佐和隆光のレビュー一覧

  • 経済学のすすめ 人文知と批判精神の復権

    Posted by ブクログ

    英語で論文を書かないと引用されない=評価が上がらない。

    学徒出陣は文系学生が対象だった。文系の出願者は激減した。彦根高等商業学校は高等工業へ変身した。戦後、彦根経済専門学校に戻った。

    アメリカの徴兵制は誕生日による抽選だった。

    全体主義国家は理工系が出世する。民主主義国家は、批判力、表現力が優れている文系が優位になる。

    アダム・スミス、ケインズの著作、
    ガルブレイス「豊かな社会」「不確実性ん時代」
    フリードマン「選択の自由」
    スティグリッツ「世界の99%を貧困にする経済」
    ピケティ「21世紀の資本」
    アトキンソン「21世紀の不平等」
    セン、クルーグマン、シラー
    これらが古典。

    学内民

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    2017年02月02日
  • 日本経済の憂鬱

    Posted by ブクログ

    戦後政治・経済史について分かりやすく解説いただいていると感じた。
    著者の近いところでの具体例をもって説明されているところが多く、それだけに読者も気持ち良く感じるほどの断言をしていただいており、共感と反論を感じながら、立体的に読み進めることができた。

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    2013年07月27日
  • 経済学の名言100

    Posted by ブクログ

    解説文が短くて、やや自嘲めいて、シニカルで、読み物としてはすぐれていると言える。ボードリヤールがまた、嫌いになった。

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    2012年10月14日
  • 暴走する世界―――グローバリゼーションは何をどう変えるのか

    Posted by ブクログ

    グローバリゼーションについて社会学視点から語っている本。話題がかなり網羅的になっている分、抽象論に終始してしまった感が否めない、かも。

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    2009年10月04日
  • この国の未来へ ――持続可能で「豊か」な社会

    Posted by ブクログ

     ホットエアとは、次のことを意味する。京都議定書はロシア、ウクライナなど旧ソ連諸国に対し、0%の温室効果ガス排出削減義務を課している。ところが、80年代後半のソ連経済の混迷により、C02排出量は大幅に減少し、現時点で1990年比、約30%もの「意図せざる」CO2排出削減を達成している旧ソ連諸国は、いささかの努力をすることなく、議定書の定める目標を達成できるばかりか、余剰排出権が手元に残ることになる。(190ページ)

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    2009年10月04日