あらすじ
地デジどころじゃない、テレビの大変革がやってくる! アメリカのテレビは、インターネットとタッグを組み、可能性がどんどん広がっている。モバイル化、キー局再編、広告無料化、双方向TVで個人にビジネスチャンス……。地デジ化以降、日本のテレビも変わっていくのか? アメリカIT業界に精通する、人気専門ブロガーが解説する。
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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
アメリカでは、テレビドラマは放送時間に関係なくチャットをしながらパソコンやテレビで見られて、好きな番組を集めて自分だけのマイ・チャンネルが作れる。
2011年の地デジ化以降、日本のテレビも変わっていくのか?
アメリカIT業界に精通する、人気専門ブロガーが解説する。
[ 目次 ]
第1章 アメリカに日本のテレビの未来が見える
第2章 テレビにインターネットが合体したら
第3章 日本と違う、アメリカのテレビ放送ってこんな感じ
第4章 新たなテレビの見方
第5章 テレビ局は何で儲ける会社になるのか?
第6章 地デジ移行とモバイル放送の関係
第7章 3Dにかける映画会社と家電メーカー
第8章 これからどうなるテレビ
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
海外の、とある業界についての情報がまとまっている場は意外と少ないので貴重な資料。理解は深められたが新しい発見や腹落ちがあったかというとそれはNO。日本のテレビ業界と海外のテレビ業界の変化のスピードの違いを感じることはできた。
Posted by ブクログ
アメリカのテレビ事情の解説書。
アメリカと日本では、ケーブルテレビの存在感が違う、つまり小回りが効くTVメディアが多いからこそ、今後の生き残りのための施策はどんどんと打たれるだろうと思う。
そもそも主要テレビ局がコンテンツを作るだけでなく、屋外看板や地下鉄広告など、テレビ以外のメディアに進出しているというのは、初めて知った。コンテンツが触れる場所の全てに関わっていくということか。
読んでいる間、日本はどうなるのだろう、と思っていた。もちろん、日本のテレビ局は大丈夫か?という意味で。
Posted by ブクログ
アメリカの事例が豊富で、それを基にテレビの未来を語っている。テレビ局が持っている他の会社にないノウハウの一つを番組編成とし、このノウハウが現実と合っていないと指摘。ドラマ・プロデューサーが、「もっと見られる場所でおれたちの番組を流したい」と言った話しが印象的(P156)
Posted by ブクログ
著者の足で調べた一次情報なので、記載されている内容は貴重。この本以外であまりアメリカのTVCM事情を読んだ記憶がない。ちょうど日本でもHuluがサービスインをしたので、興味を持って読んだ。日本でも地デジ化したことでかえって家庭のテレビが新しくなり、無線LANが普及するなどインフラ面での環境は整ってきているので、そろそろネットを軸にした米国式の競争(コンテンツ→コンテナ→コンベヤへ)になるのでしょうね。
Posted by ブクログ
『明日のテレビ』というタイトルですが、基本的には米国のテレビについて説明した本。
「アメリカは、3年後の日本を予言している」と言っているので、それこそが「明日のテレビ」というのが著者の主張。
CBS、NBCU、Comcast等のケーブルテレビなど米国のTV業界情報や、Hulu、Boxeeなどの情報をざっと見るにはちょうどいいかもしれない。確かにアメリカの方が進んでいる。