篠房六郎のレビュー一覧
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人のパーソナリティを題材にしたマンガだからこそ、この終わり方は実に客観的な締め方だと思いました。
ツンデレとは瞬間的な愛。1巻からツンデレと認識され、その部分によって多くのキャラクター達が百舌谷さんを認識していました。ツンデレであるがゆえの優しさだったのか、それとも百舌谷さん自身の心だったのか、この10巻では百舌谷さん自身の答えにも行き着きます。ツンデレという殻の内側には良い子が隠れているとでも思ったのかと言う鴫沢が的を得ていたように最終的に自らの衝動に身を任せてしまう百舌谷さんが今巻では描かれています。芯から歪んでいようともツンデレという病気であろうとも百舌谷小音はなにかを台無しにして -
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百舌谷さんが変化してしまった原因が明かされた9巻。長い過去話から戻ってきた現在、百舌谷さんが抱え込んだ感情の吐露がハッキリと言葉にされました。
愛するがゆえに憎い。五島さんとの対話シーンはこのマンガの根幹たる部分を語っていてくれました。読者=普通の人が考えうるであろう問いを百舌谷さんに対して投げかける五島さん。その問いに対して元からある書類を読み上げるかのように返す百舌谷さん。この話で理では詰めきれない障害がそこにあることをハッキリと示しました。
じゃあだれがそんな百舌谷さんを受け止められるか。まさに欲しい人材は「ドM」、愛も憎しみもそれによって起こされる悲しみも全部受け止めてくれる -
Posted by ブクログ
Nam子に借りた。
百舌谷さんいい!もだえるわ~
他の人のレビューにもあるように確かに人にはなかなか勧められんなぁw
まず主人公がツンデレ(~パーソナル障害)っていう病気で誰かと仲良くしたいとか好きだと思った時に攻撃的な言動をとってしまう症状があり それに多大なるコンプレックスを持ち諦め絶望している女の子で~てもうここで駄目だwwwどんな話?って聞かれたらアウトやんw
読んだら百舌谷さんのかわいさがわかる!かもしれないwww
ところで樺島くんマジキモい。
前半の超カシコイ百舌谷さんモードもすこし長くてもよかったなぁ。理論武装娘大好き。それがくずれるのももちろん好き!つまり百舌谷さん好