星亮一のレビュー一覧
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幕末の動乱の様子が、よく伝わってきた.
新政府軍と旧幕府軍のいのちの格差というのだろうか.
河井継之助の奮戦ぶりが痛快でたのもしかった.
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僕たちにはそれぞれに出自についての「歴史」があります。故郷や一族には過去にどのような出来事があったのだろうか。僕の場合、本当に知らなかったこと、理解しようと思わなかったことが山ほどあって、今でもすべてを把握しつくしているわけではない。少しでも出来事をつなぎ合わせたりして、僕につながり、連なることども...続きを読むPosted by ブクログ
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年末年始のBRUTUSの読書特集で取り上げられていて、気になっていた一冊。
鳥羽伏見の戦いと江戸無血開城くらいしか認識されていない戊辰戦争。会津が攻められたことは知っていたけど、その裏にあった「奥羽越列藩同盟」ってのは知らなかった。
ただの「反薩長」っていうだけではなく、それぞれの義を持って立ち上が...続きを読むPosted by ブクログ -
伊達正宗について知りたかったのですが、これといった本がなく探していたところ、この本を知りました。
教科書のような書き方で、小説スタイルとは若干違いましたが、とても勉強になりました。Posted by ブクログ -
最高の大和魂を持ち、日本に命を捧げた中将。上司の判断ミスにより、惨敗を喫したミッドウェイでも孤軍奮闘。最終的には自艦「飛流」の大破と共に自ら沈む。自身もプリンストンに学び、(山本五十六はハーバードで学んだ)アメリカの強さをよく知り、航空機主体の近代戦を早くから予期し学ぶも、旧体質の艦隊派の上司と相容...続きを読むPosted by ブクログ
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ミッドウェーは無謀な作戦だったのかー。それでも成功していたら真珠湾のように山本五十六の大英断として評価されただろうな。そしてミッドウェーで山口多聞が指揮をとっていたらあんな結果にはならなかったはずだ。俺は五十六より多聞が好きだな~。紛れもない名将。Posted by ブクログ
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1998・5・15 1版1刷 416p 4569571417
ミッドウェー海戦で空母【飛龍】と共に殉じた軍人。
〇【山口多門】のことだけでなく、この時代の背景も簡潔にしかも詳しく書いてあるので、この人が何をした人なのかわからなくても読み終えたら何か心に残るでしょう。Posted by ブクログ -
学生時代に習った印象では「安政の大獄」での悪名ばかり高い人物のように思えるが、日本を外国から守るという信念をもって「開国」を決断、実行した宰相だと思えるようになった。大局を見通せる人物だったのだと思う。Posted by ブクログ