西村栄基のレビュー一覧
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本書は日本・ドイツの2つの職場での勤務を経験した著書により、2国の働き方に対する価値観、取り組み方の違いについて述べ、日・独のハイブリッドワークスタイルとして日本に居ながらも取り入れられる働き方を示しています。
その中で、特に印象的だったこと、取り入れたいと思ったことを3点まとめます。
◎早起きして朝から働く
前提として、ドイツでは、家族や趣味への時間を重視している。
→その時間を確保するために、残業しないよう早起きして朝早くから働いている。
(早起きするために、カフェインを14時以降はとらないなどの方法がある)
◎ストック型の仕事をする
フロー型(その場の状況をなんとかする仕事)ではな -
Posted by ブクログ
・パーキンソンの法則は逆に使いなさい
ドイツ人のすごい働き方のポイントは、
1、ジョブ型で職務範囲が明文化されてて「それは自分の仕事じゃない」と言えること。
2、整理整頓を幼い時から徹底的に叩き込まれているので探し物に時間がかからないこと
ここら。ドイツでは職場の挨拶が「すべて整理されていますか?」らしく、本場で働かないと分からない話は面白かった。
とは言え、本書を読んで1番面白かったのは、パーキンソンの法則の逆ハックの話
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「パーキンソンの法則」をご存じでしょうか?
これは、英国の歴史・政治学者のシリル・ノースコート・パーキンソンが提唱したもので、そ -
Posted by ブクログ
ドイツ人というか、ドイツ社会における働き方、参考になりました。広いスペースで自由に思考というのは素晴らしいと思います。実現できないのは残念ですが…。ドイツ人の皆様は、効率性や整理整頓が身についているのだと感じました。
「人生の半分は整理整頓」というドイツ人の生き方の基本原則は、ぜひ見習いたいと思います。また、仕事のやり方の一つとして、帰宅前メモをつくり、出社直後に重要度と緊急度を考慮してスケジュールを組んでいくという方法は、非常に合理的で真似していきたいです。
同じ時間をかけて、よりムダなく、より無理なく多くの成果を出す方法→労働生産性をいかに上げるかについて、書かれたものでありました。 -
Posted by ブクログ
・感想
西村栄基さんは、ドイツ在住17年、欧州ビジネスを30年にわたって経験したキャリアを持ち、本書では「ドイツ式の働き方」を通じて、生産性と休息のバランスについて具体的に紹介しています 。
特に印象に残ったポイントは、ドイツ人が有給や週休、祝日を含め年間約140日休む一方で、日本より約1.5倍高い労働生産性を実現しているという事実です 。これは休むことと成果を出すことが両立できるという、逆説的でありながら明確な成功モデルだと感じました。
私が共感したのは、以下のようなドイツ式具体技術:
•時間制限のある集中作業(25分集中+5分休憩ポモドーロ・テクニック)で効率を最大化 。
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Posted by ブクログ
外国の会社での働き方は、新鮮で面白いとおもった。以下、自分が特に面白いと思った点。
- 午前中は作業ではなく創造性の高い仕事をする、ミーティングも入れない
- ランチ後は散歩して脳をリフレッシュさせる
- 一年の初めに休暇計画と目標を決める
- 普段は散歩、昼寝、モニターからの離脱でリフレッシュ、定期的に仕事から完全に離れる休日を作ってリフレッシュ
- メモは手書きで青ボールペンで書くとストレスを軽減し集中力を高める
- 意思決定の前に、まず論理と感情を切り分ける作業をする。
- ファクトベースの意思決定でなされた決断には、メンバーも納得してついてくる。
- ドイツの企業では、問題発生時に