ベンジャミン・スティーヴンソンのレビュー一覧

  • ぼくの家族はみんな誰かを殺してる

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    語り手が書く著作を読んでいる体裁のメタ構造で、その語り口がだいぶ軽くてコミカルなのが前半はしっくり来なかったが、後半からの謎解きと伏線回収は一気に読める。

    「しっかり読めば読者にも犯人が推理できる」古典ミステリのセオリーにのっとって書かれているので、あとから振り返ると伏線が多数散りばめられていて
    コメディタッチの展開と語りの中にふわっと隠されている事実もあって、読み終わると納得の構成だった。

    「これ、いるかな?」と思わなくもないくらい色んな仕掛けがてんこ盛りだけど、なんとか上手にまとまっていて自分は楽しく読みました。

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    2025年10月16日
  • 真犯人はこの列車のなかにいる

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    主人公の一人称視点で語られる、思わずくすりと笑える軽妙なやり取りが魅力。それぞれに専門分野を持つ作家が登場することで、物語が膨らんでいく。
    物語は独立しているが、前作を回想するシーンがところどころあるので前作を先に読むことが推奨される。

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    2025年10月14日
  • 真犯人はこの列車のなかにいる

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    アーネスト・カニンガム・シリーズの二作目。前作の
    『ぼくの家族はみんな誰かを殺してる』の続編とは知らず、こちらの作品から読んでしまいましたが、一作目の大きなネタバレはないので、この作品からでも楽しめました。
    主人公のアーネストが"信頼なる語り手"として、あらゆる場面で感じたことや思ったことを饒舌に語りながら事件の謎を解いていきます。
    物語の後半の謎解きはとても面白く、これぞ王道の謎解きだと感じましたが、アーネストの語りが個人的にあまり好みでなく…。ユーモアがあり、物語全体がわかりやすく説明されているため、読みやすくはありましたが、イマイチ物語に入り込めなかった作品でした。

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    2025年10月11日
  • ぼくの家族はみんな誰かを殺してる

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    ネタバレ

    主人公・アーネストの父は35年前に警官を殺害したことで世間から白い目で見られていた。そんな家族が9人が冬のロッジに集まったが、そこで見知らぬ男の遺体が版権される。疑心暗鬼が募る中、第二の事件が発生する。
    筆者である主人公の視点で、ミステリーのメタ的な視点を混ぜながら進行していくところがとても面白かったです。”みんな誰かを殺してる”というインパクトがあるタイトル、海外ミステリーの複雑さもありながら、伏線回収とどんでん返しが終盤に一気に襲い掛かってきてとても気持ちよかったです。”みんな誰かを殺してる”というタイトルから、後ろめたいことを隠しているのかと思いきや、結構無理やりだったり、明かされないこ

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    2025年10月05日
  • 真犯人はこの列車のなかにいる

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    今まで読んだことのない独特な語り口で、読み始めはなかなか慣れず読みづらく感じていた。しかし、物語が進むにつれてこの本の世界に入りこんでいた。読み返したくなる場面が多く、最後の最後までわからない展開。結末まで非常に楽しめる作品だった。

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    2025年10月03日
  • ぼくの家族はみんな誰かを殺してる

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    フーダニットの、ザ・王道ミステリーだけど、ファミリーヒストリー的な一面もあって、面白かった。語り口が絶妙。オーストラリアってこうなんだ!みたいな文化の違いは感じなかった。雪山なんて、どこも一緒か?

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    2025年09月16日
  • ぼくの家族はみんな誰かを殺してる

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    好きなタイプの謎解きもの。本国では有名なコメディアンの方が書かれてると知ってびっくりしたけど、そういえば日本にも物語が作れたり演技ができる芸人さんわりといるよなあ。

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    2025年09月05日
  • ぼくの家族はみんな誰かを殺してる

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    ネタバレ

    俺みたいな不出来な読者でもそうなんだから、ある程度ミステリーを読んでる人なら分かる、タイトルが伏線になっている系…とは言え、核心の謎解きからは離れているので大きなネタバレにはつながらない。

    冬のレジャー施設に閉じ込められた一家(無人島物になる)には、過去に大きな事件があり、その結果人間関係が一筋縄ではいかなくなっている、そして連続して人が死に始める。

    怪しいヤツが怪しい行動をするのだが、その行動に理由が分かり始めると、理由が分かってないヤツが犯人なんだろうな?って予想はする。特にミステリー慣れしてないヤツはそうするが、そういうクセを逆手にとって、しかも反則技は使わず(何しろノックス10か条

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    2025年08月30日
  • ぼくの家族はみんな誰かを殺してる

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    なんかずっと読者煽ってくるな〜笑と思いながら読んでた。なんとなく読みにくかった。
    本格派というよりマダミスのノリ。

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    2025年08月15日
  • ぼくの家族はみんな誰かを殺してる

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    最後の結末には「えっっ!」と声が出た。全てが伏線になっていて徐々に繋がっていく感じが面白い!!

    続編があるらしいので日本で発売したら読みたい

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    2025年07月30日
  • ぼくの家族はみんな誰かを殺してる

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    まず最初にノックスの十戒の表記があり、文中にも何度も言及される。フェアを強調しているのだろうが、何回も言及されるとかえってここは?とか思ってします。
    全体的にはそういう文章が入ったりすることもあり、特に終盤までなかなか読み進みにくかった。
    特に父親の事件については何かわかったようなわからないような。結局誘拐事件の写真は誰が撮った?どうやって手に入れた?
    ノックスの十戒については解釈によればギリギリセーフだろうけど程度かな。
    面白くなかったわけではなく、次作があるようなので期待。

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    2026年02月02日
  • 真犯人はこの列車のなかにいる

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    オーストラリア大陸縦断鉄道で開催されるミステリー作家を集めたイベントに招かれた人々。列車ないで起こった殺人事件を、イベントに招かれた作家の1人である主人公が解明していく。
    ミステリーの王道を示しながら、主人公のプロポーズもからめ、テンポよく、そしてアクロバッティック(?)ストーリーが展開していきます。
    作者にとって2作目との事。1作目を読んでいないので、今度読んでみよう。

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    2026年01月31日
  • ぼくの家族はみんな誰かを殺してる

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    ネタバレ

    ものすごく濃厚で込み入った家族の歴史。それを丸ごと咀嚼したような読後感だった。

    母、継父、義妹、元兄嫁、元妻、叔母、叔父、兄。海外ミステリによくある、本筋とあまり関係がなさそうな脇役たちの個人的なエピソード。この物語では、それがほとんど伏線になっていて、何度も戻って読み返した。割れた卵の殻の一部分のように、少しずつみんなが重要なエピソードを持っているのだ。
    連続ドラマとして映像化したら、すごく面白いんじゃないかと思った。

    小説全体が主人公アーネストの書いた小説だという形式になっているので、語り手が頻繁にメタ視点に引き戻してくるのだが、この話に限っていえばそれがかえって良かった。現実として見

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    2026年01月14日
  • ぼくの家族はみんな誰かを殺してる

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    宇垣美里が薦めていたから手に取った。それだけ。
    洋物はどうして読みにくいのだろう。なかなか頭に展開も人物も入ってこなくて困った。
    その割になぜポワロはずっと好きなのかは謎。
    もっと丁寧に読んだら布石にも気づいたのだろうが…。日本が舞台だったらまた違ったのか…?

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    2026年01月02日
  • 真犯人はこの列車のなかにいる

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    今度の舞台はオーストラリアを縦断する豪華列車ザ・ガン。好みの問題だと思うけど、私にはやっぱりちょっと読みにくく、入り込んだと思った時はもう推理の場面だった。解決したと安心していたら、最後でちょっとヒヤッと。ちょっと笑ったのが、『犯人の名前がこれから135回出てくる』と書いてあったこと。読みながら数えている人はどのくらいいるんだろう。

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    2025年12月16日
  • ぼくの家族はみんな誰かを殺してる

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    海外ミステリー部門の上位にランクインしている一冊ですが、まあ読みにくい!訳の問題なのかなんなのか。主人公アーネストの視点で進み、一緒に犯人や真相を追っていくのであの人か?この人か?と推理しながら後半はあっという間だった。

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    2025年12月12日
  • 真犯人はこの列車のなかにいる

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    ぼくはアーネスト・カニンガム。まだ駆け出しのミステリー作家だが、きたる推理作家協会主催の50周年イベントになぜか招待された。豪華列車でいく3泊4日の旅には錚々たる作家たちが招かれていて、ぼくは肩身の狭い思いだったが、そのうちの一人が旅の最中、殺害されてしまう。作家陣はもちろん、一般客も誰もが怪しく、何やら秘密を抱えていそうななか、やがて次なる殺人が起こり……。

    前作「ぼくの家族はみんな誰かを殺してる」はあいにく未読。舞台の一部を訪れたことがあるので、読んでみた。饒舌な書き手による本格ミステリといった感じ。

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    2025年12月10日
  • 真犯人はこの列車のなかにいる

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    なかなか物語が進まず、殺人が起きたのは全体の1/3くらいを過ぎたあたり。アーネストはページ配分を言ってたけど、どうなの?遅いよね。もうちょっとなんとかしてくれたら事件後の展開は面白かったのに、残念。

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    2025年12月02日
  • 真犯人はこの列車のなかにいる

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    豪華列車にのる駆け出しのミステリー作家が…
    という事で、ミステリーの処方等色々な蘊蓄を披露してくれる。折々にミステリーの蘊蓄を披露してくれるが、私はそのたびに熱中して読むのに水をさされる。私にはちょっと合わなかった。

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    2025年11月07日
  • ぼくの家族はみんな誰かを殺してる

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    なぜか没入できなくて、最初と最後「事件の被害者と犯人の動機とトリックが分かればオッケー」という消化試合みたいな読み方をしてしまった。主人公の「僕」があまり好きじゃなかったのかも?一人称が「私」なら読めたかも?うーん。
    クローズドな雪山の雰囲気は良かった。

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    2025年11月07日