樋口進のレビュー一覧
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私も以前依存まではいきませんでしたが、スマホゲームで睡眠障害や頭痛を引き起こしてしまいました。自分に対しての戒めのようにこの本を読みました。
何かに依存するということは、つらさや虚無感などから逃れる「現実逃避」のための行為であり、その人が抱える悩みや問題が表面化している。この考えには納得させられました。
スマホゲーム依存はアルコール、麻薬、タバコなどの依存症と同じように脳へ悪影響を及ぼし、長期的な治療を必要とし、再発する可能性があります。
ただのスマホゲームのやりすぎで片付けてはいけないのだと再確認しました。
スマホゲームの市場は拡大傾向にあるので、今後依存症になる人が増えていくと思いま -
Posted by ブクログ
私が以前、住んでいた場所の近くにネットカフェがありました。
外から中を見ることが出来るようになっていて、会社帰りに、店舗前を通ると、
夜中の11時、12時に関わらず、多くの若い人が夢中になって、キーボードを動かしていました。
彼らの表情は、なんといいますか、一点を集中して、声を掛けられる雰囲気ではない感じがしました。
私は、SNS中毒、ネットゲーム中毒ではありませんが、仕事が終わったり、時間が空いたら、
ネットニュースをよく見ます。気づいたら、何時間も経過していて、
「何て、無駄な時間を使ったんだろう」と後悔することもしばしばあります。
ただ、ぼっっと眺めているだけで、「情報収集」と言う -
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ネット依存にならないための自衛策
スマホにパソコン。
私のもつそれは、どちらもインターネットに接続しており、情報発信も収集も思いのままだ。
今のパソコンにはゲームは入っていないが、昔はシムシティとTower、まきがめ(わかります??)で遊ぶのが大好きだった。
そのかわり、スマホにはいくつかゲームが入っている。
昔から格闘系とRPGは苦手だったし、架空のものに支払うことに抵抗感があるのでアプリはほとんど無料版だ。
けれども、たまに課金の誘惑に惑わされそうな時もある。
先日NHKでネット依存について特集を組んでいた。
番組自体は見なかったが、新聞でも一面で取り上げられていたので本書を読むことにし -
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<まとめ>なぜ、そこまで熱中してしまうのか
【社会的な背景】
◎充実感が得られにくい時代になってきた
↳ストレスの多い社会で現実逃避の時間が必要に
◎とくに働き盛りの世代が疲れ切っている
↳依存になってしまう人は、それまでに苦しい日々を送ってきている
※そのような背景を知っておくことが重要
◎自分の世界に入って安らぐ人も
↳上手く付き合えている場合の人も中にはいる
◎ネットとスマホが手軽なストレス解消法に
↳手間を掛けずに楽しめる
↳手軽なサービスがいっぱいで、いつでもどこでも楽しめてしまう
※これが依存の拡大に関与している
【ネット/スマホの特徴】
◎ゲームやSNSをいつでも楽しめる
↳TV -
Posted by ブクログ
スマホゲーム依存症には様々な特徴があるが、やはり印象的なのは自分自身が依存に気づきにくいのと周囲がその実態を把握しにくい点、また他の依存事例に比べて、とても急速に症状が進行し、抜け出すのに多くの時間が必要となる。
現実逃避ややりきれない思いなど現代の働き盛りの世代で巻き起こっている社会不安がスマホゲームに誘い、スマホゲームに翻弄される時代となっている。
まずは自身がセルフチェックを行い、不安やイライラをスマホゲームで埋めていないか?食事中や家族との会話中も気づいたら長時間スマホに触っていないか?こまめにチェックし、そこから対策防止を考えていく必要がある。
それから、治療のプロセスとしては早期回 -
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ネタバレ
もはやスマホは、私たちの生活から切っても切り離せない、生活の一部となっています。その中でもスマホゲームは、ぐんぐんとその市場を成長させ、注目されています。
スマホを触っているうちに、もうこんな時間になっちゃった…お風呂入って寝よう…
そんなことが日常茶飯事のあなたに読んで欲しい一冊です。
おすすめポイントランキング
第3位「スマホゲームにハマる理由」
もちろんゲームの製作者からすれば、ユーザーを飽きさせずに長く遊んでもらうこと、そして課金してもらうことを望んでいます。
なので、スマホゲームには、甘い罠がたくさん仕掛けてあります。例えば、イベントがあったり、ゲームに終わりがないこと、スマ -
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日ごろ指導している生徒や、自分自身も一度はスマホゲームにはまった身として購入してみました。
スマホゲームにはまる理由。様々な症例、具体的にはどうすれば良いか書かれています。
依存症は否認の病気とも言われています。本書ではスマホゲームをメインに据えて話を展開していますが、お酒や薬物などにも当てはまる部分があり、身につまされる思いをしながら読み進めました。
お医者さんが書かれているので固い内容かと思いきや決してそういったことは無く、とても読みやすく書かれています。
自分自身、あるいは自分の身の回りの人がひょっとしたら依存症かもしれない。と思ったらぜひ手に取ってもらいたい一冊です。様々な悩みもまずは -
Posted by ブクログ
精神科医の著者が,「スマホゲーム依存」と,それからの回復を目指した治療について書かれた本。
「スマホゲーム依存」からの回復の難しさは,インターネット,スマホが生活の必需品になり,それ無しで生活していくことが非常に難しくなってしまったことである。「アルコール依存症」「ギャンブル依存症」の場合,アルコールは摂取しない,ギャンブルはやらない,といった,断って依存から抜け出す方法が取られる。
スマホ依存はグレーであり,ゲーム以外のことでスマホを使っているときに,ゲームからのプッシュ通知があると,それをきっかけにスマホのゲームを始めてしまう。
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