佐藤舞(サトマイ)のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
やりたいことをこなせずいつも時間がないので(涙)、時間術の本は定期的に読みたくなります。
本書はインスタでアップされていたレビューを読んで興味が湧き手に取りました。
時間術の本、ともいえるけどそれ以上に人生を充実させる本でした。私は若くはないけど、今の年齢でも読んでよかった!
生産性アップのための時間術の代表はタイムボクシング(タスクを時間割に落とし込む)。
実際効果はあるけれど、実務的な効果にしかなりません。
それ以外の自己啓発系のテクニックも結局、浪費するな、重要なことに時間を割け、に尽きます。が、実際には時間は自分の意志ではコントロールしきれません。だから私なんかはすこーしづつ改善されつつも何十年も時間が足りない、と思っているわけです。。
本書は時間コントロールの方法論がメインはなく、認知的アプローチで自分を自分で気づき、受け入れ、重量なことに取り組むというサイクルを重視しています。
また、方法論でも集中力のコントロールが大事、締め切りがあるおかげで集中力が出るなどと言われ、そうだよね、と深く納得。
更に、価値観を明確にして目標に集中することがどんな方法論より効率的で継続的だと説明があり、
そしてその価値観とは、人生のコンパスのようなもので、価値観に沿って行動することが人生を充実させる重要なポイントになるから、言語化しながら自分の価値観を見つけてゆく作業工程も丁寧に解説されていました。
価値観とは例えば「西を目指して旅をするようなもの。西という場所に到着することではなく、西に向かってすすむこと」ですって。
その価値観に沿った目標を立てて進んでいくのですね。。
私自身は大それた目標はないけれど、自分の価値観、理想的な状態はわかるから、言語化してそれを忘れず、それを基準にすれば非効率な行動はしない、はず(笑)
がんばろー -
Posted by ブクログ
読んで感じたこと
この本は、最初は時間をうまく使うための本だと思って読み始めたが、実際には「何に時間を使うべきか」を問い直す本だった。忙しさの正体を、単なる時間不足ではなく、本当に向き合うべきことから目をそらす回避行動として捉えているところが印象的だった。読んでいくうちに、時間管理の話というより、自分の生き方や価値観を見直す本だと感じた。
印象に残ったこと
特に印象に残ったのは、人生の「死・孤独・責任」という考え方だった。人はこの3つを直視したくないからこそ、SNSや雑務、先延ばしに逃げてしまう、という説明には強く納得した。時間を浪費してしまうのは、怠けているからだけではなく、不安や現実から逃げようとする心の動きがあるからだと分かった。これは、普段の自分の行動を考えるうえでもかなり大きな気づきだった。
学んだこと
本書では、価値観に沿って行動することの大切さも繰り返し語られていた。気分が整ってから動くのではなく、自分にとって本当に大切なことを明確にし、その方向へ少しずつ行動することが重要だと感じた。ACTやCBTの考え方も紹介されていて、感情を無理に消そうとするのではなく、認知や行動を整えることで人生の流れを変えていく発想が面白かった。単なるポジティブ思考ではなく、現実を受け止めたうえで動く姿勢が大事なのだと思う。
自分への問い
この本を読みながら、自分自身も「忙しい」と言いながら、実は何かから逃げているのではないかと考えた。時間の使い方は、そのまま生き方の癖でもある。だからこそ、記録を取り、自分が何を回避しているのか、何を大切にしたいのかを見直すことが必要だと感じた。読み終えたあと、ただ知識が増えたというより、自分の生活を少し立て直したくなる本だった。 -
Posted by ブクログ
本書を読んで、日々、使える時間は沢山あるのに、たいして重要ではない用事を自ら作って、「あれこれ忙しい。だから仕方ない。」と自分に言い訳しながら過ごしていることに気付かされた。
不安やストレスから逃げるために時間を消費するより、限りある人生の時間を有意義に使っていけるように、自分の価値観を明確にして、それに沿った行動をしていきたいと思った。
[覚えておきたい事]
☆ 人は避けられない人生の3つの理(死・孤独・責任)から生じる不安(ストレス)を避けるために、間違った選択をし、その選択が正しいと自分にウソをつくことで時間を浪費している。
☆本書では「有意義な時間の使い方」を、自分の人生の舵を自分で握ることとその覚悟、そして智慧を手に入れ、人生の3つの理(死・孤独・責任)を受け入れながら、自分の人生をコントロールしていくこと、と定義し、その為には3つの理に対する不安に向き合う事が大切だと説いている。
☆人は傷つきたくないから、不安を誤魔化す為に自分に嘘をつき代替の行動に逃げ、それを自己正当化しようとする(自己欺瞞)。そして他人の価値観に迎合し、未来の不安を消す気晴らしに時間を使ってしまっている。
☆ お釈迦様が「人生は苦である」といったように、最新の心理学研究では「私たちが苦しみ悩むのは通常のことで、心理的な苦痛そのものを消すことはできない」という前提で、心理的な苦痛との適切な付き合い方を習得することにフォーカスしている。
☆嫌なことを考えないようにしようと思ったり、ネガティブな人に前向きなことを言うと逆効果になる。また、幸せでない状態の時に無理に笑顔を作ったりポジティブな自己洗脳をしようとすると、本心と行動に自己矛盾が生じて落ち込みやすくなる。
☆ 時間(人生)の使い方における、先人の智意⇩
[後悔する時間(人生)の使い方]
・自分で変えられないことで悩み続ける
・富や名声など、外発的な動機で動き続ける
・苦痛を避け、楽な選択をし続ける
[充実する時間(人生)の使い方]
・自分で変えられることに集中する
・自分の価値観など、内発的な動機を大切にし、行動する
・ストレスを自身の成長の糧にする
☆認知、感情、行動、身体反応は連動しているが、自分でコントロールしやすいのは認知と行動。
認知行動療法で偏った認知を修正して、「体験の回避」(不安や恐怖などネガティブな体験をさけようとすること。例:テスト勉強しないといけないのに掃除する。上司にトラブル報告しないといけないのに忙しそうだから後にしようと自分を正当化する。)をせずに、怖くて行動できないことを小さなトライから少しずつ始めてみる。
☆スマホでゲームやSNSに没頭する時は新しい情報が入ってくることで報酬系が刺激され気持ちよく感じるが、それは幸福感や充実感ではなく一時の不安を埋めてくれるだけ。過剰なドーパミン活性化は認知の歪みを引き起こしやすく、さらなる漠然とした不安感が増す。
☆ 人生の3つの理(死、孤独、責任)から逃げるアプローチはうまくいかない。回避行動をとるのではなく、自分がコントロールできることに目を向け、主体的に行動しよう。主体的に行動するには、自分の本心(価値観)を明確にする必要がある。
☆ 確固たる自分というものは存在しない。
「諸法無我」この世に存在する全てのもの(諸法)は、これ(我)というものはない、という意味。この世に存在するあらゆるものは、独立して存在するのではなく、お互いが因縁によって、今、仮に成り立っているだけ、という状態で、常に移ろい変わっていく。
☆ 自分自身の価値観の追求は、自己実現(他と分離された高揚感や優越感が得られるだけ。うまく実現できないと他者との比較で苦しみ、無力感や孤独感を抱きやすい。)とは似て非なるもの。
「自分」にこだわらない状態で、どのように自分の価値観を見つければいいのか、イメージしやすい例えでいうと、「今ここに存在する自分が、自分の子どもだとしたら、どのように接するか。何を大切にするように伝えるか。」と考えること。
☆ 人生を有意義に過ごすには、価値観に合った目標設定をすることが大切。目標設定は、「目的」「目標」「手段」の3段階で行う。
①「目的」価値観(進む方角)。本当はどうありたいか、何を大切にして生きるか。
②「目標」中間ゴール(目に見える到達点)。価値観に沿った目標。
③「手段」行動(到達するための経路)。自分と約束する日々の習慣。
定期的に見直して柔軟に入れ替えることで、より本質に近づくことができる
☆ 「価値観に沿った目標達成」に取り組むのが難しい場合は、ポジティブ感情(心理学の3行日記)とネガティブ感情(客観的な出来事→感情→ストレスレベル)の感情日記を、毎日か週に1回つけてみる。自分を客観視し、言語化するレベルが上がり、じぶんのことがわかってくる。 -
Posted by ブクログ
本書の主題はお金というよりも、むしろ幸福論である。そう捉える方が腑に落ちる。「あっという間にお金はなくなるから、それぞれの幸せの形を探そう」という提案が、本書の真髄であると感じた。
タイトル詐欺かと言えば、決してそうではない。著者自身のお金がなかった頃の壮絶な実体験が、説得力と価値を底上げしているからだ。
内容に関して。
恐怖への向き合い方がロジカルで分かりやすい。
恐怖を明確化し恐怖への向き合いを大枠で「Fight(闘争)」「Flight(闘争)」「Fleeze」に分類している。
年収と幸福度の相関関係(700万円以上の年収増は必ずしも幸福感に結びつかない)や、真の富裕層は贅沢な消費をしないといった定説、さらには幸福の分類についても触れられている。
年収と幸福度の相関で700万を超えても幸福度が上がる人もいるという研究もある。
本書では相関がある人もいるがない人もいる。個人の問題といっている。
個人的には年収との相関ではなく自己決定や自己肯定との相関関係と考えている。
年収が上がるに従って、自分で決められることが多くなったり、自己肯定感を得やすくなったりということが結果に反映しているのだろう。(エビデンスはないので個人の問題とするのはそれで正とも考えられる。)
基礎的資本を集中的に投下し、様々な分野に再分配しながら、資本を大きくしていく動きは示唆的である。
橘玲氏の著作に親しんでいる読者にはお馴染みの内容かもしれない。橘氏が提唱する「3つの資本」を、より細分化したような構成である。
この分野の書籍に初めて触れる20代であれば、新鮮な感覚で読み進められるだろう。
AIによる定型文が増える昨今において、著者の文体の癖が滲み出るような一冊は貴重である。読ませる技術や文体という点は評価できる。 -
Posted by ブクログ
反省すべきは、
早めにやっておけば良かった。
ではなく、
もっと集中すべきだった。
幸福度は所得の高さに比例するが、1100万が上限。
幸福度を決定する要因は、健康、人間関係につぎ、所得や学歴より自己決定(周囲との比較)が強いから。
(人間関係は確かに重要で、「嫌われる勇気」などでアドラーも悩みのほぼ全て人間関係で説明できると書かれていた。アドラーの思想も熟読されてるだろうと思って読んでいたら後にアドラーが出てきた。)
死を覚悟した患者に共通する後悔で、正直な人生や、友人と連絡続ければ、はあるが、もっと稼げば良かった。はない。
コーヒー飲む人は肺がんになりやすいというデータがあるが、無関係。コーヒー飲む人にタバコ吸う人が多いだけ。
成功者は朝型のイメージだが、実際はバラバラ。
向いてるかは、人による。
アドラーの、全ての悩みは人間関係。というのは、本当は自分は誰かに必要とされたいという本心。(アドラーは他人は関係ないという思想)
心配事の80%は起こらず、更に16%は準備で対応可能。よって96%は起こらない -
Posted by ブクログ
ネタバレ人生は短いのではなく浪費している。人間は生きている意味を見出せなくなると他人からの承認が欲しくなる。①死、②孤独、③責任。①変えられないものと変えられるものを区別せよ、②人生に対して主体的に参加せよ(幸福度を高める「意図的な行動」とは、人に親切にする、家族や友人との人間関係を育てる、体を動かす、感謝の気持ちを表す。)、③人生に苦は必要である(努力のパラドクス。ホルメシス。)。人はついつい心理的な制約や過去の経験によって自分の能力や可能性を制限してしまう。人を動かす唯一の方法は相手の自己重要感(自分は他者から大切な存在として扱われているという感情)満たすことである。人は自分を重要な存在であるとして敬意を払ってくれる人に対しては、好意や信頼を感じる。心配事の96%は実際には起こらない。確固たる自分というものは存在しない。自分の価値観とは、今ここに存在する自分が自分の子供だとしたらどのように接するか、ということ。価値観とは自分がどのように世界と関わっていきたいかという意図。つまずいたのは誰かのせいかもしれない。けど、立ち上がらないのは誰のせいでもない。描こうとするものを知るには描き始めなければならない。(まとめ)①避けられない闇(死・孤独・責任)と向き合う、②闇を照らす月(かりそめの平穏)に惑わされない、③太陽(価値観)を見つけ、自分の人生に主体的に関わる。
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Posted by ブクログ
なぜ時間を浪費するかを考察する本
【内容メモ】
・大概の無駄な時間は、3つの理の逃避行動である。(死、孤独、責任)
・「死と太陽は直視できない」=死(3つの理)、太陽(価値観)は目をそらしたくなる
・ネガティブな事象の後に無理やり笑顔やポジティブに考えるのは効果なし。
・不安などの思考回路は、原始時代からの備え付きなので、コントロールできるものではなく、うまく共存して生きていくしかない。
・エビデンス、科学的根拠は、必ずしもそうではなく、一定の条件下でしか発動しない。観察研究<ランダム化実験<メタ分析、システマティックレビュー(複数の実験結果を複合的に調査する)
【所感メモ】
・自分の価値観を明確に言語化することが大切であるという本。少し筆者の思考が整理されず羅列されることが多く、読みにくさはあり。
・3つの理からの逃避行動はなるほどなと感じた、特に自分の選択による責任を避けることが自分には多く感じる。他責思考と簡単に言うが、意外と大事なことだと気付けた。また、孤独も、人は元来一人であるという考えが周囲にはない人もいると感じる。行動の押し付けなど、そのあたりは喧嘩などではなく、俯瞰して見れるようにしたい。 -
Posted by ブクログ
タイトル怖い!
ほんと、あっという間に死ぬかも!
人生の残り時間が気になる還暦前の私は、ビビりながら読んだ。
でも、内容は若い人向けかな?
人に左右されない価値観や、人生の目的、目標、それを実現するために手段を考え、時間を有効に使おうという本。
まあ、参考になったけどね。
最後の方のワークに答えると、これまでボヤーっとしていた人生の目的、これからの目標、それを実現する手段がわかったかも?
それを週一でチェックするといいし、途中で、目的、目標が変わってもいいと。
これといった目標がない人へのアドバイスもある。
自分だけの価値観の見つけ方で参考になったのが
あなたのお葬式で、家族や友人からどんな人だったと言われたら嬉しい?ってやつ。
私は、「○○さんは、なんだか、いつも楽しそうにしてたね〜。」がいいかも。
残りの人生、ヘラヘラ楽しく生きられたらそれでいいか。