小松立人のレビュー一覧
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医学生の張田雅之は、アルバイト先の店長・柏谷幸男の父が所有する島に招かれ、友人の久郷一と行くのだが…そこで事件は起きた。
冬の孤島の館で起こった猟奇殺人を前にどうなるのか…
屋敷内の通信設備は壊され、船も二日後まではやって来ない。
出入り不能の状態の中で、猟奇殺人後に密室での自殺⁇となれば犯人は…。
医学生の張田が、知識を活かして提案したあることで、上手くいっているように見えたのだが…
閉鎖状態のなか限られた登場人物でイニシアチブを握り事件を誘導してアリバイを証明し、自らが犯人役を用意して自殺に見せかけ殺害することで、事件を完結させる。
誰かがそれをやったのだと、そのことに気づいたのは、 -
Posted by ブクログ
学生時代に2000万円の窃盗に成功していた小松たち。10年間隠し続けた金を分けるべく全員で隠し場所に向かう途中で地震に巻き込まれて命を絶たれる。ところが寿命を管理するという謎の存在に、事故で亡くなった者の時間を一週間戻し、死までの一週間をもう一度生き直せる“リセット期間”を与えると告げられる。
仲間が一人また一人と亡くなっていく様は、まさに「そして誰もいなくなった」のようなのだが、序盤の方で「これはこういうことなのでは?」とワタクシでも気づけたため難易度はそれほど高くないと思う。ただ、メイントリックが分かっても、いわゆるホワイダニットの部分が最後まで分からなかった。そこが明かされる中で、思い -
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次から次へと考察が変わっていく特殊設定ミステリー。
高校生の頃、盗まれたとわからない大金の箪笥預金を同級生で共謀して盗み、完全にほとぼりが冷めたときに集まって完璧に掘り返すはずが、その途中で土砂崩れに巻き込まれて全員死ぬ。しかし、そこで天使の救済が入り、一週間だけ命がもらえ、さらに同時に死んだ人間を殺すとその分の余命が自分に加算される...という。
語り手は主に小説家志望で貧乏をしている男なのだが、いや、やっぱりこうなのか?と考察をどんどん変えていき、そして一人ずつ殺されていき、なにが正解なのか読み手にもさっぱりわからない話でした。そしてちゃんとなるほど!という解にたどり着かされます。スカッと -
Posted by ブクログ
孤島で館のクローズドサークル殺人。医者とか警察官とかがいい感じに閉じ込められてるあたりで、なんならミステリマニアの登場人物がテンションあがってもおかしくない。
まあ当然予想通りというかベタというか王道な展開の殺人が起きるわけですが。このやりつくされたネタをどう料理するのか。。。既存の作品群に比べて探偵役が何故推理しないのか?というのが結構大きなウェイトを占める作品だと思うんですが、うーん、悪くはないんだけど好みでもない。その推理をしない理由付けがいまいち弱く感じてしまった。自分に火の粉がかからないなら何もしない、というのが徹底されてるとはいえ、異常嗅覚という犯人にとって物凄く都合の悪い能力も