あらすじ
ドイツ人はなぜ、限られた時間で最高の効率を発揮し、結果を出せるのか?
★GDPは日本を抜き世界第3位
★日本に比べて約1・5倍高い労働生産性
★日本より年間266時間短い労働時間
★日本より約40%多い平均賃金
2023年、日本の名目GDPは55年ぶりに世界第4位に転落した。変わって世界TOP3入りしたのがドイツだ。
ドイツ人の働き方として特徴的なのが、日本人に比べて圧倒的に少ない労働日数・労働時間で成果を出している点だ。その労働生産性は日本と比べて実に約1.5倍。
本書では、商社駐在員としてドイツ在住17年、欧州向けビジネスに携わること30年の著者が、「無駄なく、無理なく効率的に結果がついてくる」ドイツ式の働き方を、どんな立場の人でも実践できるよう、日常業務からマネジメントまで具体的な仕事術として伝授する!
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Posted by ブクログ
【感想】
こういった本を読んでたら、「ほんなら日本の働き方ってそんなにアカンのかい!」と突っ掛かりたくもなるが…笑
全ドイツ人がこうとは限らないが、本書に書かれた働き方は確かにイイなと思える。
・朝早くから働き、午後3時には業務を終え、夕方は家族や趣味の時間に使う。
・会議中に議事録を仕上げ、具体的に何をやるかを明確にする。
・あえて時間制限をして頭の回転率を上げる(ポモドーロテクニックなど)
自分自身、惰性でダラダラと居残り仕事したり資料作成したりしてしまってる時があるので、この効率的な働き方は是非模倣しようと思った。
【要点整理】
1. 時間管理とメリハリ
朝型勤務:6〜7時に始業、15〜17時には退社。
残業なしでも成果を出す:限られた時間で集中して働く。
ポモドーロテクニックや時間制限で生産性を最大化。
仕事とプライベートの境界が明確。
2. 休み方の質が高い
年間約30日の有給休暇をフル取得。
2〜3週間の長期休暇も当たり前。
長期休暇で「空っぽになって超回復」。
休暇中も仕事が回る仕組みが整っている。
3. 集中力と環境づくり
午前中は「ゴールデンタイム」として静かに集中。
広いスペースで思考の余裕を確保。
食後の軽い散歩や空気の入れ替えで効率アップ。
4. 会議とドキュメントの効率化
会議中に議事録を完成。
「アクションアイテム」を明確にして即実行。
曖昧さを排除し、スピードと正確さを両立。
5. 整理整頓の徹底(5S)
整理・整頓・清掃・清潔・しつけを習慣化。
「物の住所を決めて、家に返す」文化。
6. 教育制度とキャリア設計
早期分岐型教育で自分の強みを早く見極める。
ギムナジウム:大学進学向け
レアルシューレ:実践的な学問
ハウプトシューレ:職業訓練重視
「自分探し」不要で、目的意識が明確。
7. 自己管理と振り返り
毎日「帰宅前メモ」と「出社直後メモ」でタスク管理。
定期的に「仕事の目的」を問い直す習慣。
「今日の誇り」「今日の学び」を振り返ることで成長。
8. マネジメントと人間関係
サーバントリーダーシップ:部下の成長を支援する奉仕型。
問題があれば勇気を出してSOSを出す文化。
感情と事実を分離し、冷静な意思決定を重視。
ドイツ式 × 日本式のハイブリッドワークスタイルのススメ
ドイツの「効率・自律・休養」の文化と、
日本の「勤勉・責任感・チームワーク」の強みを融合させることで、より持続可能で成果の出る働き方が実現できる。
【メモ】
・朝早くに働き始め、夕方には颯爽と仕事を終える。
・執行間際には一斉にデスクを片付け始め、17時にはオフィスから人が消える・年間、約30日間の有給休暇をフル取得
・2〜3週間の長期休暇も当たり前、にもかかわらず、仕事は回る。
早く帰ったり休んだりするばかりで、仕事をおろそかにしているのかと言うと、そんな事はなく、顧客の厳しい要求にも納期通り対応し、日本よりも高い給与水準を実現しています。
なぜこの人たちは無理せず、短い時間で成果を残せるのだろうか?
限られた時間で、最高の効率を発揮し、結果を出すと言う、労働生産性の高さ。
・ドイツ企業の1日
・ドイツ社会の仕組み。
・ドイツ式の働き方
・ドイツ式のマネジメント
・ドイツと日本の「ハイブリットワークスタイル」のススメ
P 20
・ドイツの朝は6時に始まる。
ドイツでは、朝早くから働き、夕方には帰宅する生活が一般的です。
早起きの人は、7時前から出勤し、午後3時には1日の業務を終えています。
早く働き始めて、法律よく仕事を済ませ、夕方は家族や趣味の時間に使う。
個人の時間を重視し、労働時間内で仕事を完結させる文化が根付いている。
P 26
・広いスペースで自由に思考する、スペースが広いと考える余裕も生まれる
P 27
・午前中はゴールデンタイム
カフェタイムとは打って変わって笑い声はやみ、従業員たちは、一斉に集中タイムに入ります。いわゆるゾーンに入って静けさが広がります。
p 32
食後は軽い散歩で午後の仕事の効率を上げる。
空気のよどみに気を配り、頻繁に空気を入れ替える。
p36
・会議中に議事録が仕上がる。
1番重要なのは、会議で決定されたやるべきこと「アクションアイテム」です。
会議の最後に参加者全員で確認し、合意を得ます。
時間が経過することで、議事録の内容が曖昧になったり、重要なポイントが抜け落ちたりすることがあります。
ドイツ流の方法は、速さと生格さを同時に得られるので一石二鳥です。
p44
・5S
整理:不要なものを取り除き、必要なもののみを保持する。
整頓:物を適切な場所に配置し、物の住所を決めて、簡単に取り出せるようにする。
清掃:職場を清潔に保ち、汚れや異物を取り除く。
清潔:常に整理整頓、清掃を行い、職場を清潔な状態に保つ。
しつけ:規律を守り、これらの習慣を維持する。
p61
・長期休暇では、空っぽになって超回復
p80
・自分の強みを見極める教育制度
1.ギムナジウム(大学進学準備学校)
大学進学に向けて準備をすることで、期間は基礎学校から数えて5年生から12年生まで続きます。
カリキュラムは言語、数学、自然科学、人文科学など多岐にわたり、終了すると大学への入学資格を得ることになります。
2.レアルシューレ(実践的な学問を提供する学校)
実践的な学問と職業に関する教育に重点が置かれています。期間は基礎学校から数えて5年生から10年生までの6年間となります。
ギムナジウムほど学問に集中しておらず、実用的なスキルや職業教育への導入が含まれております。
修了すると、特定の専門学校や職業訓練校への進学が可能になります。
3.ハウプトシューレ(職業訓練に焦点を当てた学校)
主に職業訓練に焦点が当てられ、実務的なスキルと、基本的な教育が提供されます。期間は基礎学校から数えて5年生から9年生までです。
修了すると、職業訓練校や特定の専門職への道が開かれます。
日本で言うと、ギムナジウムは中高1貫の進学校、レアルシューレは工業商業高校、ハウプトシューレは専門学校をイメージするとわかりやすいでしょう。
ドイツのような早く進路を選択する「早期分岐型」教育のメリットは、生徒が早くから自分の強みや興味に合った教育を受けることが可能な点です。
一度選択してしまえば変更する事は難しいため、「やりたいことがわからない」ことから来る「自分探し」をしなくて済むのもメリットと言えるかもしれません。
p94
「早起きは3文の得」と言いますが、ドイツ人ほどこのことわざを体現する人を私は知りません。
大抵のドイツ人は朝が早く、同僚の中には7時に始業して午後3時には仕事を終えてしまう人がいました。
退社後の時間を家族や趣味、個人的な活動、副業などに当てることができ、1日が長く感じられるのは言うまでもありません。
p102
ものを置く場所を決め、使ったら元の場所に戻し、ものを増やさず、増えたら捨てる。
基本は「物の住所を決めて、家に返す」
p117
・あえて時間制限をして、頭の回転率を上げる。
パーキンソンの法則として「仕事の量は、完成のために与えられた時間を全て満たすまで膨張する」と言うものです。「利用可能な資源は、あるだけ使ってしまうもの」と言う人間の本質を言い当てています。
逆説的に考えれば、「完成のための時間を限定すれば、仕事の量はその中に収束する。」とも言い換えられます。
仕事とプライベートの間に明確な境界線を引き、1日の労働時間を限定することで高い生産性を発揮している。
・ポモドーロテクニックで時間管理
タイマーを25分にセットする。
タイマーが鳴ったら5分の短い休憩を取る。
これを繰り返すだけ
貴重な5分休憩は何に使うべきでしょうか?
ここではストレッチや深呼吸、短い散歩などで、心身のリフレッシュをするのが効果的。
長時間の座りっぱなしが、筋肉の代謝や結構妨げ、健康被害を招くことがわかっている。
p128
・勇気を出してSOSを出す
問題に直面したら、全て一人で解決しようとせず、適切なタイミングで上司に相談すること。
相談の方法を工夫する
→メールなどを用いて、問題の要点を明確にし、どのような助けが必要か具体的に示す。
→文章ぇ客観的かつ冷静に状況を伝えた上ぇで、相談を切り出せばお互いの準備ができた状態で話し合える。
解決に向けた積極的な姿勢を示す
→上司も人間、丸投げされては心証が悪くなる。相談の際は、問題だけでなく「自分なりにやってみた、考えた解決策」を示す事が重要。
フィードバックを受け入れる
→SOSを出した以上、上司からのアドバイスや指示には素直に耳を傾けましょう。
感謝の気持ちを表現する
p138
・のため、何のための仕事か問い直す、
ドイツでは「仕事の目的や意義」を定期的に問い直し、確認する習慣がある。
自分が行う仕事が誰のため、何のためにあるのかを意識することで、正しい方向性を見失わず、モチベーションを維持するのが狙い。
このプロジェクトは、会社の大きな目標にどう貢献するのか?
成功するとは具体的にどういう状態を指し、それに必要な要素は何か?
成功すると会社や関係者にどのようなポジティブな影響をもたらすのか?
日々の終わりには、
・今日の仕事で、最も誇りに思える成果は何か?
・今日学んだ新しい事は何か、それはどのように今後応用できるのか?
人間には「周囲から受け入れられたい」と言う社会的欲求が生理的について回りますから、肯定的な答えが返ってくれば、これで自分を満たすことができます。
p141
・「振り返りで自己評価をする質問」で成長につなげる
定期的に自分の仕事の成果を振り返り、個人やキャリアの成長にどのように寄与しているのかを評価する。
p142
・ドイツ人が毎日欠かさずに取る2種類のメモ。
「帰宅前メモ」と「出社直後メモ」
帰宅前に何をメモするかと言えば、翌日行うべきタスクのリストです。また翌日のスタートダッシュを助ける資料準備も欠かせません
出社直後、メモは、優先順位や順番を書く「朝の15分ロードマップ」です。
重要度と緊急度を考慮して、スケジュールに組み込む。
p151
・サーバントリーダーシップ
サーバントは直訳で「召使い」。
リーダーがチームメンバーの成長と発展を最優先に考えて彼らをサポートする“奉仕型”のリーダーシップ。
p155
・事実と感情の分離
突発的な事件が起こり、感情が先行している事を自覚したら、即座に深呼吸をして心を落ち着かせる。
まずは反応せず、事実に基づいて考える時間を設ける。
正しい意思決定を妨げる代表格が「怒り」です。
感情が昂ぶり、きつい言い方をしたくなったりしたら、「6秒ルール」の出番です。
事実に基づく分析や意思決定を行ない、公平性を確保し、選択肢を比較してそれぞれの長所と短所を評価して、実行してフィードバックを行なうこと。
Posted by ブクログ
朝早くから仕事を始め、店じまいも早くすると言うドイツ人の働き方。
店の片付けや掃除に関して、しっかり入念にやる姿は、もしお店に入るならこういう店に入りたいなと感じさせる。
朝仕事に着くときに、新品のような状態で仕事が始められる気持ちにさせるのは、仕事に対するプロフェッショナル感を湧き立たせると思う。
日本人には武士道というものがあるが、整理整頓、清潔、清掃、躾など、本当に大切なことを自然に学んでいくと言う。ドイツ人の仕事のやり方は、子供の頃から使った道具は元にあったところにちゃんと戻すと言う習慣は、人を育てると言う事の大切な要素だと感じた。
ぜひ多くの人にこれは読んでもらいたい。
Posted by ブクログ
良いことを書いてくれていると思いますが、自分で既に取り入れているところも多く、共感すれど目新しさは無いかな。
自分には当たり前になった働き方の原点に立ち返りたいと思った時に、この本を再読しようと思います。
Posted by ブクログ
ストック型の仕事の仕方へシフトを意識しました。
ムダな仕事と減らし、誰かに仕事を渡せるように整理(定型化)するというのは、
属人化したくない自分にとってはとても参考になる考え方でした。
プロジェクト単位やチーム単位でこれを実行しようとすると、衝突が起きそうなので時間が掛かりそうなので、
完壁を目指さず、80%の完成度で始めてみます。
Posted by ブクログ
朝の時間を有効に使うこと。長期休暇を回すには重要度、緊急度とともに属人度も把握しておくこと。多面的な見方としてロゴス、パトス、エトスを考える。
Posted by ブクログ
ドイツというか海外の働き方に興味と憧れがあり、読んでたいと思った一冊
日本企業って休めない環境だなと常に思い、どうにかして休みたい(決してサボりたいわけではない)気持ちが強く、自分の生産力を上げるためのtipsとして学びのある一冊でした。
キャリアについてもそうですが自分のプライベートを守るための行動を取り入れてみようと思いました!
Posted by ブクログ
年始に年間の休日計画を立てることや家庭を優先する。仕事はあくまでも後の感覚など参考になることが多い。日本も今までの古い価値観捨てて取り入れていくべき。
Posted by ブクログ
仕事における価値観を見直す機会となった。
業務終了前の明日やることリスト・業務開始時の今日やることリストの作成、その場しのぎのフロー型業務から汎用性および応用の効くストック型業務への移行を今後意識して働いてみる。
Posted by ブクログ
ドイツ人、意外と働いてるじゃん。決してお気楽に生きているわけではないとわかる本。
教授が朝の7時に来て仕事している理由がわかる本。みんな長時間労働がなく、健康的に終えられれば。
Posted by ブクログ
海外の人の働き方は日本人とは違うと聞いてはいたが、ここまで違うとは...。
ドイツ人の自分の時間だけでなく、家族の時間をちゃんと確保するためにきっちりやることはやる精神は見習いたいものですね。
上手く時間を使うことでこんなにも自分を成長させるための時間が作れるんだって思いました。
Posted by ブクログ
本書に書かれているような考え方を実行することで働くことに対して前向きになり、もっと楽しく仕事ができるのではないかと思いました。
実行できそうなことはどんどん取り入れていこうかと思います。
Posted by ブクログ
ホワイトワーカーほど取り入れやすい働き方が多い印象。
仕事へどう向き合うかの意識や、短時間で効率よく最大のパフォーマンスを出している方法が具体的でとても腑に落ちた。
早速、帰宅直前と出社直後のメモを試したところいい感じ。
しっくりくるものを選んで取り入れてみようと思えた。
Posted by ブクログ
ドイツ人がどんな働き方をして高い生産性を維持しているのか、実際に長くドイツで働く日本人の視点で描かれている。
正直、国としての教育システムや考え方が根本的に違うところはあり、うらやましいけど、日のまま取り入れたらヤバイな、ということもあった
ただ参考にできるマインドはあり、最近仕事がうまくいってる感じもない私にとっては良いフレーズや視点は取り入れていきたい。
Posted by ブクログ
勤勉だと思われているドイツだか、日本人の勤勉さとは違っていて労働生産性も高い。
特に4章ではその比較がしっかりとされていて特にチームマネジメントをやっている人には参考になる内容が書かれていたと思う。
定型業務を見つけてマニュアル化し自動化する。
課題に直面した時こそ場当たり的な対応ではなく本質的対応を進める。
I型、T型、V型人材の分類。
ガラバゴススキルとポータブルスキル。
などなど今日から考えていきたい内容が詰まっていた。
Posted by ブクログ
ドイツ人と日本人。似ているようで異なっていると主張している。日本人はフロー型で仕事を進め、その場をなんとか収めるように働く。一方ドイツ人はストック型で働き、無駄を極端に嫌う。そのため生産性が上がるという。
そんなドイツ人の口癖は「すべて整理されていますか?」。素敵なセリフ。物を置く位置を決め、使ったら戻し、物を増やさず捨てる。今の自分にしっくりくる価値観なのは間違いない。
仕事においても見える化し、会議で考え抜き、ベストな答えを出すまで時間をかける。
仕事や私生活が荒れていると感じた時に読みたい本である。
Posted by ブクログ
まずこの本は作者が30年掛けて得た知識が1500円で買えるありがたさ!
ドイツ人は凄い!と思うと同時に私にもできることあるかも!と前向きにさせてくれた。
どうやるのかよりもどう考えているのか、捉え方を学べる。
くすっと笑える文章で書かれていたので、スラスラ読んでしまった。1時間あれば読み切れる。
中でも面白かった内容を紹介します。
トラブルをネガティブな出来事としてではなく、自身のスキルや対応能力を向上させる機会として、前向きに捉える
「面白くなってきやがったぜ!」「ほぅ、さうきたか」
大きなトラブルに見舞われたときは、一呼吸おいて「伝説残すぜ!」くらいの気概で取り組んでみてください。
海外らしさを感じると同時に、楽しく仕事が出来そうな予感にワクワクを感じました。
Posted by ブクログ
メリハリのある生活。心理的安全性のある空間。
目次だけで十分伝わってくる。
いいなぁ。
すぐに実践した、朝と昼時間。
ダラダラ残業、メリハリのない仕事漬けせいかつにならないよう、気をつけよう。
Posted by ブクログ
日本のメディアでは、「日本ってすばらしい」キャンペーンを行い、日本をアピールしている。日本人の多くは日本が、日本製品が素晴らしいと思っていることだろう。
しかし、ドイツにほ世界に誇る多くの製品があるし、技術力も高い。それを支えるのが働き方なのだ。
ドイツ人は法を重んじる国民性で有名である。それはめんどくさいほどである。休日はお店が空いていないし、夜は早々にお店が閉店する。配送トラックも例外ではなく、土日に走りすぎてしまうと相当のペナルティが課されてしまうと聞いたことがある(これはわたしがいちどドイツに行ったときに聞いたお話)。
働き方、オンとオフをわきまえるところ、1ヶ月のバカンスをとること、休暇を使い切ること、それがリフレッシュにつながると考えていて、家族を大切にしている。日本では休暇をとること、使い切るほど取得するとか、連続でとることは悪と捉えられているだろう。全く違う。
本書にはあまり出てこないが、背景にあるのは宗教だ。
日曜には教会に行く。日曜は安息日。
それが他宗教を持つ国民、移民により壊されている。これは明日の日本だ。
筆者は移民を積極的に受け入れる決断をしたメルケルを称えている。正直そこで引いてしまった。また、ワクチン推進のメルケルの決断も称えているが、これも感心できることではない(*1)。
日本も、昔は正月三が日は休んだものだし、商店も夜7時くらいには閉まり始めていた。セブンイレブンがきっかけとなって、働くことが美徳とされ始めたのかもしれない。
法を重んじて行動するようになった背景には、第二次世界大戦の反省があるのではないか、と(わたしは)感じている。ナチス的な国民管理には相当の反発があると聞いている。国民の紐付け管理は厳しく禁止されていて、ワクワク接種の記録も国が検索できないようになっている、と聞いた気がする。とにかくナチスは悪魔だった。その道を歩んではいけない。そうした国民の気持ちが、法律に、国民の生活に表れているのである。メルケルにどのような血(=遺伝子)が入っていると言われているか、調べてみてほしい(*2)。ウクライナの腐敗はもともとナチス支配が原因であるし、ドイツはじめEUは(ナチスの影響により)もはや風前の灯火である。
確かに、ドイツ人の働き方はすばらしい。
昼夜を問わず会社に全生命を授ける、それが美である、とする日本の働き方はやはり間違っている。
(本書の内容ではないが)住宅ローンとは、35年という長期にわたる労働による返却を約束する、労働契約である。言い換えるなら(はっきりいって)「奴隷契約」である。いま、日本は5公5民、さらに6公とも言われる重税(しかも低福祉)に気付き始めている。働いても働いても、それは(福祉の見返り、年金の見返りのない)納税のための労働なのである。
ドイツ人の働き方には学ぶところは多い。
わたしが言いたかったのは、確かにドイツは素晴らしい。しかし日本と同じでメディアが隠すナチスの考えと政策、それはヒトラーが死んで時間が経ったとはいえ、いまも水面化で進行しているよ、それを称えるのはまちがってるよ ということね。移民の受け入れは、ドイツも日本も同じで、グローバリストのもくろみ。救うどころか国が、世界が壊れる。
*1:「コロナパンデミックは、本当か? コロナ騒動の真相を探る/スチャリット・バクディ」 メルケルは、(国民にワクチンを打たせるため、コロナに感染すれば)窒息して溺れるように死ぬ、と国民を伝えよ、と言った。
*2:ヒトラーの凍結精子を使って人工授精して生まれた、という説がある。やっていることを見るなら説得力がある。
Posted by ブクログ
・朝は早起きで充実させる、カフェエリアや雑談でリラックスしつつ気分を高める
・午前中のゴールデンタイムに大事な作業を集中する
・昼は散歩してリフレッシュ
・とにかく整理整頓
・計画した休暇を前提に組み立てる(休める場所を探し出すのではない)
・修業直前の翌日の仕事やタスクの整理
・翌日のスタートダッシュの準備メモ。資料作成なら空のタイトル付きファイル作っておくなど
・前日メモを見ながら始業前の段取り調整
・完璧よりも2割の努力で大事な8割をつくり、完成度で実用性を求める
・仕事はフロー型(後に残らない)とストック型(資産となる仕事)に分けられ、ドイツはフロー型を徹底的に排除するマインド
・フロー型のために→考える時間を確保する。全体像を書き出す。定型非定型に分ける。定型は他人もわかるマニュアル化する(俗人排除して休みやすくもなる!)または自動化する
・空気を読めるがあえて読まずに自分の信念や価値観にそって行動できる、日本人ならではの最強ハイブリッド型の人材に
Posted by ブクログ
ドイツと日本の働き方、マインドセット、習慣などを比較して、ドイツ流のエッセンスを学ぶための本。
ビジネス書などを普段読まない方などにはサクッとなるほどと学べる点があるかもしれない。
本書の紹介されている手法はドイツに限った話ではなく、日本でもできているところではできている内容や世間一般に示されている手法に見られたため、目新しさはほとんどなかった。
本の方向性やターゲット層向けのマーケティングがあるため、タイトルから推測できる通り、典型的なダメな例と優れた例とを比較する、期待通りの内容。
ドイツの生活様式や文化に基づいたマイスター制度などからの考え方を説明されている点は、ドイツの文化を知るうえで雑学的な学びはあった。
個人的には、もっと中立的、学術的に評価した本などに取り組むのがよいと感じた。
Posted by ブクログ
ドイツ人の働き方を垣間見えることができ、教養として楽しかった。本書を通じて休みの日にも仕事のことを考えたりしがちだったが、敢えて一回仕事を離れてみるという事を実践したいと思う。
Posted by ブクログ
ドイツ人特有の何かというよりは、労働生産性を高めるためのTIPS集だったという印象。ただ、そうした労働生産性を高める方策を実践できていない割合が多いのが日本人で、合理的に実践できているのがドイツ人なんだと言われればそれはそうなのかもしれない。
Posted by ブクログ
日本と同じように勤勉といわれるドイツの働き方が気になり、この本読みました。内容自体は、ドイツに限らずビジネス書でよくある内容かなと思います。ドイツの教育制度は、日本と違い、10歳に、自分の大まかな進路を決定すると言うのは、初めて知りました。正社員になるのも、30になってからが、ほとんどということで、新卒採用が主の日本の働き方を考えさせられます。教育格差が大きいので一長一短だと著者も言ってました。
Posted by ブクログ
残業が日本より少ないドイツが、なぜ日本よりもGDPが高いのか?と思い、本書を読んでみました。
ドイツでは、日本と異なり討論を重ねて意思決定を行うというのが衝撃でした。また、会議で意見を言わないのなら参加する意味がないというのも身に積まされる内容でした。
本書で勧められた内容は、多くが個人ベースでできることではなく明日からやってみようというのは難しいと感じました。一方、マインドとして気分転換を試す。問題の根本原因を究明するなどは実施できそうだなと感じました。
『チェックリストを増やしても問題は解決しない』
Posted by ブクログ
本書は日本・ドイツの2つの職場での勤務を経験した著書により、2国の働き方に対する価値観、取り組み方の違いについて述べ、日・独のハイブリッドワークスタイルとして日本に居ながらも取り入れられる働き方を示しています。
その中で、特に印象的だったこと、取り入れたいと思ったことを3点まとめます。
◎早起きして朝から働く
前提として、ドイツでは、家族や趣味への時間を重視している。
→その時間を確保するために、残業しないよう早起きして朝早くから働いている。
(早起きするために、カフェインを14時以降はとらないなどの方法がある)
◎ストック型の仕事をする
フロー型(その場の状況をなんとかする仕事)ではなく、ストック型(こなした仕事が資産となり、後々も活用が可能な仕事)で取り組む。
◎会議への参加の仕方
発言しない会議には出ないこと、参加した際には議事録のテンプレを事前に作成しておき、会議中に仕上げる。
Posted by ブクログ
文化的な背景については、なるほどという部分も多く勉強になりました。
一方、仕事の進め方については、最近転職されてきた上司の考え方に非常に近く、ものすごく新しいものではないものの、納得して読み進められました。
私の会社自体はJTC。なかなかすぐには全体の考え方が変わりませんが、昨今の転職市場活性化に伴い、効率的な考え方はじわじわ浸透し始めています。
Posted by ブクログ
ドイツの仕事観や教育制度を知ると「効率と長期的視点」が徹底していることに驚く。残業せずに成果を出す工夫や、子どものうちから進路を考える仕組みは、日本との大きな違い。トラブルを「誰が悪いか」ではなく「なぜ起きたか」で考える姿勢も参考になり、自分の働き方や思考のクセを見直すきっかけになりそう。
Posted by ブクログ
・パーキンソンの法則は逆に使いなさい
ドイツ人のすごい働き方のポイントは、
1、ジョブ型で職務範囲が明文化されてて「それは自分の仕事じゃない」と言えること。
2、整理整頓を幼い時から徹底的に叩き込まれているので探し物に時間がかからないこと
ここら。ドイツでは職場の挨拶が「すべて整理されていますか?」らしく、本場で働かないと分からない話は面白かった。
とは言え、本書を読んで1番面白かったのは、パーキンソンの法則の逆ハックの話
>>>
「パーキンソンの法則」をご存じでしょうか?
これは、英国の歴史・政治学者のシリル・ノースコート・パーキンソンが提唱したもので、その第一法則は、「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」というものです。「利用可能な資源は、あるだけ使ってしまうもの」という人間の本質を言い当てています。
しかし、逆説的に考えれば「完成のための時間を限定すれば、仕事の量はその中に収束する」と言い換えられます。
仕事とプライベートとの間に明確な境界線を引き、1日の労働時間を限定することで高い生産性を発揮しているドイツ人は、この逆説を身をもって証明しています。
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ドイツかどうかは全然関係ない著者の考え方なんだけど、コレが1番膝を打った。
自分は時間制限内で仕事するのが苦手なんだけど、その方が仕事がうまく進むのも最近わかってきて、なんでかな〜と思ってた問いの答えを貰えた。
時間を制限すればパーキンソンの法則が働き、仕事を計画時間内に終わらせれるようになる。まあ現実はそんなにうまくいかないけど、パーキンソンの法則の逆用とも言えるすごい働き方だ。