外の動きを偵察に向かう3人。
そこには犯罪を犯した動物園のGMへの怒りと、同じオンラインゲームを楽しむ人々にとって、許しがたい犯罪を犯した場を浄化したいという、義憤があった。
後半の、クランクの手腕には驚かされるが、それが新たな“不和の種”を蒔いた事実に、悲哀感が漂う。イタカの過去の心の傷が浮き彫りになる所に、リアルさを感じる。
某人気のファンタジー文学から取った登場人物に、笑った。