けーりん(唐仁原けいこ)のレビュー一覧
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まかせ方が分からず、つい自分一人で抱え込んでしまう——そんな私にとって、けーりんさんの書籍は大きな気づきを与えてくれるものでした。
私は責任感が強いゆえに、人に任せることに抵抗がありましたが、本を読み進める中で、「まかせることもまたリーダーの責任である」という視点に心を動かされました。
特に印象に残ったのは、けーりんさんが提唱する“四つのステップ”です。まかせる前の準備、期待の共有、フォローの仕組みづくり、そして成長を支える関わり方——この流れは、私自身の課題にそのまま当てはまる内容でした。
これからは、このステップを実践しながら、自分一人で抱え込まず、周囲の力を信じて任せていきたいと思います。責任感の強さを弱点ではなく強みに変えるための、大切な学びをいただきました。 -
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誰とも戦わずに人の力を借りまくって成功する生き方、自分だけで最終的にみんなが得する考え方をする人、これが戦略的に良い人と呼びます。戦略的に良い人と言われるのは、人間関係が飛躍的に良くなりますし、仕事がサクサク進みます。周りに喜ばれ、応援されて夢が叶うようになるのです。残念ないい人と言うのは非常にもったいないのです。
競争が苦手な人は視点を変えてみましょう。自分を引き上げてくれた人たちへの最大のお礼はわかりやすい結果を残すことです。自分たちの作る数字が誰かの役に立つと思って、いつでも良い数字を作ることに集中しているのです。まず誰を先に勝たせるかを考える。つまり、自分が勝とうとするよりも勝てそうな人が足をするのを手伝う方が戦力的であり、良い人にもなれる。敵を作らないし、感謝しかされません。
少し昔の話ですが、1950年代に韓国と北朝鮮の間で朝鮮戦争が行われました。この時にアメリカは韓国を大々的に支援していましたが、日本はさらにそのアメリカの影に隠れて支援をしていました。そのおかげで、日本は戦争特需による経済発展を遂げ、国際社会から批判を受けることもなく、復興に邁進することができたのです。かなり政治的かつ社会的な話にはなりますが、このように自分自身が直接戦うよりも、勝てそうな相手に支援すると言う行為がノーリスクハイリターンなのです。
自分の目立とうとするのではなく、全体の利益を考えられる人は絶対に必要とされます。競争が苦手な人と団体戦で取り組むべきなのです。メンバーの誰が先に勝てば組織全体が勝ち多くの人が得にできるかを考えます。仲間や関係者の利益を考えると、大きく稼げるのです。
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戦略的いい人 残念ないい人の考え方
著:けーりん(唐仁原 けいこ)
戦略的いい人とは
「誰とも戦わずに、人の力を借りまくって成功する生き方・働き方をする人」「自分だけでなく、みんながトクする考え方をする人」である。
自分はすごくならなくても、得意なことをしているだけで、周囲に応援されて、成功も出世も幸せな家庭も人生は思いのまま。そんな魔法みたいな成功の秘訣が「戦略的いい人」になるメソッドである。
このメソッドを身につけると、まず人間関係が飛躍的によくなる。そうなると人の力を借りられるようになる。仕事がサクサク進み、収入もあがる。しかも、まわりに喜ばれ、自分の仲間もファンも増えていく。
本書の構成は以下の5章から成る。
①いい人が報われないのはもったいない
②戦略的いい人で人生急上昇
③仲間と楽しむチームワーク
④楽しさも売り上げも膨らむ組織づくり
⑤戦略的いい人のお金の使い方
いい人への努力の最善方法が書かれている一冊。
いい人であっても自分軸であり、自分のために本質的に自分のためにいい人になる行動を行っている人は、本書でいう残念ないい人なのかもしれない。
視点を変え、矢印の向きと矢印の数を変えるだけで、戦略的・相手からみいい人への変換は容易にできる人も多い。相手を高める、相手とその先にいる相手を意識したサイクルを回すことでその行いは自分にも徳として戻ってくる。
戦略的という言葉は打算的に聞こえるかもしれないが、相手を思い、相手のために利他の心で動く戦略は誰しもが幸せになる。方向性を整えるだけで、ガラッと生き方も捉え方も変わる。
そんなプラスの恩恵を多くの人が受けて高め合える組織であった欲しい。 -
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ネタバレあらすじ
「頼まれると断れず、自分ばかりが損をしている」「周囲に気を遣っているのに、なぜか正当に評価されない」――。本書は、報われない優しさで疲弊する「残念な『いい人』」から、周囲に応援されながら成果も手にする「戦略的『いい人』」へとシフトするための思考法を体系化した実践書。著者は、ただ嫌われたくない一心で引き受ける我慢は、相手のためにもならず関係性を歪めると指摘する。「自分を満たした上で他者に貢献する」「断るときは感謝を伝え、相手の目的を叶える代替案を出す」「相手が本当に求めている成果に先回りして貢献する」「自分の強みや役割を明確にしてギブする」など、自己犠牲を排し、自分も相手も共に豊かになる循環をつくる具体的な知恵を説き明かす。
所感・深掘り
「優しさは素晴らしい美徳だが、戦略や境界線を持たない優しさは、自分をすり減らし組織の停滞を生む」という痛快な本質を突きつけられ、日々の人間関係や役割の引き受け方を深く省みさせられる一冊だった。
特に深く腑に落ちたのは、「残念な『いい人』は他人の機嫌を取ろうとし、戦略的『いい人』は相手が本当に求めている目的を達成させようとする」という決定的な違いだ。責任感が強く真面目な人ほど、頼まれごとを抱え込んでしまい、結果として本来注力すべきコアの仕事や自分の心身を犠牲にしてしまいがちになる。しかし、本当の貢献とは都合のいいイエスマンになることではない。まず自分自身の軸とコンディションを整え、その上で「相手の真の課題を解決するために何ができるか」を冷静に見極めて差し出す。この健全な境界線を持つことこそが、長期にわたって価値を提供し続けるプロの姿勢なのだと痛感した。
また、「誰にでもいい顔をするのではなく、応援したい人や共通の志を持つ仲間にエネルギーを集中投下する」という選択と集中の視点も胸に刺さる。すべての要望に応えようとすれば、エネルギーは分散し、誰に対しても中途半端な関わりになってしまう。自分の役割と強みを自覚し、組織の要として最も波及効果の高い場所に温かな心配りを届けること。これは職場のマネジメントにとどまらず、後進の育成やチームづくりにおいて、指導者が自滅することなく持続可能な指導体制を築く上でも極めて重要な指針だと感じる。
嫌われないための自己犠牲をやめ、自らの足元を整え、関わる人と共に栄える知恵を持つこと。
日々の気遣いや頼まれごとに追われて疲れを感じている人はもちろん、周囲との信頼関係を深めながら、無理なく最大の成果を引き出したいすべてのリーダーにとって、生き方と働き方を軽やかにアップデートしてくれる良書だ -
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たぶん私の性格や環境だからフィットしたんだと、腹落ち度が高かった。
内容的には人と人を繋げる橋渡し役に徹することで組織なりが好循環化したり良いことになるとのもの。
私は「なんでそんなに優しいの?」「もっと厳しく言えばいのに」と思われるタイプ。ギバーにまわることが苦ではない。ただ、言われたままにするだけではなく、目的なりが明瞭であることが確認出来た案件に限る。
そういう考えの人間には著者の考えがとてもマッチする。
仕事が滞留するのはひと同士や組織同士の間隙に落ちるポテンヒットが多かったりする。そのときに大事なのがブリッジ(橋渡し役)なのだと。
そして、組織がうまく回り出すと、目標やビジョンをしっかり語り、上から指示を出さずに頼ってお願いする。
これマジ共感。当然、経験や考えることが好きな者からすれば、理想の像を思い描くことは容易かったりする。ただ、ひとりで出来ることは限られているわけで…自分より優れているひとをうまく駆動源とし遠くへ跳ぶ組織へですね。
「自分が育てたら自分以上にはなれない」当たり前やけど気づきにくいし、育てることに躍起になるべきではないとの気づき。確かに私自身は上司を結構シャッフルされたが、それぞれの良いところどりの気持ちでいる。
意外と皆さんの評価が低いようだが、この類の本では、久しぶりにバイブルのひとつに出来そうなほど共感できた。 -
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会社で出世する人はお客様か上司か経営者を幸せにしている
事業で成功する人はお客様、関係者、一緒に働く仲間を幸せにしている
相手の目的を先に果たしてあげて自分の目的も果たすのが戦略
B視点、ブリッジの視点、Bポジ
先出しのGIVEでほしいものが手に入る
返報性の原理
勝てそうな人が圧勝するのを手伝う方が戦略的で
敵もつくらないし感謝しかされない
巨人の肩に乗せてもらった人の共通点
①組織に貢献
②懐に入る
③頼まれごとに応える
④信頼されて重要なことをまかされる
⑤周囲から納得を得る
まずは上手なリアクションから
大きなリアクション
感謝はみんなの前で具体的に伝える
人望のある人は誰かがミスをした時もその人を責めない
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戦略的いい人は
・成功するとは、頑張るのではなく、夢中になる
(頑張っているときは我慢している。
まず自分を満たそう)
・「成功したいなら、自分が頑張るんじゃない。いかに人の力を借りるかが全て」
・協力者が現れるのはB視点(ブリッジの視点)があるとき
例)
◆人と人をつなぐ。人とモノとをつなぐ。
◆人や組織の価値を言語化する(T-UPする)
◆組織全体の成功を考えて行動する。
◆上司(未着)や部下(参加者)が発言しにくいことを代弁して橋渡しをする。
◆誰かがシュート(成約など)しやすいようにパスを出す役割をする。
・相手が喜ぶことを先に出す
・①受け取りを拒否しない
②喜んで感謝する
・手柄を人に渡す
・「自分が育てたら、自分以上の人にはならない」→できる人にお願いする
★「どうしたらいいと思う?教えてほしいな」のスタンスで隙を見せる=相手もいいやすくなる
・不満や愚痴が出そうになったら
①自分がやると決めたことを思い出す
②食べ物の力を借りる(話をしてもらう、聞いてもらいやすくする)
・巨人の肩に乗る(影響力のある人の力を借りる)
1組織に貢献する
2懐に入る
3頼まれ事に応える
4倍頼されて重要なことをまかされる
5周囲から納得を得る
・人の成長につながるのは、いい環境といい人間関係
・「なんでわからないの?」
「ここまで言わないとだめ?」と相手にイライラしたときは
→「自分のように考えられる人って少ないんだ!」
「これができる人って重宝されるんだ!」
「そこを教えてあげれば仕事になるかも」
とビジネスチャンス、人間関係が円滑になると考える
・お金を使うときは、回収思考で
=人が喜ぶことにお金を使う
内部の人に還元できるようにする
ex)コミュニティで記念パーティー…一緒に仕事したいという人まで現れて求人効果も
・本当に自分がほしいものにお金を使う
→次は稼ぐエネルギーが湧いてくる
・時間、快適さ、疲れ予防に投資を -
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感想
◯独りよがりの頑張りよりも人を幸せにした方が人生うまくいく。確かに、頑張りを評価するのは他人だし、報酬をくれるのは組織や社会。
◯人やモノをつなぐ「Bポジ」は新たに出会った言葉。Bポジに徹するとこの人いい人と喜ばれそう。Bポジのアクション:紹介する、価値を言語化する、全体の成功を考えて動く、言いにくいことを代弁する、シュートしやすいパスを出す
◯明確な期限がないと後回しになることは何度も経験してきた。後回し防止のアクション:考えたらアポをとる
要約
1.《戦略的いい人》の考え方
誰とも競わずに、人の力を借りながら成功を目指す姿勢が大切。成功とは「頑張る」ことよりも「人を幸せにすること」に基づく。そのためには、戦略的に相手が喜ぶことを優先し、自然と協力者を増やすことが必要。
2.「頑張る」より「夢中になる」
人生がうまくいくのは、何かに夢中になっているときであり、必死に頑張っているときではない。「頑張っているのに報われない」と感じたら、自分が誰を幸せにできているかを見直すことが重要。
3.「ブリッジ視点(B視点)」の活用
成功には、人と人、モノをつなぐ「橋渡し役(Bポジ)」が不可欠。相手の目的を先に果たすことで、自分の目的も達成される。「自分ができないことは、できる人をつなぐ」など、他者の自己重要感を満たすことで信頼と協力を得る。
4.受け取り上手になる
「いえいえ」と断らず、感謝を持って受け取ることも戦略的いい人の大事な要素。喜んで感謝を表すことで、相手も心地よくなり、より良い関係が築ける。「ありがとう」や「嬉しいです」といった言葉を習慣化する。
5.リーダーシップと行動のスピード
カリスマでなくても、「とりあえず、すぐ決めて、早くやる」ことで人から尊敬される。早く決断し、即行動することで信頼を得る。失敗を恐れず行動し、その結果を素直に共有することで周囲の支持を集める。