志村一隆のレビュー一覧

  • 明日のテレビ

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    海外の、とある業界についての情報がまとまっている場は意外と少ないので貴重な資料。理解は深められたが新しい発見や腹落ちがあったかというとそれはNO。日本のテレビ業界と海外のテレビ業界の変化のスピードの違いを感じることはできた。

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    2012年05月27日
  • 明日のメディア 3年後のテレビ、SNS、広告、クラウドの地平線

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    ネタバレ

    「コミュニケーション」と「コンテンツ」の定義さえ使い分けられない(IT関連企業に従事しない)我々のような一市民にとっては、情報のボリュームが多かった。十分消化しきれないままになんとか読み終えた。半年読むのが早かったかなという気がした。
    ただ、現在世の中で起きている事象はきっと本書に書かれているような変化なのだと思う。これから10年、30年後を見据えた時に、これからのトレンドや変化の方向性について、知っておくべき情報が得られた。

    ・コミュニケーションとコンテンツ
    インターネット上の情報は、通話やメール、チャットや検索した言葉や何を買ったかなど、人が発するコミュニケーションと、映画や小説、ニュー

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    2012年02月19日
  • 明日のメディア 3年後のテレビ、SNS、広告、クラウドの地平線

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    メディアビジネスとかメディアマーケティングとかの概略を知りたい人,または今後の方向性などを知るのには手っ取り早い本だと思う。若干路線は違うが,宇野さんとか東さんとか濱野さんの本を読んだことがある人にとっては,あまり新しい知見は得られないかもしれない。

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    2012年01月14日
  • 明日のメディア 3年後のテレビ、SNS、広告、クラウドの地平線

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    「メディアの信用は、何が保証するのか?」という節が、特に印象に残っている。
    ソーシャルメディア勃興以前の「正しい情報を貰って」「自分で判断する」という姿勢はもう通用しなくて、「何が正しいか」をまず判断することが必要な時代になっているということ。
    あとメディアビジネスとコンテンツビジネスは、分けて考える。改めてそう書かれると、確かにそうだなと。

    メディア、コンテンツ、ソーシャル、アドテクノロジー、スマートテレビなどについて、それぞれ書かれているが、何となく書籍全体を通しての統一感が無かったのが少し残念。

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    2012年05月23日
  • 明日のテレビ

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    アメリカのテレビ事情の解説書。
    アメリカと日本では、ケーブルテレビの存在感が違う、つまり小回りが効くTVメディアが多いからこそ、今後の生き残りのための施策はどんどんと打たれるだろうと思う。
    そもそも主要テレビ局がコンテンツを作るだけでなく、屋外看板や地下鉄広告など、テレビ以外のメディアに進出しているというのは、初めて知った。コンテンツが触れる場所の全てに関わっていくということか。

    読んでいる間、日本はどうなるのだろう、と思っていた。もちろん、日本のテレビ局は大丈夫か?という意味で。

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    2011年12月11日
  • 明日のメディア 3年後のテレビ、SNS、広告、クラウドの地平線

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    アメリカの事例が延々と紹介されているページが大半ですこし期待外れ。一方で、今後のインターネットビジネスについてコミュニケーションと一般的な情報コンテンツが無料化されて広告モデルに、高度なエンタメだけが有料化されると。これによりコンテンツの周辺で広告ビジネスをしていたメディアは出番が減り、通信キャリアの役割はインフラのみに再構築されると著者は言う。さらにWEBを介した広告ビジネスで価値を持つのは、メディア枠から行動データに変わると指摘するのが面白い。

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    2011年12月10日
  • 明日のテレビ

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    アメリカの事例が豊富で、それを基にテレビの未来を語っている。テレビ局が持っている他の会社にないノウハウの一つを番組編成とし、このノウハウが現実と合っていないと指摘。ドラマ・プロデューサーが、「もっと見られる場所でおれたちの番組を流したい」と言った話しが印象的(P156)

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    2011年12月08日
  • 明日のメディア 3年後のテレビ、SNS、広告、クラウドの地平線

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    ガラケーがスマホに移行していったように
    これからはテレビの進化の時代の幕開け。

    遅かれ早かれぶっ壊れるのに、著作権やらなんやらを盾にする日本の利権主義はどうにかならないものか。

    Huluに続く、黒船映像コンテンツの波に押し流される前に、
    日本もどうにか防波堤案を固め、流されないで欲しい。
    未だに通信と放送の融合とか掲げている、一昔前のジャパニーズ通信業界には無理?

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    2011年10月25日
  • 明日のテレビ

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    ネタバレ

    著者の足で調べた一次情報なので、記載されている内容は貴重。この本以外であまりアメリカのTVCM事情を読んだ記憶がない。ちょうど日本でもHuluがサービスインをしたので、興味を持って読んだ。日本でも地デジ化したことでかえって家庭のテレビが新しくなり、無線LANが普及するなどインフラ面での環境は整ってきているので、そろそろネットを軸にした米国式の競争(コンテンツ→コンテナ→コンベヤへ)になるのでしょうね。

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    2011年09月04日
  • ネットテレビの衝撃 20XX年のコンテンツビジネス

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    2010年11月に発行されているが、こうした本の宿命で、すでにデータが一部古くなっているのはやむを得ない。それでも、テレビビジネスが変革に向かっているのは十分実感できた。
    日本では、広告主体の無料放送が一番大きいため変革がワールドワイドに比べて遅くなるかもしれないが、コンテンツ提供の形態が多様化され、一部にシュリンクされていく気がする

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    2011年03月05日
  • ネットテレビの衝撃 20XX年のコンテンツビジネス

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    ネタバレ

    TVがネットにつながったら・・・ TV先進国であるアメリカの現状から日本のTVを取り巻く環境や経済圏がどうなっていくか占った一冊。

    現状把握や既にオープンになっている今後について、ベーシックに把握するのに最適の一冊。知ってるつもりになって漠然としていたモヤが晴れました。

    高画質ではなく、使い勝手へ。TVにTVコンテンツ以外が流入し、異種格闘技状態に今後ますます突入していくという中、「TVってなんなの?」という本質的提供価値にしっかり目を向けていれるかが結局は重要なんだろうと思います。

    あとは、日米の文化背景・経済背景の違い。広大な土地・個人の志向がマストレンドより重視される個性の国民性・

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    2011年01月13日
  • ネットテレビの衝撃 20XX年のコンテンツビジネス

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    アメリカとかのTV事情についてさらっと書かれている。知っている人にとっては特筆すべきことはなさそうだが、自分はあまり知らなかったので役に立った。

    日米英の広告収入/有料放送収入の比較表はなかなか興味深かった。米英は有料放送収入のほうが多い(世界の常識らしい)。日本は広告収入と有料放送収入が同じくらいで「お、意外と有料放送収入多いんだな」と思ったら、その半分近くがNHK受信料とかww

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    ボクシー
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    アジアではアメリカの番組が放送
    海外ではスカイプTV
    スマートフォンのアプリではキャリアは儲からない
    アフリカでは固定回線を飛ばしていきなりモバイルブロードバンド
    オーバーザトップ:STB

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    2010年12月15日
  • ネットテレビの衝撃 20XX年のコンテンツビジネス

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    Netflix、Google TV、Apple TVなど米国でいよいよ本格化してきたネットTV (OTT: Over The Topとも言う)について幅広く現在の状況を概観した本。この辺りは米国での動きが速い。1年も経たずにここに書いてある情報も陳腐化するかもしれない。

    日本ではいつどういう形で入ってくるのだろうか。

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    2010年11月08日
  • 明日のテレビ

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    『明日のテレビ』というタイトルですが、基本的には米国のテレビについて説明した本。
    「アメリカは、3年後の日本を予言している」と言っているので、それこそが「明日のテレビ」というのが著者の主張。

    CBS、NBCU、Comcast等のケーブルテレビなど米国のTV業界情報や、Hulu、Boxeeなどの情報をざっと見るにはちょうどいいかもしれない。確かにアメリカの方が進んでいる。

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    2010年11月08日
  • 明日のテレビ

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    米テレビ界がどうやってIT・テクノロジーを取り入れているか、を主軸に書かれている。対して日本のテレビ業界の動きは遅く、暗に叱咤激励をしているような内容。レガシーなTVビジネスモデルの延長線上には未来のテレビはなく、新たなコンセプトとやる気が求められると結ぶ。

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    2010年07月18日