せやま南天のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
永井津麦は父が税理士事務所を営んでいて、母芳江も彼女が父と働くと思っていたが、意外にも商社に就職した.しかし過労で商社をやめた津麦が家事代行の派遣会社社員として織野家で奮闘することになり、家庭の中は千差万別であることの実態が面白おかしく表現されており、非常に楽しく読めた.織野朔也は妻が亡くなり、5人の子供がおり、家の中はごちゃ混ぜ状態.夕食を作る材料は冷蔵庫にあり、何故がキャベツがいつも鎮座している.家の状況を会社の安冨に報告し、的確な指示を受けながら次第に家族に入り込む津麦.津麦をカジダイと呼んでいた朔也とも心が通うようになり、キャベツたっぷりのサンドイッチ持参のピクニック.最後に百個の餃子
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Posted by ブクログ
装丁の色合いやデザインに惹かれて購入。
そこまで長くないのでサラッと読めた。
家事はこうあるべき、と決まっていないからこそ難しい。毎日継続してやらなきゃいけないものだし・・・自分でできる、やりやすいやり方を見つけたい。
家事代行サービスで働く主人公の視点からの物語で、考え方など面白かった。
料理が美味しそうで、作る過程の描写なども大好きなので幸せ。
子どもたちの性格が良すぎるというか、そんなにうまく打ち解けられないのでは?とちょっと違和感を感じてしまったり、主人公の母親の気持ちなどがいまいち明かされなかったり気になる点があったので⭐︎4にします。 -
Posted by ブクログ
読み進めていくと、タイトルのクリームイエローの海の意味になるほど〜!と納得。表現の仕方が好きだなぁと思った。
家って、そこで過ごす人にとって、
心地よくて心休まるあたたかい居場所じゃなくちゃいけなくて。
そのために家事ってあるけれど、家事は誰に褒められることも、感謝されることもないし、終わりもなくて。
だけど、一つ一つの積み重ね、たった一度では無理でも、諦めて終わらせてしまわなければ、少しずつ変化が起こる。
『家事はたった一度で、人の価値観を変えてしまうような、劇的なものではない』
この作中の言葉。マイナスな意味ではなくて、むしろプラスに捉えて、今日はこれくらいでいいか!って気持ちで -
Posted by ブクログ
創作大賞受賞作ということで気になって読んでみました!
面白かったです!
わざわざ書くまでもないけれど、家事って特別な資格もいらないし家の中で外側から見えないうえに子どもでできることだから仕事感が薄いけど、立派な仕事なんだよなあ
しかも、終わりがないという点はものすごく厄介
父と結婚して寿退社して家庭に入った母は「専業主婦は永久就職」って言ってたのを思い出しました
物語性も私はすごく素敵だなと思いました!
複雑な家庭の5人兄弟にお父さん
結局大事なのは話すことですね
どんなに想っていても伝わってなきゃ意味はないという…
お父さんが家事代行の主人公に少しずつ家庭の事情を話したり、労ったり、絆が