鈴木伸元のレビュー一覧

  • 加害者家族

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    2025/7/26
    加害者家族の色々な事例。

    最近逮捕される人がいると「この人の配偶者も子供も可哀想だなぁ」と思ったりしてた。
    家族は関係ないのか、連帯責任なのか。
    子どもが事件を起こしたら親は気づけるのか。
    考えさせられたー。

    加害者が捕まった後、幽閉されるから、家族や職場に批難が及ぶのではないかしら?
    公的機関に属してる加害者だと、職場の上司たちが謝罪会見させられてるよね。
    加害者はあれ知ってるのかな?後日でも見たりするのかな?本人を晒して謝罪させちゃダメなのかな?その方が再発防止にもなりそうだけど??

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    2025年07月26日
  • 性犯罪者の頭の中

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    性犯罪者を理解できないものだと勝手に見なしていたが、彼らも元は自分達と変わらない人間なのだと理解できた。それと同時に、自分も何かのはずみで性犯罪に限らず、犯罪者になってしまう事はありえるのだと実感させられた。

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    2024年11月15日
  • 加害者家族

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    「もし自分の家族が犯罪者になってしまったら。」
    こんな想像を真剣にしてみたことのある人はそれほど多くないかもしれない。SNS時代にあっては、加害者家族のプライバシーはあってないようなそんなご時世で、人権とは何かを考えさせられる本。一度は皆に手に取って読んでほしい。道徳や倫理観も大切だけれど、大切なのは想像力なのかなと感じさせられる。

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    2022年08月24日
  • 加害者家族

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    西欧では「個人」が集まって「市民社会」を作ってるのに対して、日本は個々人があいまいな「世間」によって成り立っている。
    「世間」においては人権や権利はない。あるのは「お互い様」という関わりだけ。

    たしかに、「世間」て日本特有の意味を持った世界観かもしれない。
    こんな世界だと、加害者個人だけではなくその家族が叩かれ生きづらい思いをする。自分が今まで通り生活してはいけないんだと思ってしまう。
    少年犯罪の親とか加害者が犯罪を起こすにあたって責任がある立場の家族もいるとは思う。でも、関係ない家族まで生きづらくなるのはつらいな。

    被害者家族とか、別の事件で被害にあった方の関係者であれば加害者家族に対し

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    2021年12月13日
  • 加害者家族

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    そうなんか。宮崎勤元死刑囚って父親が自殺してるんやな。そうかと思えば、リンチ殺人の少年を庇う親もおるんやな。どっちも人間の側面なんかな。

    トラヴィス ハーシの社会的絆論
    1 愛着
    2コミットメント
    3 規範意識
    4関与

    以上が人に犯罪を思いとどまらせる。

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    2021年07月20日
  • 性犯罪者の頭の中

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    ■日本の刑務所では性犯罪者が再犯をしないように「指導」が行われている。プログラムはオリエンテーションの後,5つの項目について行われる。
    ①自己統制:事件につながった要因について検討,特定する。
    ②「認知のゆがみ」と変容:偏った考え方を修正させる。
    ③対人関係:対人関係における問題点を改善させる。
    ④感情統制
    ⑤共感と被害者理解:被害者の苦しみを考え他者への共感性を高めさせる。
    ■性犯罪者が軽々と乗り越える「4つの壁」
    ・第1の壁「謙譲な性的はけ口」:パートナーとの交際などによって満たされている対人関係
    ・第2の壁「内的なバリアとしての良心」:合意のない相手に性的な関係は強要しないなどの通常の良

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    2019年04月14日
  • 加害者家族

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    犯罪者を抱える家族がそのあとどのような結末を送るのかが克明に描かれた一冊。

    はっきりいって、犯罪者家族の末路はどん底そのもの。

    もう死ぬしかないぐらい、生きる場所も希望もない。

    ”家族に犯罪者がいる”というステータスがつくことで、周囲の人は離れていき、頼みの綱である親友や知人にすら見放される。

    極め付け恐ろしいのが、ネットやマスコミからの猛バッシング。

    毎日カメラを持ったマスコミ関係の人らが押しかけ、騒がしくて落ち着かない毎日。

    ネットやSNSで犯罪者を知った他人らからの嫌がらせや批判が絶えない。

    もはや、地獄そのもの。

    もし自分が犯罪を犯したらと思うと、ゾッとする。

    果たし

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    2018年11月03日
  • 加害者家族

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    犯罪による被害者とその家族は報道などによって二次被害を受ける。それは加害者家族も同じだ。とはいえ、被害者側を保護するのは当然という世論に比べ、加害者側を保護すべきかと言うことに対して、賛否ある。

    著者は殺人事件を犯した者の妻へ取材する。妻は「夫の犯した罪なのだから、私や子どもには関係がない」という気持ちを持ち続け、被害者へ謝罪をしていない。しかし、事件のことを考える日々で自分が夫の気持ちに気づかなかったことに反省するようになる。果たして、こうした形で加害者家族が責任を感じるのが被害者にとって、良いことなんだろうか。

    また、宮崎勤の父親は自殺し、仕事を辞めた家族もいれば、婚約を破棄した家族も

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    2017年12月04日
  • 加害者家族

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    ネタバレ

    加害者家族への支援が必要であると強く思わせる本。
    他のレビューにもあったが、加害者家族への攻撃が事件とは何も関係のない人からも向けられる社会では加害者家族へも支援が必要かと思う。
    動画サイトでコロンバイン乱射事件の犯人の母親の講演を見た。非常に興味深かった。加害者を責めても被害者は戻ってこないし、どのようにすればよかったかも多分本当には分からない。でも考え続けることをやめてはいけない。

    だがもし家族などどうでもいい、と思ってしまったら、犯罪への抑止にはならないのではないだろうか。

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    2017年09月27日
  • 加害者家族

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    今までこの視点から書かれた本は少なかったと思う。
    仕事柄、加害者側の家族と出会うことが多い。加害者家族にも責任があると感じた事件は少ないように思う。
    今でも昔担当した加害者の家族と付き合いがある。親がいない加害者の兄弟とは今でもご飯に行くし、加害者自身とも友達のような付き合いをしている。
    罪を犯した以上、それなりの罰は受けるべきだとは思うけれど、社会復帰ができる環境には置かせてあげたい。それが加害者家族ならなおさらそう思う。
    加害者家族に対する攻撃は、想像力の欠如だとしか言いようがない。

    #読書 #読書記録 #読書倶楽部
    #加害者家族
    #鈴木伸元
    #2017年21冊目

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    2017年04月23日
  • 性犯罪者の頭の中

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    性犯罪→性欲のみ というバイアスに異を唱える書。複数の事例を取り上げ、浅く広く多角的に性犯罪者を分析していて勉強になった。

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    2015年08月23日
  • 性犯罪者の頭の中

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    性犯罪者の頭の中を覗けた感じで面白かった。
    性的興奮よりもゲーム感覚が逆に怖く無くなることはないのだろうなって思った。

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    2025年11月05日
  • 性犯罪者の頭の中

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    罪を犯してしまった者たちと罪を犯さないでいる者たちの差とは何なのか。
    様々な事が数値化され、徹底的に分析されている。誤解を恐れずに言うと実に興味深く、また恐ろしくもあった。意外と普通の男が性犯罪を犯しているという……。
    心の闇に迫る良書である。

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    2024年01月24日
  • 性犯罪者の頭の中

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    ネタバレ

    性犯罪=男性から女性への犯罪 と考えがちであるし、事実、法律もそのようになっている。しかし、性の多様性が叫ばれる今、法律を見直す必要を考えさせられる。
    性犯罪は性的欲求の表れというのも安易な考えである。窃盗を犯すものが皆、金に困っているわけでは無いと考えられるのになぜ、性犯罪は性的欲求が爆発したものだと考えるのか。
    報道される事件についてもその背景にまで考えを深めたい。

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    2022年09月25日
  • 性犯罪者の頭の中

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    性犯罪者との交流から知った、彼らの独特の考え方や物事の捉え方を書いている。被害に合うか合わないかは、こういう人たちと出会うか出会わないかの違いでしかないのだなとぞっとした。

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    2022年09月13日
  • 加害者家族

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    加害者とどう向き合うべきか。向き合う必要はあるのか。
    様々な地域の事例や海外との比較も。
    やや、加害者家族に寄り添いすぎた文章(なぜ加害者が事件を起こしたのかが省かれた文章)などがあり注意が必要。

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    2022年08月23日
  • 加害者家族

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    この本が描かれた頃よりネットでの加害者家族への攻撃はひどくなっている。凄惨な事件が報道されれば「加害者はどんな育てられ方したんだ」と感じるし、家族は気がつかなかったのか、とも思う。辛くても声を上げて助けを求められない。自分の身近にいたらどう対応できるか。有名事件の加害者加害者家族だけでなく、微罪や冤罪でも人生が狂ってしまう。本書の中にもある、罪を犯した本人は塀の中で守られて家族の大変さを知らない、はもっと取り上げられて欲しい。

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    2020年10月18日
  • 加害者家族

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    犯罪の加害者は責められても文句はない。だが、その家族はどうなのか。加害者が未成年であれば、その親が責められても仕方のない部分はある。でも、加害者が大人の場合その家族の責任とはどれほどのものなのか。わたしにははっきり答えることはできないなと思った。ただ、アメリカの例のように、加害者の家族を激励できるかといえばそれも難しい気がするし、加害者に匿名で嫌がらせをする人達には全く同情できない。

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    2019年04月24日
  • 加害者家族

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    読みやすかった。分かりやすかった。
    ここ最近読んでた本がクソな加害者家族やったんで、めっさ偏見の目で「加害者家族は全員悪い!」と世間一般の声と同じような考えやったけど、この本を読んで見方が変わった。

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    2018年06月29日
  • 加害者家族

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    ネタバレ

    排他的で偏見に満ちた思想、鬱屈した社会のストレスの捌け口、日本人の心の余裕のなさを感じた。
    アメリカでは高校で銃乱射事件をおこした犯人の母親の元に電話やダンボール2箱分の手紙が届き、その内容はどれも加害者遺族を激励するものだったそうである。
    日本も見習うべき、とまでは言わないが、国民性でここまで違うと言うのは非常に興味深い。
    殺人事件で旦那が逮捕され、小学校低学年の息子を守るため、転校を繰り返させなければならない妻。友達にさよならを言わせることすらできない。
    最後に学校を見たいと言った息子を真夜中の小学校の校庭で遊ばせる描写に心が痛んだ。
    また、家族間で殺人が起こった場合には加害者、被害者両方

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    2018年02月25日