子母澤寛のレビュー一覧

  • 味覚極楽

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    パッと見て字がぎっしりだったので、時間かかるかなと思ったが、面白くてすらすら読んだ。何やこの読み易さは!
    お坊さんのお話に共感。
    大概のモンは温かい方が美味いけど、飯は冷やの方が美味い。
    朝の握りたておむすびより、昼の冷めたおむすび。うほほ。

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    2013年03月05日
  • ふところ手帖

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    子母澤寛は、118年前の1892年2月1日北海道石狩市生まれの小説家。

    現在ではほとんど読まれなくなったといってもいい存在ですが、それでも近くの小さな書店を覗くと、『新選組始末記』『勝海舟』『味覚極楽』の三冊の文庫が置いてあって、これには、さすが今の時代劇ブームの隆盛を知る思いで感心しました。

    でも、他でもなく、子母澤寛の真の真骨頂は、あの不朽の名作・座頭市の生みの親だということにあります。

    しかも、それは彼の得意な長編小説のかたちで私たちに提出されたものではなく、随筆集である本書の中の「座頭市物語」という、わずか10頁のショートストーリーが発端なのですから驚くではありませんか。

    江戸

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    2012年02月22日
  • ICHI(2)

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    新キャラのイバハチが想像よりだいぶ可愛くて意外。
    イバハチつったら雨に紛うのイメージが強かった。

    相変わらず市がかわいい。

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    2009年10月04日
  • 行きゆきて峠あり(下)

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    すごい、お話ですよね!!面白いとか面白くないとかそんなんじゃなくて、スゴイ!!って言葉しか出ない。
    箱館戦争の生々しいまでの描写とか、それぞれの考えと策略とか、息を呑んで時間も忘れて読み耽りました。
    下巻の半ば、海上での戦いは本当に胸に詰まるものがあり、思わず泣いてしまったほどです。
    蟠竜艦長の松岡盤吉が最後の最後まで戦って、そして、艦を降りると、海辺で泣き叫ぶ場面が切なかったです。
    その後、弁天台場に立て籠もるのですが、もうその頃の箱館軍の悲壮さがなんともいえなかった。弾がない、食料もない、意地だけなんです。
    それだけで、闘っているんですよ!!
    文面から滲み出てくるような切迫感と緊張感。すご

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    2009年10月04日
  • 行きゆきて峠あり(上)

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    すごい、お話ですよね!!面白いとか面白くないとかそんなんじゃなくて、スゴイ!!って言葉しか出ない。
    箱館戦争の生々しいまでの描写とか、それぞれの考えと策略とか、息を呑んで時間も忘れて読み耽りました。
    下巻の半ば、海上での戦いは本当に胸に詰まるものがあり、思わず泣いてしまったほどです。
    蟠竜艦長の松岡盤吉が最後の最後まで戦って、そして、艦を降りると、海辺で泣き叫ぶ場面が切なかったです。
    その後、弁天台場に立て籠もるのですが、もうその頃の箱館軍の悲壮さがなんともいえなかった。弾がない、食料もない、意地だけなんです。
    それだけで、闘っているんですよ!!
    文面から滲み出てくるような切迫感と緊張感。すご

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    2009年10月04日
  • 行きゆきて峠あり(下)

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    上巻に続き、いろんな部分に付箋を貼りながら読み進めたい逸品。
    表題の『行きゆきて峠あり』は小笠原長行公の和歌の一部らしいです。

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    2009年10月04日
  • 行きゆきて峠あり(上)

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    蝦夷共和国が好きならおすすめ致します。
    榎本さんを囲む蝦夷の面々が生き生きしています。物語と史料話と作者の考察が交錯するので、記憶が飛びやすいかと。そこに注意。

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    2009年10月04日
  • 新選組始末記

    匿名

    購入済み

    新選組ファンは必読

    子母澤寛の新選組三部作の内の一作品です。
    新選組ファンや幕末の歴史に興味がある人は、読んで損はないと思います。
    残りの二部作も、電子書籍化してほしいです。

    #アツい

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    2024年08月13日
  • ICHI(1)

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    ネタバレ

    映画の題材?ということもあり気になっていたので購入!
    展開も気になるし絵も美しいので集めようかなーと
    なかなか感動できるところもあると思えた1巻でした!
    しっかしこれからどう歴史と絡めていくんだろうか・・・

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    2010年12月19日
  • 味覚極楽

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    ●「父子鷹」を書いた偉大な時代小説家子母沢寛先生は、元新聞記者で、食道楽だったのれす。
    これは、その新聞記者時代の仕事として、当時の一流人と目された人々から食にまつわる思いを、いろいろと聞き書きした話。
    で、この子母沢以前の梅谷記者。(←本名梅谷松太郎。えらくめでたい名前だ。)
    聞きとった内容の後に、感想を書いているんですが、これがまった取材相手を否定するようなことを(苦笑)
    「ここで褒められている××だが、私はたいしてうまいと思わなかった。」
    ておいッ。
    まあ、取材したのが昭和2年頃で、感想は昭和30年あたりなんで、今だから書けると言うようなところもあったんでしょうけどねえ。
    ただし、梅谷記

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    2009年10月04日