佐藤舞(サトマイ)のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
認知行動療法の手法を、歎異抄、ハイデガー、鬼滅の刃、芦田愛菜など幅広い引用元から展開していて飽きずに読めました。
ワークの中に著者自身の事例が具体的に書かれてあってわかりやすかった。私も子供の頃は漫画家になりたかったが、周りのもっと絵が上手な友人を見たり、著者同様,何かのコピーをしているだけだと気づいて次第に夢から遠のいた経験を思い出して懐かしくなった。そこから,0から1ではなく、作品への批評的なものに面白みを感じ始めるところもなんだか、私と同じルートを辿っていて、オタク気質なところに親しみを感じた。
蛇の寓話の事例もよかった。助けたいから助けだだけの人と、助けてもらったものの、蛇として -
Posted by ブクログ
本書の主題はお金というよりも、むしろ幸福論である。そう捉える方が腑に落ちる。「あっという間にお金はなくなるから、それぞれの幸せの形を探そう」という提案が、本書の真髄であると感じた。
タイトル詐欺かと言えば、決してそうではない。著者自身のお金がなかった頃の壮絶な実体験が、説得力と価値を底上げしているからだ。
内容に関して。
恐怖への向き合い方がロジカルで分かりやすい。
恐怖を明確化し恐怖への向き合いを大枠で「Fight(闘争)」「Flight(闘争)」「Fleeze」に分類している。
年収と幸福度の相関関係(700万円以上の年収増は必ずしも幸福感に結びつかない)や、真の富裕層は贅沢な消費を -
Posted by ブクログ
ネタバレ人生は短いのではなく浪費している。人間は生きている意味を見出せなくなると他人からの承認が欲しくなる。①死、②孤独、③責任。①変えられないものと変えられるものを区別せよ、②人生に対して主体的に参加せよ(幸福度を高める「意図的な行動」とは、人に親切にする、家族や友人との人間関係を育てる、体を動かす、感謝の気持ちを表す。)、③人生に苦は必要である(努力のパラドクス。ホルメシス。)。人はついつい心理的な制約や過去の経験によって自分の能力や可能性を制限してしまう。人を動かす唯一の方法は相手の自己重要感(自分は他者から大切な存在として扱われているという感情)満たすことである。人は自分を重要な存在であるとし
-
Posted by ブクログ
なぜ時間を浪費するかを考察する本
【内容メモ】
・大概の無駄な時間は、3つの理の逃避行動である。(死、孤独、責任)
・「死と太陽は直視できない」=死(3つの理)、太陽(価値観)は目をそらしたくなる
・ネガティブな事象の後に無理やり笑顔やポジティブに考えるのは効果なし。
・不安などの思考回路は、原始時代からの備え付きなので、コントロールできるものではなく、うまく共存して生きていくしかない。
・エビデンス、科学的根拠は、必ずしもそうではなく、一定の条件下でしか発動しない。観察研究<ランダム化実験<メタ分析、システマティックレビュー(複数の実験結果を複合的に調査する)
【所感メモ】
・自分の価値観 -
Posted by ブクログ
ほんと、あっという間に死ぬかも!と、還暦前のわたしはビビりながら読み始めたけど、若い人向けかな?
人に左右されない価値観や、人生の目的、目標、それを実現するために手段を考え、時間を有効に使おうという感じ。
まあ、若くないけど参考になった。
最後の方のワークに答えると、これまでボヤーっとしていた人生の目的、これからの目標、それを実現する手段がわかったかも?
それを週一でチェックするといいし、途中で、目的、目標が変わってもいいと。
これといった目標がない人へのアドバイスもある。
自分だけの価値観の見つけ方で参考になったのが、あなたのお葬式で、家族や友人からどんな人だったと言われたら嬉し -
Posted by ブクログ
ネタバレ今年は時間の使い方について考えてみようと2026年に入って1冊目に読んだ本です。ギクっとさせられる話や、なるほど!と思う考え方がある一方で、結局どうしたらいいんだろうと自分の中で理解するのに難しく、2回読みました。
テーマは"時間"、流されるままの人生から、自分で方向を決める人生にするためにはどうしたらいいのかについて書かれています。
生きる意味や目的があればと思うが、明確なものが見えない。自分にとっての重要なことややるべき優先順位が分からない。そんな方に向けた自己啓発本です。
-------
私的なまとめ
・人間は意味があって存在しているのではなく、存在がまず先にあって、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「自分の価値観を明確にし、それに沿った行動をしていく事が大事。向き合わなければいけない本質から目を逸らし、それでいいんだと言い訳をすることに時間を使う事が、人生の浪費。」
なるほどなぁと思うものの、自分の価値観を明確にするのが難しい。第3章を読んでもちょっとピンと来なかった。「本当の自分はどんな人間なのか、という問いは良くありません。今ここに存在する自分が、自分の子どもだとしたら、どのように接するか、と考えることです。あるいは自分のお葬式で、あなたはどんな人だと紹介されたら嬉しいですか?」とあったので、そういう切り口から考えてみるのはありかも。私には少し時間がかかりそうだ。
そして、「自分 -
Posted by ブクログ
・著者は、人が「お金が足りない」と感じ続ける状態を「足りない病」と定義し、それは収入の多寡ではなく認知や習慣の問題だと指摘する
・人は収入が増えても生活水準を無意識に引き上げる「ラットレース」に陥りやすく、結果として常に不足感が残る構造になっている
・SNSや広告による他者比較が欲望を刺激し、「本来不要な支出」を正当化してしまう点が問題の核心とされる
・「足りない病」の本質は、絶対額ではなく主観的満足度の低さにあり、いくら資産があっても満たされない状態が続く
・著者はまず「自分にとっての十分」を言語化することを重視し、生活コストの最適ラインを明確にする必要性を説く
・支出は「浪費・消 -
Posted by ブクログ
タイトルから、私が勝手に想像していた内容と少し違いました。よく見たら筆者さんは30代。同世代もしくは20代の方々向けなのでしょうか。もちろん、その他の年代の方たちにも響くところはあると思います。冒頭の「たった20分じゃ何もできない」の思い込み。小学校の20分休みって意外と長かったなー、と思い出しました。また明日にしよう、また今度きちんと予定に組み込んで、、と思って先延ばしにしていた事を今、はじめてみようと思ってるところです。そして本書は、哲学者たちの名言や他の本の引用・紹介されているので、いくつもの知的好奇心がぽんぽん膨らむ感じであります。また読みたい本がどんどん増えてしまいました。
「人