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官軍への幕府海軍艦船引き渡しを拒否した榎本武揚は、主力を率いて箱館へ向かう。脱走である。一旦は松前軍を破り独立政府を名乗るが、官軍の圧倒的な物量の前に降伏、かくて榎本らは江戸の獄中へ……。得意の聞き書き、関係者の証言等を多用し、榎本武揚とその時代を骨太に描く、巨匠晩年の代表的雄篇。
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Posted by ブクログ
すごい、お話ですよね!!面白いとか面白くないとかそんなんじゃなくて、スゴイ!!って言葉しか出ない。 箱館戦争の生々しいまでの描写とか、それぞれの考えと策略とか、息を呑んで時間も忘れて読み耽りました。 下巻の半ば、海上での戦いは本当に胸に詰まるものがあり、思わず泣いてしまったほどです。 蟠竜艦長の松岡...続きを読む盤吉が最後の最後まで戦って、そして、艦を降りると、海辺で泣き叫ぶ場面が切なかったです。 その後、弁天台場に立て籠もるのですが、もうその頃の箱館軍の悲壮さがなんともいえなかった。弾がない、食料もない、意地だけなんです。 それだけで、闘っているんですよ!! 文面から滲み出てくるような切迫感と緊張感。すごい作品です。 榎本の覚悟と、松平の想いと、永井の決断。どの人はイイとかじゃなくて 箱館に行った全員が、格好いいんです!!(例外もいたが…) もしかしたら、私の中で一番、影響を受けた作品かもしれません。 コレ以上の箱館戦争のお話はないのでは?とまで思ってます。 ところどころ爆笑しちゃうシーンがありますし、飽きない作風ですよ。 (釜さんがオランダ留学の時に漂流してトカゲにお尻を噛まれた話やら、O鳥K介が獄中でサナダ虫を患ったり〜などなど〜) 読んでない人!!箱館好きでコレ読んでない貴女は損をしてます!!!
上巻に続き、いろんな部分に付箋を貼りながら読み進めたい逸品。 表題の『行きゆきて峠あり』は小笠原長行公の和歌の一部らしいです。
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行きゆきて峠あり
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