小松立人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
学生時代に2000万円の窃盗に成功していた小松たち。10年間隠し続けた金を分けるべく全員で隠し場所に向かう途中で地震に巻き込まれて命を絶たれる。ところが寿命を管理するという謎の存在に、事故で亡くなった者の時間を一週間戻し、死までの一週間をもう一度生き直せる“リセット期間”を与えると告げられる。
仲間が一人また一人と亡くなっていく様は、まさに「そして誰もいなくなった」のようなのだが、序盤の方で「これはこういうことなのでは?」とワタクシでも気づけたため難易度はそれほど高くないと思う。ただ、メイントリックが分かっても、いわゆるホワイダニットの部分が最後まで分からなかった。そこが明かされる中で、思い -
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次から次へと考察が変わっていく特殊設定ミステリー。
高校生の頃、盗まれたとわからない大金の箪笥預金を同級生で共謀して盗み、完全にほとぼりが冷めたときに集まって完璧に掘り返すはずが、その途中で土砂崩れに巻き込まれて全員死ぬ。しかし、そこで天使の救済が入り、一週間だけ命がもらえ、さらに同時に死んだ人間を殺すとその分の余命が自分に加算される...という。
語り手は主に小説家志望で貧乏をしている男なのだが、いや、やっぱりこうなのか?と考察をどんどん変えていき、そして一人ずつ殺されていき、なにが正解なのか読み手にもさっぱりわからない話でした。そしてちゃんとなるほど!という解にたどり着かされます。スカッと -
Posted by ブクログ
寿命までの時間を他人から奪えるとしたら… 巧妙かつスリリングなミステリ #そして誰もいなくなるのか
■あらすじ
作家志望でありながら未だデビューに至っていない小松立人、彼は大学時代に友人たちと一緒に大金を盗むという犯罪を犯していた。完全犯罪を目論んでいた彼らは、すぐにお金を使わず山の奥地に隠していたのだ。十年後、時を経て友人たちとお金を掘り起こしに向かうも、途中でがけ崩れの事故にあってしまい全員が命を落としてしまう。
ところが生と死の狭間で寿命の管理人が現れる… 今回事故で亡くなった彼らは一週間過去にもどり、寿命の補正が行われるという。しかもお互いの寿命を奪うことで、自分の寿命に追加するこ -
Posted by ブクログ
ネタバレミステリ作家デビューを夢見る小松立人は、学生時代に友人らと犯罪に手を染めた。
ほとぼりが冷めた10年後に盗んだ金を掘り起こそうと集まった彼ら4人は、車で向かう途中に崖崩れに巻き込まれ命を落とす。
だったが、死神から1週間の猶予を与えられる。
その期間中、仲間を殺害すると相手の寿命を奪うことも可能という。
4人は、その1週間どのように過ごすのか…
小松立人は、この奇妙な出来事を小説にしようと執筆にかかりきりになるのだが…。
仲間たちが、次々と殺されて…。
一体誰が…となるのだが…。
浅い関わりという友人4人だからか、親しさなど皆無で深くお互いを知ろうともしない。
そんな中でなんと