ピーター・ブラウンのレビュー一覧

  • 守れ 野生のロボット

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    野生のロボット三巻目の本書は、期待を裏切らないわくわくする本だった。内容は愛する島が環境汚染にあってしまう、今までより広い世界の話題になっている。手に汗握る後半のお話しが面白いのは、このシリーズの特徴だが、中盤も海に生きる不思議な生物との出会いが描かれ、読者の注意を逸らさない。特に生き物に対する畏敬の念をロボットのロズが抱くことが、効果的に人間の限界、自然の偉大さを表すことになっている。ロズと一緒になって、海底を歩いているような気持ちになった。三巻とも丁寧な日本語訳が素晴らしい。

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    2025年09月30日
  • 守れ 野生のロボット

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    わたしが思うに、おちこんでいるときに読んだらいいと思います。すごく感動しました!ロズは映画や、本は、すべて読んでいます。わたしの中でもすごく好きなのでぜひ読んでください!

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    2025年08月26日
  • 帰れ 野生のロボット

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    野生のロボットの続編です。(野生のロボットを読んだらこの作品もすごく気になって読まざるを得ないと思います。続編というより後編という感じかも?)思った以上にハラハラドキドキの大冒険で、面白かったです。さらなる続編の『守れ 野生のロボット』も読みたいと思います。

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    2025年08月14日
  • 帰れ 野生のロボット

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    これは勿論「野生のロボット亅の続編です。

    映画の中では極簡単にしか触れられていなかった、ロズがふるさとの無人島に帰るまでを描いています。

    ある意味、無人島で生活することよりも無人島に帰る方がはるかに困難なことでした。

    帰るまでの想像をはるかに越えたロズの困難、途中で再会した息子のガン、キラリも加えた冒険の数々。一作目よりも面白いと言っても過言ではありません。

    子ども達、そして子どもの心を持つ大人達にお薦めです。

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    2025年03月22日
  • 野生のロボット

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    表紙を見て読んでみたけど面白かったです。
    やっぱり1人では生きていけないということや見た目では判断しちゃいけないということを教えてもらいました。
    映画化されるということでもう1回読んできます!

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    2025年02月24日
  • 帰れ 野生のロボット

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    『野生のロボット』を読んだ時もそうだったが、なぜかロズの気持ち、動物たちのことを思うと涙が出てくる。人間が忘れてしまったとも思えるピュアな気持ちに、読後満たされるのだ。前作に比べて本書は、人間の子どもたちかロズをいかに助けられたか、子どもたちも充分力があるのだという、エールが込められていると思う。もし自分がそのぐらいの歳だったら、よしがんばろうと思えるのではないか。いや、もうそんな歳はとうに越えたが、自分も捨てたもんじゃないと行動を起こそうと思えるのが、本作のおもしろいところではないか。

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    2025年01月01日
  • 野生のロボット

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    野生の中で生きるためにはあらゆる感覚を研ぎ澄ませ、常識でない考え方をしなくではいけないと思うが、そういった柔軟性に欠けると思われるロボットが、あらゆる困難に立ち向かいながら生きて行くというストーリー。

    実は私たち人間も本能に従って深く考えもせず、機械的に生きている部分はあるし、頑なで柔軟性に欠ける部分がある。物語はロボットの生き様を描いているが、そういった共通性からいつのまにか深く物語に自分ごととして引き込まれてゆく。最後は共通性以上に「実直さ」という忘れ去ったものを思い出させてくれて、心からロボットと野生の生物たちにエールを送りながら読んでいた。

    細かく章が分かれているので、読書から遠ざ

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    2024年05月20日
  • 野生のロボット

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    ロボットが野生動物と生きていく

    あらしの夜、一体のロボット「ロズ」が野生動物たちの暮らす島に流れ着いた。そこでロズは、動物たちを観察し、生きていく術を学習していく。そんなある日、ロズがふかさせたガンのひな「キラリ」が、ロズを「ママ」と呼び始め……。

    「うちは変わった家族だね。でも、ぼくはけっこう気に入ってる」

    ロズとキラリが「家族」として心を通わせていく様子、当初ロズを「怪物」と呼んできた野生動物たちと友情を育んでいく様子に感動した。

    自然界とロボットの両方に関心を寄せてきた著者ならではの作品。さまざまな動物たちの習性を生かした描写がきらりと光っている。

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    2023年12月20日
  • 野生のロボット

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    小学生へお薦めの児童書です。
    一話一話が細かく区切られているため、本を読むことに身構えてしまうようなお子さんでも最初の1ページを読めば自然と興味を持ってくれるはずです。
    ゲーム好きなお子さんも、この本の展開に夢中になって読書を楽しんでくれるといいな。
    心を持つロボットに優しさと未来を感じて欲しいです。

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    2023年10月29日
  • 野生のロボット

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    最初は動物たちに恐れられていたロボットのロズ。雁のヒナ・キラリを救い、親代わりとなったことで動物たちとの関係性も暮らしも変化していく。

    ロズとキラリ親子の会話や暮らしは見ていて微笑ましいし、心がポカポカしてくる。
    そんな二人を見守り、少しずつ心を開いていく森の動物たちとのやり取りもいい。

    これは間違いなく良書♪
    子どもが小学生のときに出会えてたらなぁ。
    ロズの肩にとまるキラリのイラストを見ると自然と笑顔になる。

    ロボットと動物との交流・絆を描いた物語ですが、それだけに終わらない。「人間」「ロボット」「自然・動物」の関わりや共存についても問われているようで、児童書だけどなかなか深い。

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    2023年09月18日
  • 野生のロボット

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    船に積まれている荷物。
    航海中に嵐が来て船が難破してしまう。
    下へ
      下へ
        下へ
    船はどんどん沈んでいく。
    中の荷物のうち、たまたま5つだけ海の上に浮いた・・・が、4つは島にぶつかって砕けてしまう。
    もう一つも同じように砕けそうになったが、ちょうど波が来て島に打ち上げられた。
    少したち、海辺のラッコたちが箱の中身を漁ると、中にはツルツルしたものが入っていた。
    最初は警戒していたラッコたちだが、動かないとわかると色々いじり始めた。
    すると、1匹のラッコが頭の後ろにある何かを押した・・・瞬間に何か音がし始めた。
    ラッコたちにはわからなかったが、
    「こんにちは。わたしはROZZUM(ロッザ

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    2022年03月04日
  • 野生のロボット

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    優れた童話は、大人の読み手に色々な問題提起をしてくれます。こうゆうファンタシーとてもいいですね。ワシは大好きです。翻訳も秀逸。作者の方に感謝です!

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    2020年02月09日
  • 帰れ 野生のロボット

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    ネタバレ

     「野生のロボット」の続編、というよりほとんど後編。私は間を置かずに正編と続編を読むことができたが、この二冊の出版に三年の隔たりがあることを考えると、さぞや当時の読者はやきもきしたことだろう。そのくらいこの続編には価値があり、この二冊を合わせて一つの物語が完結したと言える。

     細かく章が分かれていることに変わりはないが、一つ一つが正編よりもやや長めに構成されている印象(それでも十分に読みやすい)。それも、物語に熱が入ったがゆえにぶつ切れなくなった感じを受けるので、自然読者としても応えるように集中力が高まる。加えて、物語が無人島から人間社会へと舞台を移し、登場人物(や動物)がぐっと増えると同時

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    2025年09月20日
  • 守れ 野生のロボット

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    環境問題のことなどが上手く織り込まれており、とてもよく練られていて、ロズのハラハラドキドキの冒険と困難に立ち向かう様が面白かったです。

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    2025年09月06日
  • 野生のロボット

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    他の方のレビューを見ると、映画化もされているようですが、映画は観ていません。中盤までは結構淡々と進んでいきましたが、終盤に向けてハラハラ展開になり、続編もとても気になります。

    児童書で、漢字もそれなりにひらいてはいるものの、言葉づかいや語彙はそこまで易しくはなかったように思いました。

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    2025年08月12日
  • やせいのロボット ~むじん島のロズ~

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    『野生のロボット』という単行本があり、絵本も出ていたので、絵に惹かれて読んでみました。こちらは単行本の内容を短くまとめた作品だそうです。単行本のほうも読みたいと思います。

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    2025年08月09日
  • 野生のロボット

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    映画「野生の島のロズ亅を見たので原作に興味を持ちました。

    映画のロズはやや出来すぎで突っ込み所も多数あったけど、この原作「野生のロボット亅はもっとリアルな野生のロボットを感じさせてくれる作品になっています。

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    2025年02月26日
  • 野生のロボット

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    ネタバレ

    AIで野生の生活を学ぶロボット。心も持ち、最後は人間を利用する事も考える。
    最初は島の動物たちと仲良くなる事ができないが、がんの子を助けた事で交流が生まれやがては島になくてはならない存在になってゆくという話。いろいろ考えさせられる。、

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    2024年05月21日
  • 帰れ 野生のロボット

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    「野生のロボット」の続編にして完結編。
    (まだ続く可能性はあるかも)

    島から回収され、息子のガン•キラリや仲間たちと離れ離れになってしまったロボット•ロズ。修繕され、中古品となったロズはある農場主に売りわたされる。妻を亡くし、片足が不自由になった農場主に代わって農場の一切の管理を任される。それでもロズは、島に残してきた仲間たちやキラリに会いたくて仕方がない。ロズに馴染んだ農場の子どもたちは、何とかロズを島に帰してあげようと計画を立てる。そんなある日、鳥たちの噂が広まったおかげで、農場にガンの群れがやって来た。そのリーダーになっていたのは…。

    ロボットが動物の家族を持ち、様々な動物や人間と意

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    2024年03月02日
  • 野生のロボット

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    嵐の夜、無人島に流れ着いた一体のロボット。島に住む動物たちは怪物を見るような気持ちで、ロボットに近づきません。一人ぼっちのロボットは、動物たちを観察して、言葉を交わす能力を身につけます。野生化し、島の中を探検して歩く中、死なせてしまったガンの一家。たった一つだけ残された卵から孵った子を、必死に育てるロボット。母親がわりになったロボットを、沢山の動物たちが助けてくれるようになります。出会いと別れが繰り返される中、ついにロボットを回収する使命をもつ者たちが現れて…。

    超科学的な製法で作られたロボットが、大自然の中で野生化し、生き物たちと交感していく姿はある意味SF的であり、手塚治虫や石森章太郎ら

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    2024年02月28日