大山祐亮のレビュー一覧
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ネタバレよくSNSを拝見していて、ずっと読みたいと思っていた本。
独学で外国語を学んでいく際にどのように学習していけば良いか、ノウハウがたっぷり書かれており、たいへんためになった。
以下、ドイツ語学習に新たに取り入れたいことを挙げる。
・暗記アプリを活用する。
・単語を覚えるときは文やフレーズで書き取りを行う。
・例文を複数個並べ、書き写しや音読を行って活用例に慣れる。
・テキスト1周目は速く浅く、2周目は丁寧に、を心がける。
・会話力を上げるために、作文力を鍛える。
・文章をすばやく組み立ててアウトプットするために、例文をたくさん音読する。
・「やさしい日本語」を参考に、言いたいこと -
Posted by ブクログ
Twitterで四週間シリーズを本当に四週間でやり遂げるという(良い方向に)異常な取り組みをしている著者が出した学習法の書籍であるため迷わず購入しました。
本書は前半1/3で地球上にある多くの言語の特徴について概説し、残り2/3でそうした言語を一人で勉強する際の心構えや方法論について説明した本です。この手の本は2種類あると感じていて、第二言語習得や教育などの専門家によるものと、実際に言語をよく習得した人によるものがあると思いますが、本書は明確に後者です。このタイプによくある古すぎたり著者が天才過ぎるということがなく、現代的で実現可能な手段が挙げられており、参考にしやすい書籍です。個人的には -
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趣味でロシア語を勉強したいと思っていて、たまたまこの本を見かけて読んでみました。
ロシア語は活用がすごく複雑で難しそうだな、やっていけるかな?と思っていました。
本書によると、言語は文型優先型(英語など)と活用優先型(ロシア語など)に分類でき、『活用優先型は活用が複雑だが、その代わりに解釈を間違える可能性が低い』と書いてありました。
活用が複雑でない言語はそれ以外の部分(語順など)が難しい。その逆もしかり。
すべての面で「簡単」な言語は存在しないとのこと。
自分が英語の勉強をしていたときに「ここの単語は形容詞として使われているのか?それとも副詞?」などと苦労していたことを思い出し、活用が難 -
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外国語を独学している人、言語自体に興味がある人、そして学校の授業で英語苦手だったから語学の勉強なんて…と思ってる人、そんな人たちに向けて書かれた本です。
学校で習う外国語と言えば英語ですが、世界中の言語から見ると英語はかなり特殊な言語。そして、日本語と構造が離れている分、余計に難しく思ってしまうのです。そんなところでつまずいて外国語全体に苦手意識を持ってしまうなんてもったいない。英語は苦手だけどリトアニア語や古エジプト語の面白さに気付ける感性を持ってるかもしれないのに!
この本はただの勉強方法紹介本ではなく、比較言語学の専門家ならではの幅広い言語について書かれています。
一般的に独学が難し -
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本書のポイントは、英語だけでなく、英語を含む多様な言語を学ぶうえでのコツが書かれている点にある。大学、特に国際系やグローバル系の学部では、英語に加えてもう1言語を学ぶことが必須になっている。しかし、「自分に合った言語は何か」「その言語は英語とどう違うのか」「では、どのように学ぶべきなのか」を意識的に考えて学んでいる学生は多くないだろう。
本書は、そうした“学ぶ言語の選び方”や、特定の言語に興味・関心を持って学び始めようとする人にとって、大いに参考になる1冊である。
語学学習法に関する類書は多いので、読者によっては「まったく新しい知見を得る」というよりも、自分の学び方をもう一度整理し直すつもり -
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ネタバレ多言語を学ぶと英語を相対化できる。
辞書を引けば読める、会話なら例文が頭に入っていて、聞き取れる。
外国語学習はうさぎにならない、亀のペースを維持する。無理をしないで長続きさせる。
勉強時間がゼロになることは避ける。duolingoのようなアプリ、一日2~3行の書き写しや音読、など。
書籍教材がいい。YOUTUBEは進めない。新しい教科書を使う。文法重視のものを。
ニューエクスプレス+、しっかり学ぶシリーズ、本気で学ぶシリーズ、ゼロから始めるシリーズ、teach youselfシリーズ。
電子辞書を使う、有料のアプリでもいい。weblioなど。
自分だけの語彙集を作る。Ankiのような暗記ア -
Posted by ブクログ
まず初めに書いておきたいのはこの本の学習法は、近いうちに外国移住や留学を考えているとか、仕事で使う必要があるとかで今すぐ急いで学ばなければならない人向けではないということです。趣味の一つとして外国語とその文化、歴史に興味があり、日本にいながらそれを学びたい人向けの本です。
わたしは典型的な英語が苦手な日本人ですが、一つでも外国語ができることに憧れがあったことからコロナ前あたりからスペイン語の勉強を始めていました。それが言語を学ぶことと他国文化を知る楽しさにどんどん繋がってきていました。またこの本にも書かれてますが「外国人だろうが話せて当然」という態度の英語ネイティブと違ってスペイン語ネイティ -
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勉強を始める際のおすすめの教材や心構えはかなりためになった。
説明が色んな言語且つ情報量が多いので、ある程度の英語とちょっと中国語齧ってるだけの私には、1回読むだけじゃ全然頭に入らない部分がいくつかあった(特に1章)。
英語を例にとった説明はすぐにわかったので、元々その言語に関して少しでも知ってたらああなるほど!ってなったんだろうなと思う。
私は全部読みたいから読んだけどこの本の冒頭にも書いていた通り、知りたい情報だけ見たい人は1章少し読んだら、2章以降の興味あるとこだけを見て活用したらいいと思う。特に私は2章と6章が参考になった。
☆お気に入りの箇所
第2章
ルール1・2:語学を学ぶ上での -
Posted by ブクログ
ネタバレ言語ってこんなにあるんだなーってことにまずびっくりしました。
その言語によって、学び方は少し違うのかもしれませんが、多言語を勉強する際に注意することなどもわかりました。
ネイティブとの会話は効果がない、非母国語話者、つまりその言語を母国語としない、その言語を学んでる人との会話練習の方がハードルが低いから?が役に立つっていうのはちょっと首を傾げる感じではありましたが、面白い視点でした。
自分は一言語ですらまともにできないので、多言語をある程度マスターするっていうことがそこまで参考になりませんでしたが、色々と今まで読んできた言語学習とやり方が違っていて、読んでいて面白かったです。