佐藤舞(サトマイ)のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
社会人になって数年経つ。仕事は頑張っているけどなんか満足がいかない、休日があっという間に過ぎていく‥。
こんなんで20代が終わってしまうのかな、と思っていたので読んでみた。
読んでよかった。なぜ今の生活に満足感がないのか、ヒントになった。
実験のデータや哲学者の言葉をもとに、時間の浪費とは何なのか原因を説明し、充実した人生を過ごすにはどうしたらいいかを説明してくれている。
苦を避けて別の行動をすることで正当化しないこと、変えられるところは自分で変えること、自分の価値観を明確にすることが大切。
本の中で、自分の価値観を深掘りする章が出てくる。
うまく言語化できなかった。まずは、自分の価値観 -
Posted by ブクログ
「死と太陽は直視できない」という言葉がある。
人が直視できないものは、①死、②孤独、③責任の3つらしい。
でも、これを避けてるから、時間の使い方を間違えてしまうんだとか。
「私はこう生きる」「私はこれに生きる」って決めない限り、生きる目的や意味なんてない。
そう言われて、なんとなくハッとした。
「なんで私はこの世界に生かされてるんだろう?」って考えることはたまにあった。
でも、「私はこう生きる」なんて深く考えたことは一度もなかった気がする。
今、自分の考え方や周りの環境が少しずつ変わってきてるのを感じる。
もしかしたら、今が「私はこう生きる」って決めるタイミングなのかもしれない。 -
Posted by ブクログ
なんのために生きてるのかなぁとぼんやり思っていたところで答えなんか分からなくて、
それは自分で決めるんだ、と今更ながら考えた。
価値観:人生のコンパス
本当はどうありたいか、何を大切にしたいか。
それぞれの価値をどのように解釈し、重視し、生活に組み込むかを示す具体的な枠組み。能動的な行動。
単語ではなく文章で表す。
≠ゴール、好きという感情、幸福、べき論
人生の、目的、目標、手段
目的:価値観、進む方向
目標:目的の方向にある、目に見える到達点
手段:そこまでの経路、日々実践できる習慣的な行動
と、ここまでは分かったのだけれど例として書かれていた著者の目標と手段が個人経営者すぎて自分のよ -
Posted by ブクログ
ネタバレストレスから逃げようとしている自分に気づく
不安だということに気づく
自分のことをの理解度は10%から15%程度
自分のことを理解していると
幸福度が高い
賢明な判断ができる
良い人間関係を、築く
今ここに存在する自分が、自分の子どもだとしたら、どのように接するか
人々が他人を助ける際には、相手の本性や状況をよく考える必要がある
世の中の大事なことはたいていめんどくさい
「ストレスがかかること=自分が本当にやりたいことではない」という認知の歪みに気づく
禁煙をきっかけに人生を立て直した人
彼女の劇的な変化は禁煙から始まった
キーストーンハビット
週に一回目標設定
やらないことを、決める
弱い -
Posted by ブクログ
数多ある時短テクの本ではなく、生き方の本質を問う本。大きく心に残ったことが2つあった。
①時間の使い方ではなく、集中力にフォーカスする。「早めにやっておけばよかった」ではなく、「もっと集中すべきだった」。創造的な仕事に集中力は欠かせないが、それは時間的な制約がなければ上げにくい。それに寄与する締め切りのおかげで集中力が出る。
② 自分の人生の舵は自分で取る。そのためには、価値観に合った目標を設定する。そのための目標設定は、「目的」「目標」「手段」の3段階で行う。
目的:自分自身の価値観(進む方向)であり、本当はどうありたいか、何を大切に生きるのかの軸になる。
目標:目に見える到達点であり、価値 -
Posted by ブクログ
ネタバレ1章 人生の浪費の招待を暴く
・生産性up:フィルタードの時間術10
タイムボクシング: 1日のタスクだけではなく、時間割を作る
時間術本、自己啓発を読んでも解決しない3つの不安がある
・直視出来ないもの=人生の3つの理
-死
-孤独
-責任
エーリック・フロム:人間は生きている意味を見い出せなくなると他人からの承認が欲しくなる
←向き合わないと自己欺瞞を産む
・人生の浪費の正体:向き合わなければいけない本質から目を逸らし、自己欺瞞で言い訳をして時間を使う
・幸福感: 健康→人間関係→自己決定
⚠️有意義な時間の使い方: 自分の人生の舵を自分で握ることと、その覚悟、知恵を手に入れ、3つの理を受 -
Posted by ブクログ
YouTubeで人気のサトマイさんが書いた本で、人生の時間浪費をテーマとして、時間を浪費するものの正体を定義し、どのように向き合うかについて書かれている。万人が悩む時間浪費をテーマにしており、興味を引きつけられる内容であるが、古くから書き尽くされた哲学色を感じる難しいテーマである。本書の問題提起や解決策等が全体として本題からずれているように思え、よくある自己啓発本の一つとして独自の個性を見いだせなかった。しかしサトマイさんらしく統計や科学的なエビデンスを使って論理的に書かれており、部分部分で切り取ったエピソードなどは、興味深い内容がいくつかあった。