篠房六郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人のパーソナリティを題材にしたマンガだからこそ、この終わり方は実に客観的な締め方だと思いました。
ツンデレとは瞬間的な愛。1巻からツンデレと認識され、その部分によって多くのキャラクター達が百舌谷さんを認識していました。ツンデレであるがゆえの優しさだったのか、それとも百舌谷さん自身の心だったのか、この10巻では百舌谷さん自身の答えにも行き着きます。ツンデレという殻の内側には良い子が隠れているとでも思ったのかと言う鴫沢が的を得ていたように最終的に自らの衝動に身を任せてしまう百舌谷さんが今巻では描かれています。芯から歪んでいようともツンデレという病気であろうとも百舌谷小音はなにかを台無しにしてしまう人間である。それでもなお、親に愛され、大丈夫と言ってくれる男がいる。歪んでいる心からでも瞬間的な愛を導き出すようにツンデレはある。最後に歪つながらも愛を感じるキャラでした。
ドMとはスポンジ。ツンデレの主人公と対極にいる存在ザ・ドMの番太郎。3巻でその優しさは折られ、自分の苦労をすべて叩きつけるように吐露したころから随分彼は成長しました。彼女がその瞬間的な衝動を起こしてしまう時に絶対そばにいて大丈夫と囁く。カッコイイこれこそ男の本懐ぞと思いました。しかし、ドM神が言ったように一回悟ってそれを実行したぐらいじゃ人生は終わらない。これからその発言に縛られ、囚われているからこその苦労もあるはず。ただ、それでも番太郎ならやってくれそうと思うのがこれまでを見てきた者としての感想ですかね。高校生番太郎めっちゃシブですしね。
終わってみれば、淡々と流れるような最終巻でしたが自分としてはとても素直な終わりと感じました。所々篠房先生が好きそうなネタがふんだんにありましたが、それでもあとがき通りシリアスさも兼ね揃えていたのが良かった。決着なんてものはそう簡単に決められないもの、ましてや人の人格をテーマにしたものだからこそその時その時の答えが重要だと僕は思ってます。日々は番太郎が最後に言ったように続いてくものですからねぇ。面白い作品だった篠房先生の次回作に期待。 -
Posted by ブクログ
百舌谷さんが変化してしまった原因が明かされた9巻。長い過去話から戻ってきた現在、百舌谷さんが抱え込んだ感情の吐露がハッキリと言葉にされました。
愛するがゆえに憎い。五島さんとの対話シーンはこのマンガの根幹たる部分を語っていてくれました。読者=普通の人が考えうるであろう問いを百舌谷さんに対して投げかける五島さん。その問いに対して元からある書類を読み上げるかのように返す百舌谷さん。この話で理では詰めきれない障害がそこにあることをハッキリと示しました。
じゃあだれがそんな百舌谷さんを受け止められるか。まさに欲しい人材は「ドM」、愛も憎しみもそれによって起こされる悲しみも全部受け止めてくれる。よし番太郎!今こそおまえの出番だぞ!と思ったらまさかのダブルデートそしてんほぉおおおおアヘ顔、お前ってやつは…。そんなアホみたいな番太郎も前々から覚悟して、百舌谷さんのために闘うことを決めています。本郷さんに啖呵を切るシーンは超絶カッコ良かったです。
二律背反のバランスが崩れた時、物語はどうなってしまうのか。今巻は続きものの映画をいいところで区切られたみたいで、すごいもどかしい気分です。幸せをフルに感じている百舌谷さん、アメリカ行きが決定した勇次郎、フラグが苦しいほど詰まってる。やってしまうんだろうな篠房先生はやってしまう。うわぁ次巻どうなるんだろ
あとガチャパンさんのクオリティたけぇ -
Posted by ブクログ
Nam子に借りた。
百舌谷さんいい!もだえるわ~
他の人のレビューにもあるように確かに人にはなかなか勧められんなぁw
まず主人公がツンデレ(~パーソナル障害)っていう病気で誰かと仲良くしたいとか好きだと思った時に攻撃的な言動をとってしまう症状があり それに多大なるコンプレックスを持ち諦め絶望している女の子で~てもうここで駄目だwwwどんな話?って聞かれたらアウトやんw
読んだら百舌谷さんのかわいさがわかる!かもしれないwww
ところで樺島くんマジキモい。
前半の超カシコイ百舌谷さんモードもすこし長くてもよかったなぁ。理論武装娘大好き。それがくずれるのももちろん好き!つまり百舌谷さん好きだー!!
寝よ。