ピーター・ブラウンのレビュー一覧

  • 帰れ 野生のロボット

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    ネタバレ

    修理してもらったが、島ではなく、農場で働くことになったロズ。
    なおったのはよかったけど。。
    農場の牛とのかかわりも、こどもたちのかかわりも、やさしいロズならではで、素敵なお話だった。

    モロボ博士もかっこよかったー
    ロズとキラリをみんなの待つ島に連れて帰ってくれてありがとう!と私もお礼を言いたくなった。

    ロボットと人間ではなく、ロボットと動物の交流のお話。
    素敵なお話でした。

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    2022年05月19日
  • 野生のロボット

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    無人島に流れ着いたロボットと、無人島に住む動物たちのお話。
    仲良くなるのはなかなか難しいが、動物たちの言葉を理解して、仲良くなっていくロズ。
    がんの卵をかえして、キラリを育てることになった。
    ロズがロボットに思えない。本当の母親のようにキラリに接している。
    そして、動物たちもそれを応援する。

    キラリが南の海に渡った後の冬がとても寒かったが、ロズが火をたいてあげ、動物たちをあたたかく過ごせるようにしてあげる。
    ロボットだからできること、自分ができることで恩を返している。
    自分の存在意義を「わたしはみなさんのお手伝いをするためにいるのかもしれませんね」とロズ。
    心に染みる言葉。

    しかし最後が、

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    2022年05月19日
  • 野生のロボット

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    全く期待せずに読んだのにめちゃめちゃ良かった。
    まじで!
    めちゃめちゃ良かった。
    ロボットが動物と仲良くなる物語と聞いて、しかもこのリアリティのかけらもない絵を見てうっすら予想するファンタジックでゆるふわな子供だまし感は、完全にゼロとは言えないと思うけど、読み進めるにつれてそんな些末なことはどうでも良くなってしまった。
    少なくともゆるふわでは全く無かった。
    ロボットファンタジーの装いをした、命と友情と正義を真摯に描いた激アツ物語だったし、実は深く広く設定されたSFへの入り口も感じる。
    のどか森の動物会議みも感じる。

    もしこれが最初に修得した擬態と演技の賜物だったら切ないな。
    結局心はないわけ

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    2022年04月11日
  • 野生のロボット

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    やっぱりロボットというと自走しないといけない。更にはAI。そして無限エネルギー。
    こうなると動力系では無敵なので、後は性格だけだけど、これが最高に性格が良いと来ているんだから、まぁ無敵でしょう。チートとというか。
    そんな人類の夢と希望というか、欲望と煩悩が詰まった存在が、自然界でも受け入れられるというのは、ある意味必然と言えるのではなかろうか。
    しかしこのご時世でもライフル持って鳥を撃つおっさんがいるというのが、アーミッシュ的な、時代に流されない格好良い大人として認知されているのかもしれない。奥が深い。

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    2022年03月02日
  • 帰れ 野生のロボット

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    人工知能ロボットのロズは、農場で働いているが、ふるさとの無人島に帰りたい気持ちを押さえられない。
    渡りの途中で立ち寄ったガンの息子キラリと共にふるさとへ向けて脱出する。追ってからの逃避行がドキドキ。
    ガンの子どもを育てたロボットのことは鳥たちの間では有名になっていた。鳥は渡りをしなが、うわさ話もしてる設定が笑えた。

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    2021年09月23日
  • 野生のロボット

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    人工知能ロボットのロズは、輸送途中の事故により無人島に流れ着いた。そこで生きていくため野生動物から学んでいく。
    ガンの子どもキラリを育てることになり、子育ての仕方をまわりの動物に教わり、みんなに認められていく様は人の親と重なる。その一生懸命さにホロッとなる。
    野生の中で人工のロズは異物だったが、受け入れられていくその過程は多くの示唆に富んでいる。

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    2021年09月23日
  • 野生のロボット

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    『野生のロボット』ピーター・ブラウン作・絵、前沢明枝訳
    思いがけず野生のロボットの母性に共感。ロボットが人のいない森でその「命」をまっとうするなら、どうなるだろう?不器用なロボットの試行錯誤に、カナダ移民した頃の22歳の自分を重ねた。ロボットと動物たちが教えてくれる「家族」のかたち。#読書 #翻訳

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    2020年12月07日
  • 野生のロボット

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    野生動物にふれて学習していくロボット。
    そして、ガンの雛に出会うことで感情が芽生えていく様子が本当に感動的でした。
    ちょっと悲しいラストだけれど、キラリにまた会えるといいなぁ。

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    2020年07月04日
  • 野生のロボット

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     みんなと繋がれることって素晴らしいことで、人脈って大切と思った。
     心温まるけど、現実もしっかり見せてくれる本でした。

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    2020年02月17日
  • 野生のロボット

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    ロボットは、人間のために働くようにプログラムされていた。しかし、ロズは、無人島で自然や動物について学び、島の動物たちと仲良く暮らしながら、生あるものとしての心を育んでいく。
    高学年向けファンタジー。

    2018年刊

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    2019年09月03日
  • 野生のロボット

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    子どもが必ず夢中になる本。と、帯に書かれていたが、大人にもオススメです。読後はホッコリ。前半部分は緩やかに進み後半部分はハラハラドキドキ最後は少しホロリとする場面もあり、小学生高学年ぐらいから読んでもらいたい本です。私としては、今話題のプログラミングについても考えさせられる内容でした。なるほど野生の動物は天然のプログラミングを持ち合わせている。そしてA I時代への警鐘なのか、作者はそのようなつもりでかいたのではないかもしれないが、ロボットの良い面と怖い面が描かれていて、これから大人になる子ども達には是非読んでもらいたい。しかし、最近このような本を読む子どもが減っているような気がするのは、私だけ

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    2019年08月09日
  • 野生のロボット

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    ネタバレ

    映画が面白かったので、原作を読み始め。
    章が細かく分かれていて、読み聞かせがしやすい。
    動物たちと絆を深めていくプロセスが映画よりも丁寧に描かれている気がした。
    本作は、ロズが自ずからの意思で、修理をしてもらうために島を離れるところで終わっている。
    映画はキラリの成長にスポットを当てているが、
    オリジナルは、ほかのロボットとは違う、「野生」というところを強調し、
    自然や他の動物たちと関係を結びならがら生き抜いていくというところがテーマになっている気がする。

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    2025年10月06日
  • 守れ 野生のロボット

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    人間との関わりが多かった2巻が一番好きだ。この3巻目では、ロズが海底から地上に至る、地球の下から上までを黙々と1人で突き進んで行く場面が多かったが、多種多様な生き物が繋がっていることを感じることができた。
    結果的にジャガーノートを暴力で取り除いたことは残念だ。

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    2025年09月02日
  • 野生のロボット

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    ネタバレ

     仕事で使ったので一度丁寧に読んでみようと思った次第。少し前に映画化された模様。アニメーション映えしそうだったので機会があれば映画も観てみたい。

     なんといっても読みやすい。本文は全部で八十の章に分かれており、ご丁寧にそれぞれ副題も付いているが、一つ一つが短めで中には一ページ以下の長さのものもある。細かく章が分かれているおかげで場面や視点の転換が分かりやすく、中断・再開にも心理的負荷が少ない。短時間でいくつもの章を読み進めることができるので達成感もある。本書のターゲット層は小学校中学年から一般まで、であるからして、上記のようなメリットは意図的に設計されたものだろう。

     細かな設定は内容にも

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    2025年08月13日
  • やせいのロボット ~むじん島のロズ~

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    無人島にロボットが漂着する話。
    意外な展開があるわけではないが、絵がきれいなので、読んでいて心地いい。
    終わり方もいいので、子どもと一緒に読むと穏やかな気持ちで眠れそう。

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    2025年08月04日
  • 野生のロボット

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    児童書ならではの、わかりやすい言葉とストーリーで素敵な作品だった。ロボットのロズが優しい。私もこんな人になりたいと思った。

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    2025年07月09日
  • 野生のロボット

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    人もロボットも動物も1人では生きていけないんだね。必要なのは見た目で判断せず、話し合い、相手を思い合う事。
    ラストは哀しかった。

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    2024年05月28日
  • 野生のロボット

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    ROZZUM7134型ロボット、通称ロズは嵐の後無人島に流れ着く

    そこは野生動物たちが暮らす島

    ロズは動物たちから怪物呼ばわれをして仲間に入れてもらえないが、ある出来事(事件)をきっかけに心を通わせるようになる

    本作は、ロボットと野生動物たちの心温まる友情、そしてロボットとガンのこどものちょっと変わった家族の成長を描いた物語

    思春期や気難しい年ごろの子どもはちょっとばかり大変…
    そんな子どもたちを相手に子育てを頑張っているお父さん、お母さんちょっと読んでみませんか

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    2023年09月29日
  • 野生のロボット

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    ロボット運送船が嵐で遭難し、箱に入れられた5つのロボットが無人島に漂着する。4つの箱は壊れ一つだけが島に打ち上げられる。好奇心に満ちたラッコたちがやってきて、箱をいじっているうちにロボットの起動ボタンを押してしまう。そして、ロボットが動き始める。
    ロボット・ロズは、無人島で一人(一体?)動き始める。次の嵐の日に、ロズは強風で木から落ち卵を温めていたガンとその巣を壊してしまう。親鳥と卵も死んでしまうが、ただ一つ残った卵がかえりヒナが生まれる。ガンの雛は、ロズを母親と思い二人は家族として暮らし始める。

    人工知能として野生動物たちの言葉を理解するロズ。冬になると仲間と南へ向かう雛(キラリ)を送り出

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    2019年03月24日