小松立人のレビュー一覧

  • そして誰もいなくなるのか

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    四人の人物が事故で亡くなり・・・と思ったら、その死は死神的な存在にとって不具合だとかで死の直前一週間前に記憶そのままにもどる。一週間後には確実な死が待っている中、ほかの人物を殺せばその人物の寿命が加算されるという特殊設定。
    で、お決まりのごとく殺人が起きるわけです。不可能犯罪的なものでもあるのでフーダニット&ハウダニットではあるんですが、やはりキモは「たかが一週間程度の寿命を延ばすために殺人を起こした理由」でしょう。
    まあそのあたりは割ときれいにまとめられてる感じ。もともとそんなにボリュームのある本でもないので。
    ただラストがなあ。後味も悪いし、後味を悪くする意味がいまいち見えない。相手を完全

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    2025年01月20日
  • そして誰もいなくなるのか

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    ミステリ作家デビューを夢見る小松立人は、学生時代にとある犯罪に手を染めた。家庭教師先のタンス預金二千万円を、知人同士四人でこっそり盗み出したのだ。ほとぼりの冷めた十年後、盗んだ金を掘り起こすために集まった小松たちは、崖崩れに巻き込まれて命を落とした。
    ――はずなのに彼らは、死神から一週間の猶予期間を申し渡され、事故の七日前に戻る。期間中は仲間を殺害することで相手の残りの寿命を奪うことも可能だというー。設定は面白そうだし、期待しすぎたのが良くなかったかも。誰にも共感できなかったし、結末も好きではなかった。う〜ん、残念…。

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    2025年01月05日
  • そして誰もいなくなるのか

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    特殊設定ミステリ。
    死神があらわれて、1週間前に戻ってどうするのか。友人を殺せば余命が、その分延びるって...。
    ちょっとガッカリが否めない

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    2024年12月23日
  • そして誰もいなくなるのか

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    作品紹介を読んで、面白そう!って。
    興味津々。
    期待が膨れる。
    それが善うなかったかな。

    期待しすぎちゃったかなー。

    確かに設定は斬新。
    主人公と作者の名前が同じなのも
    良きです。

    だけど。
    不思議系とサスペンスのマリアージュは
    あまり成功とは言えなかったみたい
    仮面夫婦的な感じ。

    タイトルが、かの有名なミステリの捩りであるのも
    作家自身がハードルを上げてるんだよなぁ

    文体は読みやすい。
    文字も大きいし、行間というか空間が多い。
    だからからか、サクサク読める。
    2日。下手したら1日で読める。

    ただねー、ラストがねー。
    私は。
    気に入らない。
    ブツって切られた感じで。
    余韻もへったく

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    2024年11月18日
  • そして誰もいなくなるのか

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    悪評が多かったがなかなか読めた。私が好きなのとも違ってたのでどこを評価したらよいのかは分からなかったが、もう一作は読んでみたいと思った。

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    2024年11月13日
  • そして誰もいなくなるのか

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    新感覚のSF寄りのミステリ小説

    死神から一週間の猶予期間を申し渡され、事故の七日前に戻る。
    期間中は仲間を殺害することで相手の残りの寿命を奪うことも可能だという。
    死までの一週間・・・
    この特殊設定がこの小説を引き立てていて面白かった。

    そして、クライマックスのシーンでなるほどと納得させられました。
    殺人鬼が分かりそうでわからないモヤモヤさも楽しめるので良かったです。
    また、途中からこの世界に引き込まれます。

    少し変わったミステリ小説を読みたい方にはおすすめです。

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    2024年11月12日
  • そして誰もいなくなるのか

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    ネタバレ

    特殊設定が過ぎるな。
    うーん、自分と同じ状況の人を殺したとしても、死は回避されないし数実、寿命が伸びるだけだで殺す意味があるのかと思うんだけど、そーゆー理由かぁ。
    亜紀の方はまだわかるんどけど、にしても亜紀の設定がずるい気がする笑
    まんまと騙された。
    けど私にはそれが面白いとは思えなかったなぁ。

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    2024年11月10日
  • そして誰もいなくなるのか

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    とある犯罪でせしめたお金を掘り出すために車で現場に向かっている4人の男が事故に遭い死んでしまう。死神によって、記憶を持ったまま死ぬ1週間前に戻されるが、その仲間が1人ずつ死んでいく──という特殊設定ミステリ。

    1週間前に戻されたとはいえ、死ぬことは確定している。
    しかし、他の3人が期日前に殺された場合、その分の寿命が殺した人間に加算されるというシステムが肝。

    誰が殺したのかというフーダニットの謎も勿論あるが、全員死亡する未来は変えようがない上、最大でも1ヶ月弱しか寿命が伸ばせないのに他の人間を殺す意味はあるのか?あるとしたら、その理由とは…??という、ホワイダニット物である。
    ホワイダニッ

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    2024年11月04日
  • そして誰もいなくなるのか

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    ネタバレ

    勝手に密室型殺人ミステリだと思っていたが、意外にも主人公が最初に死ぬという驚きの幕開けだった。
    主人公の名前が筆者と同じなのも、何か意味があるのだろうと思っていたが、なるほどうまい!…この小説は出来上がって世に出回っているが、実は筆者は既にこの世にいないのかもしれない…と思わせてくる。

    死ぬ前の一週間に急に戻っても、普通、小松たちの様に普段の生活を送ることなんてできないと思う。4人とも肝が据わっている。私だったらどうにかして死なない様に画策を練ると思う(が、結局、大きな力によって死ぬのだろうな…)。
    死神も他人の生存日数を加算できることについて、わざわざ言わなくて良かったのに。どう考えても死

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    2024年10月27日
  • そして誰もいなくなるのか

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    久しぶりにゾワゾワっとするミステリーで、
    楽しめた。

    でも、最後に向けて
    ちょっと安っぽい感じになって
    いっちゃったのが、とても残念…。

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    2024年10月19日